スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

這いよれ!ニャル子さん3を読んだ

著者は逢空万太。
イラストは弧印。
クトゥルフの邪神に這いよられてSAN値がごりごり下がるシリーズの第三巻。

一言で言うと微妙だった。
要所要所ではそれなりに面白いのだが、全体としてはそれほどでもないというか。
原因として考えられるのは、パロディネタに頼りすぎなことだと思う。
ちょっとうざいと感じるくらいにてんこ盛りになっていて、それがメインストーリーの良い部分にも悪影響を与えてしまっている。
具体的に言うとテンポが悪くなっているのだ。そこはさらっと流しといても別にいいんじゃね?という場面でもパロディネタを押し通しているので、無駄に冗長に感じられてしまう。
元ネタの九割はわかったので、元ネタが理解できないがゆえのつまらなさってわけでもないと思う。つまりはみだりに使いすぎなのではないか、と。
パロディネタはたしかに面白いが、それはあくまでスパイスとして使うからそう感じるのであって、入れ過ぎてしまえばそりゃあ味もおかしくなってしまおうというもの。何事もほどほどが一番だと思う。

あとは、本著にはトランスセクシャルファンタジー、いわゆるTS、つまりは性別変更的な要素があるのだが、そこをもう少ししっかりやってほしかった。
突如として起こった体の劇的な変化にキャラクターが戸惑う様子とか、性差からくる認識の違いに驚くさまとか、そういったものをもっとじっくりねっとり描写してほしかったのだ。
はい、単なる個人的な好みです。これはあくまで物語を盛り上げるための一要素に過ぎなかったので、そこに濃密さを求めるのは筋違いというものだろう。
それにラノベのヒロインが決してやってはいけないレベルの大業をニャル子さんが成し遂げてもくれたので、それで満足しておこうと思う。あれには正直、卒倒しそうになった。普通思いついてもやりはしないだろうに、それを躊躇なく行う彼女の好奇心には驚嘆せざるを得ない。
つうかこの作品のヒロイン連中は性欲持て余しすぎだ…

そしてニャル子さん強い。
超強い。
さすが原典においても旧支配者筆頭に並ぶ力を持つとされるジョーカー的存在なだけあって、敵が地球に襲来してきたときのベジータくらいの強さなのに、自分は既にフリーザ並という恐るべきインフレっぷり。
主人公からチート呼ばわりされ、シリーズのラスボスは実はこいつなのではと疑われるだけのことはある。
最後の一撃は、仮面ライダーディケイドのファイナルフォームライド+第三次スパロボαの大雷凰の最強技神雷というカオスっぷりだった。

幕引きから見るに、続巻は確実に出ると思われる。というか三月半ばに発売されるそうだ。
今度はパロディネタにはあまり頼らずがんばってほしい。


這いよれ! ニャル子さん 3 (GA文庫)
関連記事

テーマ : ライトノベル感想
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリー
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

ブログ内検索
最近の記事
リンク
おすすめ品

少女セクト 1
少女セクト 1
感想

少女セクト 2
少女セクト 2
感想

君が僕を
君が僕を
感想

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
感想

劇場版 「空の境界」Blu-ray Disc BOX(通常版)
劇場版 「空の境界」Blu-ray Disc BOX(通常版)
感想

リトルバスターズ!エクスタシー 初回限定版
リトルバスターズ!エクスタシー 初回限定版
感想

円環少女
円環少女
感想

ALL YOU NEED IS KILL
ALL YOU NEED IS KILL
感想

RSSリンクの表示
ランキング

FC2Blog Ranking

人気ブログランキングへ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。