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「とらドラ5!」を読みました

著者は竹宮ゆゆこさん、イラストはヤスさんです。

とらドラ5!

夏休みも終わり、季節は初秋。
竜児達の通う学校は、文化祭へ向けて、徐々に色めいていました。

そんなある日、大河の父親が突然現れて、「大河と暮らしたい」という意思を示します。大河はそれを激しく拒絶しますが、竜児は何とか受け入れさせようと説き伏せます。

かたや、文化祭の出し物選考も一筋縄ではいかず、男子達の思惑と、最狂・櫛枝実乃梨のそれが火花を散らしたり、またミスコンにおけるクラス代表の選出にも一悶着あったりで、すんなりとは決まりません。

それぞれの思惑と混乱を引きずったまま、文化祭の当日を迎えることになるのですが…



まさに最狂でした。
今までにも奇行が散見されたと申しますか、行動の8割ぐらいがおかしかった、主人公高須竜児の想い人こと、櫛枝実乃梨嬢。彼女はこの第5巻に至って、落ち着くどころか更にレベルを上げていました。

文化祭の出し物を決めるホームルームで、興奮のあまり鼻血を噴出したのです。この時点で既に、かなりの高レベルさですが、自分の提案が通り難いと見るや、人質を取って脅迫などをしだします。勿論、この間も鼻血は止まっていません。

拳や足による物理的な暴力と、言葉による精神的な暴力においては、学校内でも最強の呼び声高い、手乗りタイガーこと逢坂大河嬢。ですが、如何に凶悪と言えども、それは常識の範疇でのことです。

みのりんは、その常識を逸脱しています。
人は、例えば大きな熊に出会った時、例えば狭い密室内でGと鉢合わせしてしまった時、例えばUFOに乗った宇宙人と遭遇してしまった時、言い知れない恐怖を感じるでしょう。
その恐怖が何処からくるのかと申しますと、一端には「相手が何を考えているのかわからない」という事実があります。こちらの意思を伝えられず、また相手の意思も伝わってきません。簡潔に申しますならば、「何をされるのかわからない」という、生物としての根源的な警戒心からくる恐怖です。

最狂・櫛枝実乃梨には、その根源的な恐怖心を抱いてしまうのです。言動の破天荒さゆえに、何を考えているのかわからないからです。
いえ、何を考えているのかがわかっても、一瞬後に何をするつもりなのかはわからないままです。それが、対峙するものを後ずさらせ、大いに引かせ、彼女を「最狂」と言わしめる原因です。

そんな性質を持っているくせに、外見はヒロイン候補の一角として十分なものをそなえているあたりがポイントです。その外見と内面のギャップこそが、彼女の魅力の本質と言えるでしょう。

そんな子に惚れてしまった竜児も、難儀な男です。
しかし、たとえベタ惚れしている相手であろうと、正しいと信じることのためになら本気の喧嘩ができる竜児は、ある意味凄く格好良いと思うのです。

竜児もみのりんも、大河のことを心の底から大事に思っているからこそ、ああやってぶつかり合うことになったわけです。結末はあのような形になりましたし、真に純粋な気持ちではなかったかもしれませんが、その奥にある想いが本物なら、行動もまた本物たりえると思うのです。それが正しいかどうかは、結末が示してくれています。

さて、実乃梨と亜美の様子があからさまにおかしくなってきたことで、無いと思っていた主人公が複数キャラに惚れられる展開、いわゆるハーレム展開の可能性がちょっとだけ増したように思います。
この巻では理由が明かされなかったことから、それなりに重要な複線であると推察できます。ならば、それが単純に、主人公へ気を向けているからと解釈しても、問題はないでしょう。

ですが、この作品の空気からしますと、そういう展開は無いとも思えるのです。
たとえば、亜美の「高須くんと同じ地平の、同じ道の上の、少し先を歩いて行く」という台詞などは、少し見方を変えると、まんま告白です。
実乃梨のよそよそしい態度も、裏に悪感情が無いのであれば、照れがあるからと考えるのが順当です。

