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ライトノベル近況 2/27

現在未読なのは、「クジラのソラ02」、「戦う司書と神の石剣」、「BLACK BLOOD BROTHERS 2」、「されど罪人は竜と踊る3 災厄の一日」、「ボクのセカイをまもるヒトex」、「“文学少女”と飢え渇く幽霊」、「“文学少女”と繋がれた愚者」の、計7冊です。少し減って、また少し増えました。

読了しているのは、「ぼくと魔女式アポカリプス2」、「フェイト/ゼロ」、「抗いし者たちの系譜 再始の女王」、「狼と香辛料4」、「化物語 上・下巻」、「“文学少女”と死にたがりの道化」の、これまた計7冊です。以下に雑感を、簡潔にですが書いておこうと思います。



・ぼくと魔女式アポカリプス2
第1巻の時点で、個性の強いキャラクターが集っていた本シリーズですが、この第2巻では、更に強烈な個性を持つキャラクターが登場する事となります。
主人公へ、挨拶代わりに全力ドロップキック、しかも頭部へのそれを放ち、奇妙な一人称を使い、おかしな言葉遣いをし、自らを「正義の味方」と称する蘭乱爛崎寝々(らんらんらんざきねね)こそがその人であり、同時に第2巻において重要な意味を持つキャラクターでもあります。

物語の方は、第1巻に引き続いての救いのなさですが、第1巻を読んでなお第2巻を手に取ろうと思ったような方なら、むしろお気に召すのではないでしょうか。キャラクターを好きになれれば、文句なしに楽しめる秀作に仕上がっていると思います。



・フェイト/ゼロ
思っていたほどではありませんでした。
と申しますのも、私も含めた多くのTYPE-MOONファンが、「Fate」の名を冠する作品に求めるものは、熱くたぎるような『燃え』であると思うのですが、本著にはそれが思っていたほど含まれていなかったのです。それゆえ、肩透かしを喰ってしまったような印象がありました。
キャラクターや舞台設定についてなどの説明にページの大半を割いており、『燃え』に直結する戦闘シーンなどが、必然的に少なくなっています。ただ、それ自体はシリーズの第1巻という事もありますので、悪いと言い切る事はできません。

この第1巻だけですと、微妙という評価を下さざるを得ませんが、シリーズを通しての評価は、当然ながら現時点では不可能です。つまるところ、続巻に期待という事になる訳ですが、本シリーズは全4巻を予定しており、第3巻の分までは既に書き上げられているそうです。第2巻は3月の発売を予定しているそうですので、近いうちに手にする事ができるものと思われます。



・抗いし者たちの系譜 再始の女王
これにてひとまず完結となるようです。
しかし、少々急き過ぎた感が否めません。そのせいで、終わり方に少しばかりの不自然さを覚えてしまいました。
この世界の物語を、もっとじっくり楽しみたかったという事もあって、これで終わりというのは物足りない感じです。いつの日にか、更なる続編が書き綴られるよう願っています。



・狼と香辛料4
こちらも、別の意味で物足りなさを感じました。
さすがに第4巻ともなりますと、同じような物語の展開には飽きがきますようで、また終盤の展開にもこれまで以上に無理があるように感じられて、正直に申しまして、あまり面白いとは思えませんでした。
問題点となっているのは、ホロとロレンスの関係性が変わらなさ過ぎる事だと思います。2人の距離は、お互いの性格、性質などがうまく絡み合う事で絶妙なものとなっているのですが、第1巻の頃からそれが大して前後していないため、本シリーズ最大の見所である2人の掛け合いが、言うなればパターン化してしまっているのです。私が面白いと感じられなかったのは、そのあたりが原因となっているように思います。
次巻も恐らく買うと思いますので、そこでの巻き返しを期待したいところです。



・化物語 上/下巻
ボケに対するツッコミ役として天性の力量を持つ主人公が、強力なボケをマシンガンのごとく放ちまくるゲストキャラクター達と、互いの尊厳と誇りを賭けた、本気の口先バトルを繰り広げるお話です。ゲストキャラクター達は、古今東西のあらゆる物事をネタにし、思いもかけない角度からのボケを放ってきます。対する主人公には、あらゆる事象に広く深く通じた見識、知識、視野の広さが要求されます。あまりに不利なその戦いを、果たして主人公は征する事ができるのでしょうか。

