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とある飛空士への恋歌2を読んだ

著者は犬村小六。
イラストは森沢晴行。
ラーメンが神の料理に思えてくるシリーズの第2巻だ。

主人公はかつての皇国第一王子。
革命によって皇室が滅ぼされる折に運良く助け出され、飛空挺技師の養子として生きてきた。
革命以後はおおむね平和に、かつ幸せに暮らしてきた彼であったが、自分から両親を奪い去った革命軍を、そしてその旗印だった少女のことを今でも憎んでいる。
そんな彼は、ある事情により世界の最果てを目指す一大計画の一員として、空に浮く巨大な島に乗って旅立つことになる。
彼を動かしたもの。それは革命軍のあの少女が島に乗るという情報だった。

というあらすじだ。
主人公は飛空士見習いであり、よって空を飛ぶ描写がちょくちょく出てくる。
だがこの2巻も1巻と同様、中心となっているのは人間ドラマであり、空戦の場面などはまだ出てこない。
人間ドラマも王道的な設定からなるものなので、若干ありきたりだと思わないこともない。
ただ、主人公に秘密があり、ヒロインにも秘密があり、それがいつ明かされるのか、明かされたらどうなるのかというところには否が応にも惹きつけられてしまう。
そのあたりを見るに、王道をちゃんと王道として成立させている作品なのだと思う。

ストーリー的にも大きな動きはなく、経過していく時間のなかで何気ない日々を描いていくのみだ。舞台は空飛ぶ島の上だが、繰り広げられるのはさしたる驚きもないごく普通の日常なので、この巻だけなら学園ラブコメと呼んでしまってもいいかもしれない。

しかし、終盤にいたってそれが急転を迎えることとなる。
ある意味予想通りの展開ではあった。ああいった話の流れを予期していた読者は、私のほかにもたくさんいただろうと思えるくらいには。
でも、そこからどう転んでいくかの予想はまったくつかない。
だからこの作品の本質が問われるのは、きっと次巻からなのだろうと思う。


とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫)
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ジャンル : 小説・文学

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