でも、竜児にとって大河の存在は、今や別格の域にまで達しているように思うのです。
竜児が実乃梨と喧嘩になったのは、大河のことを思うがあまりのことでした。大河のことを案ずるがゆえに、実乃梨と口論にならざるを得なかったわけですが、少なくともこの時点で、大河のことを実乃梨と同じくらいのレベルで大事に想っていることがわかります。

気が付くと、みのりんを差し置いてまで大河のことを優先している竜児は、実は既に、大河にベタ惚れしちゃってるのではないかと、そう思うのです。そのため、ハーレム展開はなく、あったとしても当て馬的な扱いになるのではないかと思います。

そのように考えますと、本シリーズの結末は、割とすぐそばまで迫ってきていると言えるのかもしれません。
あとがきを見るに、続巻は早ければ年内とのことです。複線のこともありますし、早めの刊行が望まれます。
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テーマ : ライトノベル書評
ジャンル : 本・雑誌

「イヴは夜明けに微笑んで」を読みました

著者は細音啓さん、イラストは竹岡美穂さんです。

黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで

読んでいる最中は、特に面白いとも感じていませんでした。つまらないわけではないのですが、絶賛するほど面白いとも思わなかったのです。

ですが、気が付くと読み終えてしまっていました。

いつもですと、1冊の本を何日かかけて読むのです。時間のこともありますし、モチベーションの維持の問題でもあります。大体は、2日から3日で1冊を読み終えることが多いです。

にもかかわらず、本著、「イヴは夜明けに微笑んで」は、その日のうちに、時間のことを忘れるくらいの勢いで、一気に読み終えてしまいました。

その結果、睡眠時間を削る羽目に陥ったことはともかくとして。
本著の「面白さ」については、今でも疑問を抱いたままです。設定はかなり好みですし、文章も、造語を駆使している割には読みやすく、好感が持てます。

その一方で、ストーリーそのものは、決して嫌いではありませんが、特別好きと言うほどでもなく、「ちょっと良いかな」くらいの感覚でしかありませんでした。数あるライトノベル作品の中で、抜きん出て面白いという印象ではなかったのです。

しかしです。
本著の、物語としての「面白さ」は、それほどでもないと、今でも思っています。
ですが、本著の「読ませる力」は、数あるライトノベル作品の中でも、抜きん出て強いと感じさせられるほどに、凄まじいものでした。

冒頭から張り巡らされていく、緻密な複線の数々は、展開を追うごとに、少しずつ、しかし確実に回収されていきます。そしてそれは、終盤も終盤、クライマックスへ至ったところで、一気に収束していくのです。

その複線回収の流れが、実に素晴らしいものでした。回収するタイミングも絶妙で、モチベーションを高く維持したまま読み進めることができたのは、そのお陰であったと申せましょう。

物語としての面白さは特筆に価するほどではないものの、読み物としての面白さは、絶賛されるに十分な、極めて高いレベルにあると思います。

接していて、常に動悸の治まらない作品と出会ったのは、記憶にある限りでは、デスノートの4巻、5巻あたりを読んだ時以来です。まさしく、名作と呼ぶに相応しい逸品だと思います。