というようなお話では勿論なく、と言いたいところですが、あながち間違ってもいないあたりが本作品の凄いところです。物語の内容は、タイトル通りの「化け物語り」であり、妖怪や幽霊などといった「怪異」に触れてしまった人々のお話なのですが、そうした本筋と言えるであろう部分よりも、主人公とヒロイン達の掛け合いの方に比重が傾けられているように感じられ、またそちらの方が面白かったりもします。

全体を通して見てもレベルの高い作品ですが、語って欲しかったところが語られずじまいに終わっているのは残念でした。続巻が書かれる事も恐らくはないでしょうし、この点だけはどうにも惜しいと言わざるを得ません。



・“文学少女”と死にたがりの道化
予想外と言っては失礼ですが、思っていたよりずっと楽しめました。
物語の構成が非常に上手く、上げて落としてのペースとバランスが絶妙で、最初から最後までだれる事なく一気に読み切ってしまいました。
お陰で寝不足に陥ってしまったのはともかく、本作はミステリーの要素を幾分か含んでおり、私はミステリーを苦手としているのですが、にもかかわらず、それをまったく気にせず読む事ができました。思うに、ミステリーの要素がエッセンス程度に抑えられているという事と、楽しむ上で謎を意識する必要が殆ど無かった事が、気にならなかった理由ではないでしょうか。

余談と申しますか、完全なる蛇足ですが、本作には非常に優秀なツンデレが登場しています。本著の時点では、デレの部分は殆ど表出しておらず、比率で言えば「ツン9.8:デレ0.2」といった風なのですが、これはまさしくツンデレの黄金比に迫るものであり、ツンデレのエネルギー量は、極めて強いツンがデレに転じた瞬間にこそ最大を記録するという事実もありますゆえに、続巻でどのようになっているのか、楽しみで仕方がありません。
それだけが理由では勿論ありませんが、現在発売されている第2、第3巻も既に購入済みだったりします。早いうちに読んでしまうつもりでいますので、そうしたらまた雑感でも書こうと思っています。



と、今回はこのようなところで。
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ニコニコ動画のサービス一時停止

ニコニコ動画にDDoS攻撃、サービス一時停止

問題となるのは、「誰が」、「何の目的で」という事です。

21日深夜の時点で30台、台数はそれから順次増していき、23日午前5時の時点で3,000台にまで膨れ上がっています。この事から、特定の個人や、企業などの団体によるものである可能性が低い事は推察できます。

特定個人が3,000台ものコンピューターを操る事は難しいですし、30台から3,000台へという大きな割合での台数の増え方から見て、団体による組織的な行動とも考えにくいです。

となりますれば、関係性の薄い第三者同士が、掲示板などを通じて結託し、ニコニコ動画への攻撃を行っている、と考えるのがもっとも妥当と思われます。2chはVIP板で時折行われる“突撃”のようなものと考えると、わかりやすいでしょうか。

さて、行動には何かしらの理由というものがつきものであり、今回のDDoS攻撃にしましても、実行するにあたっての理由というものがあった筈です。
そして、この攻撃によって生じた、あるいは生じる可能性のあった結果によって、何らかの益を得るか、ないしは損失を減らす事のできた「誰か」も、もしかすると存在するのかもしれません。
「理由」と「結果」、あるいはその双方を持つ者こそが、今回の件の首謀者である可能性が高いと思われます。

ですが、現在公開されている情報が多くはないため、それらについては憶測するしかありません。私に限らず、ぱっと思いつく名前は幾つかあるかと思いますが、それらのどれが正しく、あるいは間違っているのかは、今の時点では何とも申せません。
ニコニコ動画のサービス復旧と共に、それらに関する情報の公開が待たれます。

「THE 地球防衛軍2」 二回目

少しずつ進めております。現在は、38番目のミッションを越したところです。
プレイ時間は20時間に達するかというところですが、ミッション達成率は多い方でも未だ18.6%にとどまっています。先はまだまだ長いようです。

さて、このゲームには、「陸戦兵」と「ペイルウイング」という2種類のキャラクターが登場します。

陸戦兵は、実弾系の火気の扱いに長け、戦車やヘリコプターなどの操縦技術も持っているため、それらに乗って戦う事もできます。
また、ペイルウイングに比べて耐久力に優れている点も特徴の1つです。

