スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

コミック百合姫S Vol.12を読んだ

発売直後には買ってあったのだが、時間がなくて今になるまで読むことができなかった。
さらっと掲載作品の感想などなど。


 ◇


・むげんのみなもに - 高崎ゆうき
連載第一話。
見開きのカラー絵が大槍葦人っぽい塗り。
雰囲気は結構出てる作品だと思う。
かわいい絵柄とストーリーとのギャップも悪くない。
ちょっと底が浅くも見えるけど、二話三話と続いていく中でそれも解消されていくかもしれない。


・ふ~ふ - 源久也
連載第二話。
すぅちゃんがムッツリすぎて吹く。
前回より破壊力が増してる気がする。ハンモックとか。


・此花亭奇譚 - 天乃咲哉
怪談の話。
まだちょっと早すぎね? とも思うけどファンタジーなので問題あるまい。
蓮のぐらつきっぷりがすごい。もう素直になってしまえばいいのにと思う。


・おっかけ×girls - 石田敦子
絵柄は特徴的で華があるけど、間の取り方がちょっと性急にすぎる感じ。
ギャグ偏重ならそれでもいいだろうけど、ストーリー性も求めるならもう少しゆるやかでもよさげ。
まあ例によって好みの範疇だとは思う。


・会長と副会長 - 袴田めら
これまでずっと、思いが通じてからも常に差のあったふたりの立ち位置が、今回で初めて並んだ感じ。
ある意味ここからが本当のスタートと言えるのかも。
次号最終回。


・幼馴染みと呼ばないで! - 黒柾志西
静さんの報われなさがつらい。
むつみさんの叫びが熱い。
なんかもうしっちゃかめっちゃか。
でも結構おもしろい。


・ゆるゆり - なもり
ちなつちゃんがどんどん痛いキャラになりつつある。
初登場時、京子に怯えてた様子とかはどこにいった。
ていうかバールのようなものは正式名称なんていうんだろう。


・ふたりとふたり - 吉富昭仁
そっちかーそっちにいっちゃうかー。
もっときつい展開を覚悟してただけに、ちょっと拍子抜け。
ふたりの出会いが弥生時代とか言いだしたときには本気で混乱した。そんなスピリチュアルな方向にいってしまうのかと。
次号最終回。


・marriage black - 速瀬羽柴
強いて言うなら百合版ロミオとジュリエット。
命を盾に我を押しとおす展開に燃える。
隠された意思にこれほど説得力を持たせられる流れもそうはないだろう。
主人公が精神的に強ければなおよかったけど、そこはたぶん連載第一話なので、必要に応じてそうしているのだと思う。


・オレンジイエロー - 乙ひより
淡々としているようで緩急のつけ方とかすげえうまい。
みゅーさんが素直でアホかわいくてつらい。
主人公の無口無表情さはこういう展開でこそ活きてくる。
と思ったらもう終わりか。いい締めくくりだったけど、欲を言えばもっと読んでいたかった。


・秘密の宮園 - すこやか
荒削り感がすごい。あんまり得意じゃないのにSFやってるようなイメージ。
このあたりのこなれてなさは、新人作家さんだから仕方ないっちゃそうなのだろう。
でもネタだけに頼らず真面目に話を作ろうとしているところには好感が持てる。
と思ったら最後の最後で吹いた。結局それかよ!(褒め言葉)


・コノハナリンク - 玄鉄絢
まとめて読みてえ!
早く単行本をプリーズ!!


・絶対少女アストライア - 東雲水生
前回で立ち上がった物語を、この第二話できちっと受けている。
第一話はたしか微妙だと評した記憶があるけど、二話では奥深さがぐっと増した。
長編向きの作家さんなのだろうと思う。


・flower*flower - 石見翔子
ようやっと核心に迫ってきた感じ。
ニナの過去と本当の目的が明らかになった。
対して兄の秘密に関しては、大部分がいまだ闇の中。
そこを知るにはもうしばらくの時を待たねばならないようだ。


・南波と海鈴 - 南方純
最終回なのに誰が誰だかいまいちわかってなくてつらい。
でも大団円でよかったよかった。


・HONEY CRUSH - 椿あす
作者氏の百合作家としての開花ぶりがすさまじい。
一話目を読んだときには失礼ながら絵だけの作品だなんて思ったものだけど、それからストーリーのつくりや間の取り方がどんどんうまくなっていって、今では中身もともなった上質な百合作品だ。
絵がよくてストーリーもいいなら、それはもう絶賛せざるをえないわけで。
今回まで引っぱって引っぱって引っぱりぬいて、連載十二話にいたってようやく見せた恭子の素の顔。
普段がクールでさっぱりしたキャラだからこそ、こうした展開がものすごく引き立つ。
だって第一話の掲載2007年9月ですよ。そこから二年半引っぱり通して完璧に近いかたちで伏線束ねてんですよ。そんなん盛り上がらないわけないでしょうと。
次回最終回。超楽しみ。


 ◇


号を重ねるごとに厚さが増していってる気がする。
気がするじゃなくて、第一号と今号を比べると実際に倍くらい差があるんだけども。
手に取ったときに「あれ、こんなに厚かったっけ?」と思ってしまった。
まあそれはともかく。

今号と次号で結構な数の作品が最終回を迎えるようで、その代わりの新連載が幾つか載っている。
次号でも何本か掲載されるのだろう。

掲載作の質の面ではつぼみという強力なライバルが存在しているけど、新人の発掘に関して百合姫の牙城はそうそう揺るがないと思われる。
これからも業界の先鋒としてがんばっていってほしい。


コミック百合姫S (エス) 2010年 05月号 [雑誌]
関連記事

テーマ : 百合
ジャンル : アニメ・コミック

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリー
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

ブログ内検索
最近の記事
リンク
おすすめ品

少女セクト 1
少女セクト 1
感想

少女セクト 2
少女セクト 2
感想

君が僕を
君が僕を
感想

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
感想

劇場版 「空の境界」Blu-ray Disc BOX(通常版)
劇場版 「空の境界」Blu-ray Disc BOX(通常版)
感想

リトルバスターズ!エクスタシー 初回限定版
リトルバスターズ!エクスタシー 初回限定版
感想

円環少女
円環少女
感想

ALL YOU NEED IS KILL
ALL YOU NEED IS KILL
感想

RSSリンクの表示
ランキング

FC2Blog Ranking

人気ブログランキングへ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。