さて、本著のシリーズタイトルである「黄昏色の詠使い」を冠する第2巻が、既に発刊されているようです。そちらの方も、近いうちに手に取ることになるでしょう。

テーマ : ライトノベル書評
ジャンル : 本・雑誌

「天元突破グレンラガン」のMAD~ニコニコ動画編 5回目

過去回→1回目2回目3回目4回目


【MAD】天元突破グレンラガン 或る街の群青 完成版
以前貼った作品の完成版です。
更に洗練されて、もはや非の打ち所のない名作となっています。

【MAD】天元突破グレンラガン シール
とにかく編集が素晴らしいです。面白すぎます。

グレンラガン 声優すごすぎワロタ1【修正版】
以前貼った作品の、キャラ追加と台詞差し替えを行った修正版です。
カミナ、ロシウ、レイテの中の人が、特に凄いです。

グレンラガン 声優すごすぎワロタ2
上記MADの第2弾です。キタンの中の人が特に凄いです。
アーテンボロー=オボロと知った時には、普通に驚きました。

MAD 祭りだグレンラガン
ありそうで無かったこの組み合わせ。
曲の熱さは折り紙付きです。

【MAD】 天元突破グレンラガン -アゲハ蝶-
ニアとシモンのMAD。
歌詞との合わせ方が秀逸です。

組曲 『天元突破グレンラガン』
少し前に流行ったニコニコ組曲のグレンラガン版です。
ネタに終わらず、しっかりと作品になっているのが素晴らしいです。

テーマ : 天元突破グレンラガン
ジャンル : アニメ・コミック

「RAGNAROK ONLINE 2」のオープンβテストが始まります

ラグナロクオンライン2 メンバーズサイト

期間は8月31日の15時より、9月20日の午前10時までとなっています。
また、提携ネットカフェにおいては、一日早い8月30日15時よりオープンβテストに参加することができます。オープンβテストのデータは正式サービス移行後にも引き継がれるため、欲しい名前のある方は、このサービスを利用してみるといいかもしれません。

さて、先日行われた負荷テストに、私も短時間ながら参加していましたので、簡単にですが、感想など書いてみようと思います。

まず、重いです。
PCが起動スペックぎりぎりなこともあってか、RO2のクライアントを立ち上げている時は、インターネットのブラウザを開くことさえ困難なほどでした。
ビデオ関係の設定を落とせるだけ落としてそんな状態でしたので、オープンβ開始後のサーバーまで重くなった状態では、まともに遊ぶことさえままならないかもしれません。

操作性についてですが、これは割と良好でした。
Wで前進、Sで後退、AとDで左右移動という方式で、マウスは視点変更やターゲット決定に使用します。
スキルやアイテムのショートカットは、ファンクションキーから数字キーへと変更されており、指の移動は比較的狭い範囲で済むようになっています。

例を挙げますと、「ファンタジーアースゼロ」の操作法が近いです。そのため、同ゲームのプレイ経験があれば、短時間で馴染むことができると思われます。

チャットやパーティのシステムについては、殆ど触れていないため、割愛させていただきます。

転職さえ経験していませんので、評価も何もあったものではないのですが、あえて言いますなら、良くも悪くもROの続編という印象を受けました。まともに遊ぼうと考えたなら、膨大な時間が必要になるのではないでしょうか。
オープンβテストに参加する際には、自分がのめり込まずにいられるかどうか、よく考えてから決めた方がよさそうです。

テーマ : ラグナロクオンライン2
ジャンル : オンラインゲーム

もえたん 第8話 「トラブル」

「エロが怖くて、エロが怖くて、監督なんかやってられるか!
世の中エロ、エロがあってこその人類繁栄なのだよ」


監督のその言葉に突き動かされて、脚本の人が頑張った結果、素晴らしい暴走回となってしまいました。

低調気味だった前回、前々回と比べますと、テンションの高さがまるで違います。
必要、不必要にかかわらず、とりあえず脱がせるというその姿勢は、あまりに潔すぎて、「サービス」という言葉の定義を再考したくなるほどでした。

しかも、ただ脱がせるだけではありません。
全裸や半裸の状態に、様々なシチュエーションを足すことで、より濃厚なエロスを演出しているのです。麗美と里奈の思うさま百合っぽい絡みなどは、その最たるものと申せましょう。

また、パロディネタにも気合が入っていました。
数こそ多くありませんでしたが、ひとつひとつのレベルはかなり高かったです。特に、すみと親父とかーくん演じるガンダム08MS小隊のそれは、原作そのままのかーくんの台詞もあり、スパロボ戦闘シーン風の演出もありといった様子で、異常なまでのハイテンションでした。

全編通して、とにかく詰め込めるだけ詰め込んだという印象です。
元から箍の外れたようなアニメではありましたが、今回は殊更暴走しまくっていました。
ですが、正直に申しまして、今までで一番面白かったです。エロにしろパロディにしろバカバカしい展開にしろ、ここまで突き抜けていると、もはや格好良いとさえ思えます。