一方ペイルウイングは、×ボタンを押したままにする事で空を飛べるという点が最大の特徴と言えるでしょう。
また、エネルギー系兵器の扱いにも長けており、接近戦において無類の強さを発揮する光学兵器「レイピア」を使用する事ができます。

陸戦兵がバランスの良さを強みとするキャラクターなのに対し、ペイルウイングは機動性と接近戦に秀でたキャラクターです。この2つのキャラクターをうまく使い分ける事が、ミッションを効率よく進めていくには必要になってきます。

ですが、実際のところ意識してまで使い分ける必要性はあまりありません。どちらか一方だけでも、ミッションをこなしていく事は十分に可能だからです。
そのため、私は主に陸戦兵を使うようにしています。理由は割と適当なのですが、実弾系の武器が好きだからという事と、陸戦兵の方がより「地球防衛軍」というイメージに近いからです。

今ではHPも1,000を超え、HARDも苦にならなくなってきました。ですが、上を見れば「HARDEST」に「INFERNO」という更なる高難易度が待ち構えています。それらを攻略するには、まだ力が足りていないようです。

・オマケ
おじいちゃんの地球防衛軍3 (怪獣退治)
祖父の地球防衛軍3 VS蟻の巣
お爺ちゃんゲーマーによる地球防衛軍3のプレイ動画です。上と下は別の人で、それぞれ他のミッションのプレイ動画も投稿されています。
兎にも角にも、格好良過ぎですお爺ちゃん。

ニコニコ動画 億千万とはるぴったん

閲覧に費やす時間は減りましたが、一日に一回は必ず覗いてしまいます。

ロックマン2 - おっくせんまん Full ver.
ロックマンのプレイ動画に、BGMのギターアレンジを組み合わせたものです。
これが歌詞の存在も相まって、意外なほどに熱い仕上がりとなっています。
既に多くのファンを獲得しており、昼夜を問わず字幕の支援がなされています。また、歌が吹き込まれた亜種も続々と作られているようです。

涼宮ハルヒの憂鬱×もじぴったん「ふたりのもじぴったん」
アニメ版ハルヒのEDフルバージョンに、もじぴったんの曲を合わせた動画です。
これがまた不思議なほどに癒し系。10分弱のループバージョンも作られており、中毒者を増やし続けているようです。

そしてオマケです。
アイドルマスター 三浦あずさ あばれ太鼓
THE iDOLM@STER アイドルマスター あずさ千早
ツッコミどころが多過ぎて、もはや何が何やら。
ひとつだけ言えるのは、あずささんと千早の中の人は物凄い、という事です。

さて、先日ついに我慢の限界を超え、360とアイマスを購入するべく最寄のゲームショップに向かった訳ですが、目当ての360の通常版が売り切れており、入手する事は叶いませんでした。
そこに無ければ諦めよう、と他力本願かつ軟弱な取り決めを予め自分の中でしていたため、これでひとまずはアイマスを諦めた事になります。
ニコ動にアイマスのプレイ動画が投稿される頻度も減ってきているようですし、もうしばらく我慢し続けられれば、この購入意欲も落ち着いてくれる事と思います。…多分。

最近のラノベ状況 2/16

現在読了していて感想を書いていない作品は、「ぼくと魔女式アポカリプス2」、「フェイト/ゼロ」、「抗いし者たちの系譜 再始の女王」の3冊です。
これらに関しましては、そのうち簡単にでも書こうと思っています。

そして未読なのは、「狼と香辛料4」、「クジラのソラ02」、「“文学少女”と死にたがりの道化」、「化物語上巻・下巻」、「戦う司書と神の石剣」、「BLACK BLOOD BROTHERS 2」、「されど罪人は竜と踊る3 災厄の一日」、それに「ボクのセカイをまもるヒトex」を足した全9冊となります。

だいぶ溜まってまいりましたが、その気になれば一週間で読めてしまう量でもありますので、多過ぎるという事もありません。
また、4月に発売予定の「」の続巻を除き、欲しいタイトルも今のところありませんので、新たに購入する事もしばらくはなくなると思われます。順次減っていく事になるでしょう。