さて、今回の例文は以下の2つです。

「友達になろうとする気持ちを失わないでほしい。例え何百回裏切られようと。」
「車でアニメソングを大音量で聞いていたら、通行人が振り向いた。」

振り向いたことならあります。
特に振り向こうとか思うわけではないのですが、気が付いたら頭が動いているのです。無意識の領域にまで刷り込みが完了していることが、その理由であると思われます。

テーマ : もえたん
ジャンル : アニメ・コミック

「バカとテストと召喚獣」を読みました

著者は井上堅二さん、イラストは葉賀ユイさんです。

バカとテストと召喚獣

テストの点数によって、待遇のすべてが決まる場所、文月学園。
上位クラスは、冷暖房完備は当然として、リクライニングシート、ノートパソコン、果ては冷蔵庫までもが全員に支給されます。
ですが、最下位のクラスともなると、腐った畳敷きの教室に、薄い座布団とぼろぼろの卓袱台のみ。窓さえ割れたままで、エアコンなど遠い雲の向こうの存在です。

主人公の吉井明久とその仲間達は、大半がバカです。タイトルに恥じることのない、真性のバカ揃いです。致命的に成績の悪かった彼らは、その最下位用の設備を甘んじて受け入れなければなりませんでした。

主人公にとってのきっかけは些細なことであり、それもクラス代表の坂本雄二にとっては、理由が1つ増えたに過ぎないと言います。

姫路瑞希。本来ならば、最上級のAクラスに振り分けられるはずだった彼女は、振り分け試験中の体調不良により、退席を余儀なくされます。振り分け試験のルールには、試験途中での退席は無得点扱いになるというものがあり、結果として彼女は、実力にそぐわない最低ランクのFクラスへ振り分けられることになります。

文月学園では、画期的なシステムの幾つかが、試験的に取り入れられています。最先端の技術とオカルトと偶然によって完成された、「試験召喚獣戦争」もそのひとつです。

AからFまでの計6クラス。その待遇は、上と下とで天と地ほどに変わります。地を這う者が天を目指すなら、やるべきことはひとつだけ。
「戦って勝つ」、ただそれだけです。

かくして、クラス全員の境遇と、それぞれの胸中にある想いを賭けて、テストと召喚獣による戦争が、ここに幕を開けるのです。



バカです。
素晴らしいまでにバカなストーリーです。
良い意味で、これだけバカで面白おかしい物語には、そうそう出会えません。その点だけでも、本著は評価するに値します。

学力が最低ランクのクラスを主な舞台にしているだけあって、登場キャラクターも一部を除いて、殆どがアホです。
それも、ただ単純に頭が悪いというのではなく、総じて人並みの常識はそなえているのに、何か普通ではない理由によって実力を発揮できない機会が多かったり、逆に特定の状況でのみ素晴らしい成績を修めていたりと、要するに一癖あるキャラクターばかりです。

素で頭が悪いのは、他でもない主人公こと吉井明久くらいなのですが、彼もまた、それだけでは終わりません。中盤までならアホでヘタレの主人公という、凄まじいまでの低評価となっていたのでしょうけれど、読了した今なら、迷いなく言い切ることができます。
「彼こそ主人公である」と。

このように、一癖あるキャラクター達が、戦争の名の下に、所狭しと暴れ回るわけです。会話のテンポもかなり良く、ギャグ描写も際立って巧みなため、終始面白く読むことができました。
終盤の怒涛とも言える展開は、必読とさえ言っていいでしょう。

総評としては、良作くらいの位置付けです。
ですが、何かもう一押しあれば、名作の域にも届いたと思います。
続巻ですが、現在第2巻が発売中であり、第3巻がまもなく発刊予定のようです。そちらの方も、折を見て読むつもりです。

テーマ : ライトノベル書評
ジャンル : 本・雑誌

らき☆すた 第21話 「パンドラの箱」

修学旅行で京都を訪れた一行。
土産物屋でおみやげを選ぶ4人を、後方からじっと見つめる影がありました。

その後、かがみの荷物に1枚のメモが。
内容は、「話しがしたいので、今夜9時に泊まってるホテルの前で会ってください。とある男子より」というものでした。

すわフラグかと思わせておいて、実際のオチはあの通りだったわけですが、うろたえたりそわそわしたりのかがみは、通常を遥かに上回る可愛さでした。

しかもそれだけではなく、いつもと様子の違うかがみに気付いたこなたの、それとなく心配するような素振りの描写もありました。
こなたのボケは、かがみのツッコミがあって初めて活きるものなので、かがみが調子を崩していると、こなたもつられてペースを崩してしまうのです。

すべてが終わったあと、こなたのいつも通りのボケに、いつも通りのツッコミを返すかがみ。それを見て、ほっと安心した様子のこなたの表情が、また印象的でした。この2人は、もういっそのこと結婚してしまえばいいと思います。

変わって、バス移動の場面。
全員揃ったことを確認して、バスを発車させますが、どうやら1人置いてけぼりになっていたようです。この場合、集合時間に遅れた彼が悪いと思いますが、話の要点はそこではないのです。

全力でバスを追い駆けながら、「これじゃ、北海道ロケの二の舞じゃないか!」と叫ぶ白石みのる氏。それを受けて、「○ーテルぅ!って言わなきゃ!」とこなた。BGMは、銀河鉄道999オープニング曲のイントロを彷彿とさせるものであり、○ーテルを模したこなたの顔芸までありました。

これは少々まずかったのではないでしょうか。ネタとしては面白かったのですが、相手が相手なので、許可を取っていないなら、本気で訴えられかねません。ちょっと心配です。

さて、今回のらっきー☆ちゃんねるですが、小野大輔氏演じる小野だいすけ氏は続投で、あきら様とのコンビで新コーナー「今週のマッガーレ」を紹介しようとしたその時、事件は起こりました。

突如として乱入してきた、髪もぼさぼさでヒゲも伸び放題、全身傷だらけで服もぼろぼろ、どうみても一般人ではあり得ない怪しい人物。
「汲んできました」とあきら様へペットボトルを差し出したのは、前々回樹海に旅立った白石みのるその人でした。何とか生きて帰ってこられたようです。

いぶかしみながらもペットボトルを傾けるあきら様でしたが、一口含んで即座に噴出し、「こんなもん飲めるかぃ!」と白石みのる氏へ叩き返してしまいます。そして、ここが彼の限界でした。

「に゛ゃあぁぁぁぁ!
ふ ざ け る なぁぁぁぁぁ!!」


苦渋辛酸を舐め続けること21回、約5ヶ月。ついに、白石みのる氏がブチ切れました。
その暴走の勢いは凄まじく、セットを破壊しカメラを殴りつけ、抑えに入ったスタッフ2人を一瞬ではねのけるほどです。あきら様も完全に圧倒されて、撮影を忘れて逃げ出す有様でした。

らっきー☆ちゃんねるも21回目を迎えたわけですが、その中でも今回が一番面白かったかもしれません。作画にも気合が入りまくっており、本編を凌駕しているのではと思えるほどです。本当に楽しませてもらいました。

ただ、これだけ爆発してしまうと、次回が一体どうなってしまうのか、楽しみでありつつも不安になってしまいます。
とりあえず、冷静になった白石みのる氏が、あきら様他スタッフ諸氏に謝罪しまくっている場面が脳裏に浮かびますが、「辞めてやる」とまで言ってしまった彼が、そう簡単に許してもらえるとも思えません。
さて一体、どうなってしまうのでしょう。

余談ですが、こなたが清水寺で絵馬を見て「あ、こなたは俺の嫁って書いてある」、つかさが銀閣寺にて「ニュースでうちの神社がねぇ」というようなことを言っていました。
ネガティブなニュースでさえネタとして使ってしまう京アニの逞しさには、頭が下がります。