「ボクのセカイをまもるヒトex」は、こうまで読む気にならないのなら、最初から買わなければよかったと少し後悔しております。惰性で続巻に手を出すのは、やはりやめた方が良いようです。

そのような訳で、近く発売予定の「殺×愛」と「レジンキャストミルク」の続巻は、ひとまず様子を見ようと考えています。未読の減りが早いようであれば、その時に改めて購入を検討するつもりです。

と、このようなところです。
贅沢とわかっていながら、一日が36時間くらいにならないものかと夢を見てしまいます。

ニコニコ動画 アイマスと地球防衛軍3

ニコニコ動画(β)

どれだけ観ていても飽きません。
時間がもったいない事このうえありませんが、そう思っていても止められないこの中毒性の高さは恐ろしい限りです。

まずアイマスから。

tUNAK M@ster
まったく別の曲と合わせてあるのですが、シンクロ率がヤバイ事になっています。
下手なPVよりも完成度が高いです。

THE IDOLM@STER アイドルマスター とかちつくちて
すべてはここから始まりました。
「とかちつくちて」の元祖と言われている作品です。

THE IDOLM@STER アイドルマスター relations 演歌ver.
この曲においての「亜美=演歌」の構図を確立させたとも言える逸品です。
このコブシの効かせ方は、もはやアイドルではありえません。

アイマス(やよい・亜美・真)GO MY WAY!! 俺の名を言ってみろver.
特徴的な3人を集めての「GO MY WAY!!」。
現在、物凄い勢いで駄目な大人達を量産しているようです。

アイドルマスター 千早 蒼い鳥 moyasi
亜美とは違う意味で、アイドルらしからぬ千早さんです。
声量と歌唱力が半端ではありません。


そして地球防衛軍3です。

地球防衛軍3 強行突入INF
地球防衛軍3 侵攻阻止作戦INF
言葉は不要ですね。
強いて言うなら一言だけ。
燃える、マジ燃える。


あとオマケを幾つか。

陰陽師は大変なものを盗んでいきました ショート版
陰陽師は大変なものを盗んでいきましたver2.2
シンクロ具合が異常です。
この組み合わせは他にも多数作られています。

さて、本格的に360が欲しくなってまいりました。

ニコニコ動画

ニコニコ動画(β)

YouTubeなどの動画に、コメントをつける事のできるサービスです。
ただそれだけなのですが、これが結構面白かったりします。

その理由としましては、「つけたコメントが動画の上に表示される」という点が大きいと思われます。
それによって、コメントがただの感想にはとどまらず、他のユーザーとの一体感を得るためのツールにまで昇華しています。

文字の大きさや色を変える事もでき、また「隠しコマンド」なるものも存在するようです。
それらを駆使し、コメントを見事に整える人々まで既に現れており、「字幕職人」などの呼び名でGJの声を集めているようです。

今のところ、暇潰しには最適のサイトと言えるのですが、問題なのは、止め時がとても難しいという事です。適当に観ているだけでも、気が付くと3時間とか経過したりしていて、恐ろしい事この上ありません。

さて折角ですので、私が特に面白いと感じたものを、以下に貼っておこうと思います。

新・豪血寺一族 -煩悩開放- レッツゴー!陰陽師 PV
今のニコニコ動画を代表する作品と申しましても過言ではないでしょう。
今は落ち着いてきたようですが、一時期の再生数とコメント数の伸びは凄まじいものがありました。
また、多数の亜種、亜流の存在する作品でもあります。

科学情報 ウドン・スパゲティ
この世の不条理を結集させたかのような番組です。
察するに、かなり昔のTV番組と思われますが、そんな昔にこのような事を考え、実行に移した人達がいた事に、驚きを隠せません。

Borat naked chase (日本語空耳)
いわゆる空耳です。
が、コメントのお陰で腹筋が壊れそうなほどの面白動画と化しています。
「字幕職人」の恐ろしさを顕著に表している逸品です。

THE IDOLM@STER アイドルマスター とかちつくちて ソロ
ここ最近で一気に数を増してきた、アイマス系のプレイ動画です。
およそアイドル向きではないコブシを効かせた歌い方と、もはやわざとやっているとしか思えない滑舌の悪さによって絶妙な魅力を醸し出しており、現在ニコニコ動画ユーザーの支持を凄まじい勢いで集めています。
これもまた、多数の亜種が存在しています。

ニコニコ動画で遊んでいると、アイマスをやってみたくなってしまうので困ります。
360すら持っていないというのに、このままでは本体ごと買ってしまいそうです。

「THE 地球防衛軍2」 一回目?

なんという面白さ…
ミッション1にして確信してしまいました。
このゲームは間違いなくハマります。(AA略

試しに少しだけ遊んでみるつもりが、気付けば4時間が経過していた件について。
話には聞いていましたが、これほどまでに面白いとは思っていませんでした。
これが2,000円というのなら、それは確かに安すぎです。

現在はミッション10に到達したあたりで、感覚としてはまだ中盤くらいでしょうか。
全難易度を計算に入れるなら、未だ1/4にも達していないという事になりそうです。
HARDから上がやたらと厳しいので、ひとまずはミッションモードを一通りこなしてしまおうと考えています。

頂きモノ

先日、また新たに歳を重ねるに至りまして、それに伴い某友人から色々と頂いてしまいました。
今回のラインナップは、ゲームソフトが「THE 地球防衛軍2」、ノベルが「ロードス島戦記 灰色の魔女」と「フォーチュンクエスト1」、音楽CDが数枚、といったところです。

どれも気にはなっていたものの、自分で手を出す事はなかったであろうモノばかりでした。
特に、音楽CDの中の一枚である「Final Fantasy Pray」は、存在を知ったのが割と最近でして、そのタイミングでこのチョイスというのはまさに絶妙でした。それに関して話した記憶はないのですが、付き合いが短くないだけあってか、色々と把握されてしまっているようです。

そして、日が合っているかを気にしながら住所を間違えるという美味しいオチをつけるあたりも見事です。私もこれは想定外でした。

何であれ、こうした頂きモノがありがたい事に変わりはありません。割と興味のあった地球防衛軍2も手元にある事ですし、早速遊んでみようと思います。

DDD1

著者は奈須きのこ氏、イラストはこやまひろかず氏です。
TYPE-MOONの俊英2人が織り成す、新シリーズの第1巻となります。

奈須きのこ氏の作品において、「読みにくい」という感想を抱いてしまうのは、もはや避ける事のできない問題であるようです。
文章そのものの読みやすさで言えば普通なのですが、構成がやや複雑なために、理解に一手間掛かってしまうという印象です。
しかも今回は、同じような手法が1冊の中で2度使われているせいで、煩雑なうえにマンネリな印象をも抱いてしまいました。

同様の手法は、「空の境界」や「月姫」においても使われていましたので、著者氏がそれを好んでいる事はわかるのですが、あまり多用してしまうと、読者に対してマイナスイメージしか与えないと思うのです。実際、本著においてのこの点は、大きな減点対象になってしまっているように思います。

とは申せ、文章にある「読ませる」力は、本作においても健在です。
構成の煩雑さから読みにくさを感じても、読む事自体をやめる事はできないというジレンマ。
これは、奈須きのこ氏の作り出すキャラクターや世界観に、並ならぬ魅力が溢れている事に起因しているのでしょう。

また、こやまひろかず氏の描くイラストの数々も、美麗の一言に尽きます。
鬼トマトさんはひたすらに格好良く、久織氏は「瞳」に狂気を宿し、石杖妹は妖しくも美しく、そして主人公は思うさま適当っぽいです。
カバーを飾る迦遼さんに関しては、わざわざ書くまでもないでしょう。
奈須きのこ氏の文章を彩る一要素として、こやまひろかず氏の描くイラストは、この上なく相応しいと言えると思います。

まとめますと、明確な欠点は存在しているものの、持ち前の“味”によって面白いと評せるほどのものに仕上がっている、といったところでしょうか。TYPE-MOON作品のファンの方なら、問題なく楽しめると思います。
とりあえずは、2巻の発売がいつになるのかが気になりますが、早くとも数ヶ月、遅ければ一年以上先の話になると思われます。気長に待つのが得策と言えそうです。


DDD 1 (講談社BOX)

テーマ : ライトノベル感想
ジャンル : 小説・文学

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