テーマ : らき☆すた
ジャンル : アニメ・コミック

天元突破グレンラガン 第22話 「それが僕の最後の義務だ」

かつてはリットナー村の一村民に過ぎなかったリーロンは、シモン達との冒険の数々を経て、ついにはアークグレンのように巨大なメカを、自在に調整できるまでになりました。
それは、シモンが螺旋力の上昇によって、天井知らずに力を増していくこととよく似ています。

「螺旋力とは進化の力だ」と、ロージェノムは言っていました。そうであるなら、戦う力だけでなく、“戦うための力”、すなわちオーバーテクノロジーの遺産を完全に掌握できるほどの知識と技術もまた、螺旋力によって手に入れるに至ったと言えるのかもしれません。

さて、前回の予告にて、そうなることは明かされていましたが、実際の合体シーンの迫力は、予想を遥かに上回っていました。
合体の合言葉は、「スピンオン」。第1話冒頭にて、やさぐれ風味のシモンが発していたのと同じ言葉です。どうやらこの「スピンオン」という言葉は、グレンラガンと他のメカを合体させるキーワードであるようです。

小型ムガンの大半を、口上の余波のみでなぎ払った、圧倒的強さのグレンラガンに対し、なお苦戦を強いた巨大ムガンでしたが、アークグレンラガンの力の前には、手も足も出ないようでした。
その必殺技に打たれ、巨大ムガンは次空間の彼方へと吹き飛ばされていきました。

第1話冒頭の言葉が、ここでも出てきています。
アンチスパイラルの本隊は、銀河系の外から襲来するようですし、この物語が銀河の規模、光の速さで数万年かかる領域を舞台に戦う物語であることは、間違いないでしょう。
今のところ、亜光速航法すら登場してはいませんが、例の“次空間”は、もしかすると超光速航法に関連した要素なのかもしれません。

さて、巨大ムガンを倒しはしましたが、今度は落ちてくる月を何とかしなければなりません。むしろ、ここからが本番です。

アクシズを押し返そうとするνガンダムさながらに、月を押し返そうとするアークグレンラガンでしたが、直径だけでも数百倍はあろうかという巨大なその物体は、アークグレンラガンの力をもってしても、落下の勢いを弱める気配すらありませんでした。

そこで、気絶状態から覚醒したロージェノムが、グレンラガンのギガドリルによって、月が操作可能になることを明かします。
アークグレンラガンの操縦をギミーとダリーの2人に任せ、シモンとヴィラルは、月のコントロールを奪うために、一路掘り進んで行くのです。

果たして、その場所はありました。シモンが、いざドリルで貫かんとしたその時、あの人物が現れます。

その人物は、シモンの愛する女性の姿をして、絶望を謳い上げます。
貴方達に未来は無いと、あるのは絶対的絶望のみであると、繰り返し告げ続けます。
発端となった小型ムガンの来襲も、落ちてくる月も、宇宙で待ち受けていたムガンの大軍勢も、すべてはシモン達螺旋族に絶対的絶望を味わわせ、そのうえで全滅させるためだったと、そう言うのです。

ですが、それをシモンは否定します。ニア自身がそう言っているのにもかかわらず、違うと断言します。
思えばニアは、いつもシモンに決断を迫っていました。「戦って私を倒すか、それとも私に倒されるか」と。シモンはそれに応えられないかのように見えていましたが、違ったのです。

シモンだけが気付いていました。左手に光る、指輪の存在に。ニアの発していた、「私を助けて」という第3の選択肢に。
その事実を突き付けることで、ついにニアの心を溶かすのです。
月はシモン達によって掌握され、かつてロージェノムが駆った超巨大戦艦、カテドラル・テラへと姿を変えました。月の激突は、回避されたのです。

しかし、ニアの身体はアンチスパイラルに捕らわれたままです。
人類殲滅作戦が失敗に終わったことにより、今度はアンチスパイラルの本隊が、銀河系の彼方にあるその本星より進軍してくると、ニアは告げます。そしてニア自身は、地球の螺旋族のデータを得るために、本星へ召喚されると言うのです。

「アンチスパイラルを倒せば、お前は元に戻るのか」というシモンの問いに、「可能性は限りなくゼロに等しい」と応えるニア。
ですが、我らがグレン団のリーダーは、絶対に諦めず、最後の最後まで踏ん張ることで、勝利を得てきた男です。

「可能性が少しでもあるのなら、俺にとってそれは100%と同じことだ。俺を誰だと思ってる」

こんな自信に満ち溢れた台詞で、必ず助けに行くと告げるのです。格好良いことこの上ありません。
そりゃあ、ニアの心の闇も晴れようというものです。

かくして、アンチスパイラルの人類殲滅作戦、月の激突、ムガンによる大攻勢は失敗に終わり、地球は束の間の平和を得ることとなりました。
この物語の第3部もこれにて終了し、次回からはいよいよ第4部へと入っていきます。

次回、「行くぞ最後の戦いだ」。タイトルコールは、勿論あの人です。
ロシウの救済と、そしてシモンが変貌していく過程が描かれることになるようです。
そういえば、月が変形した超巨大戦艦カテドラル・テラは、第1話冒頭のあの戦艦と酷似していました。幾つかのキーワードの登場もありましたし、第1話冒頭と重なる時が、刻一刻と近付いているようです。

テーマ : 天元突破グレンラガン
ジャンル : アニメ・コミック

さよなら絶望先生 第8話 「私は宿命的に日陰者である」

「ニコ厨死ね!」
「夜中にアニメばっかり見てんじゃねー!」
フヒヒ、サーセンwww

京アニですら明言は避けたというのに、それをあっさりとやってしまうシャフトは、素晴らしいと言わざるを得ません。
しかも、ニコ動ユーザーが大喜びするというのをわかってやっているあたり、やはり只者ではありませんね。

さて、今回は臼井影郎氏に焦点を据えたお話でした。
病的なまでに影が薄く、その場にいることすら周囲に認知してもらえないという、まるでスパイや犯罪者になるために生まれてきたような少年、臼井影郎。彼は、その自らの特徴を、そういった方向で活かそうとはせず、単純に欠点と捉えていました。

それは周囲の人々もまた同じであり、彼の存在に素で気付かないのは当然で、気付いたところで顔も名前も覚えておらず、挙句の果てには「こんなに影の薄い人間がいるわけない、彼は妖精さんなんです」とまで言われる始末です。もはや人扱いですらありません。

自らをして「日陰者」と称していた絶望先生は、そんな臼井氏を見て、「こんな影の薄い人間になってしまうくらいなら、日なたを歩く方がまだマシです!」と思い直します。
かくして、影へと暗く傾きかけていた先生の心は、風浦可符香さんの献身的な説得により、無事日なたへと抜け出すこととなったのです。めでたしめでたし。

ところで、みんなの臼井氏への対応は、いじめの域をかるく凌駕しているような気がするのですが、そこのところどうなんでしょう。悪気がないので問題ないんでしょうか。

ですが、そんな酷い扱いの臼井氏にも、ついに日の当たる時がやってきました。
彼は、普段は信じがたいほどの影の薄さですが、頭頂部が髪で隠れていない時のみ人並みの存在感を得ることができます。
とはいえ、頭頂部が髪で隠れていないというのは、もっと直接的に言えば「ハゲている」ということです。つまり、臼井氏が人並みの存在感を発揮している時には、そのハゲ頭がみんなに見られているということになります。

折悪しく、ちょうど「非難訓練」の真っ最中であった2のへ組。何かおかしなところがあれば、微塵の容赦もなく全力で非難する気満々の皆さんが、そのような格好の餌を見逃すはずがありません。全力で非難され、あわやトラウマの作成完了かと思われたその時、可符香さんが究極の逃げ道を作り上げるのです。

「同じ非難されるなら、美人に非難された方がまだマシです!」

そう言って、智恵先生に臼井氏を非難させたのです。
確かに、可符香さんの考えは間違っていませんでした。智恵先生に非難されたことで、臼井氏はダメージを最小限に止める事ができただけでなく、非難から快感を得られるようにまでなってしまいました。

つまりは、開眼しちゃったのです。新しい自分と御対面しちゃったわけです。
状態が余計ややこしくなったような気がするのは、私だけでしょうか。

テーマ : さよなら絶望先生
ジャンル : アニメ・コミック

ぽてまよ 第8話 「ぽて15・おかいもの/ぽて16・WINTER HAS COME」

今回は、新キャラクターの登場がありました。名を関とまりといい、声は春日乃ねねと同じ釘宮理恵さんが当てています。
今のところ、ぽてまよとぐちゅ子以外の主要キャラクターとの絡みはありませんが、次回以降に面白い展開が待ち受けているようなので、今から楽しみです。

ぐちゅ子といえば、その警戒心の強さや攻撃能力の高さなどから、ぽてまよ以上に実害のある行動が目立っていました。
京へ、ことあるごとにお礼の品々を送り届けていましたが、その品々が何もない所から発生するはずもなく、つまりは何処からか持ってきたということになります。端的に言えばドロボウです。
とまりにそのことを教えられたぐちゅ子は、それを素直に聞き入れて、持ってきた柿を渡します。話せばわかる、いい子です。

また、前回の夏祭りでのお礼として、大量の栗を高見盛家の玄関先に積み上げたぐちゅ子でしたが、京がそれに対するお礼を言っているのを見ているだけで、顔を真っ赤にして倒れてしまいました。
京をあまりにも好き過ぎるがゆえのことだったわけですが、その場面でのぐちゅ子の可愛さは、想像を絶するものがありました。感情表現がストレートでない分だけ、型にはまった時の威力は凄まじいものがあります。

さて、今回の夏哉純少年は、なんとキャストに名前がありませんでした。姿は見せていたものの、声をまったく発していなかったということになります。
今回における彼の出番といえば、Bパート冒頭の夏家早朝の場面にて、みかんのうなじを冷たい手でつつき、勢い余って胸をつついてしまい、衝撃を受けるという箇所くらいだったのですが、みかんにゲンコツを喰らわせ、自身はトイレに篭もるというその後の行動が面白すぎて、強く印象に残っています。

実姉で自家発電していたのだとしたら、その時点で作中変態キャラ番付のトップに君臨することは間違いありません。匹敵できるほどのキャラは他にいないと思いますが、その程度では動じないだろうキャラならたくさんいるのがこのアニメの面白いところです。

その程度では動じないだろうキャラの筆頭、春日乃ねねと、状況次第で哉純を上回る変態ポテンシャルを発揮する桐原無道と初芝薫。この3人の微妙な三角関係は、これからも少しずつ進行していくようです。
いつまで経っても従属させることを諦めないねねと、いつまで経っても従属することを好しとしないむったん、そんな2人を想いを秘めつつ見守る初芝薫少年。なんと濃い三角関係なのでしょう。中学生でこれだと、将来まともな恋愛など不可能になってしまうのではないでしょうか。

Bパート中盤では、ねねへチョコを渡した件を取り消せばいいと提案する初芝薫少年に対し、むったんは「秘密を公表するぞ」と脅されていることを明らかにします。その脅し自体は、第3者的にみてまるで意味の無いものだったのですが、むったんが嫌々ながらもねねに付き従うのは、無理矢理が快感になったからとかいうのではなく、そういう事情があったからのようです。

と言いつつも、Bパート終盤では雪合戦で髪が濡れてしまったねねに対し、ぶっきらぼうにタオルを差し出すなど、悪く思ってはいないところを見せています。
そこで更なる要求を上乗せしてくるねねは、まさしく女王様の鏡であり、極Sと呼ばれるに十分な逸材です。

次回は豪華三本立て。
色々と面白い展開になりそうなので、楽しみです。

テーマ : ぽてまよ
ジャンル : アニメ・コミック

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