スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破を見た

先日発売されたBD版。

感想は映画館で見たときと概ね同じ。
というか、そう大きくは変わるはずもないか。

おもしろいっていうより「良い」んだよね。
その根拠を映画館で見た時点では説明できなかったんだけど、今ならわかる。言葉にできる。
「救いがある」からだ。

思い返してみれば、旧版はとかくシンジ君にきつい世界だった。
頼るしかないおとなたちは軒並み自分の都合でしか動いておらず、子供はそれに振り回されるのみ。
それは当たり前のことではあるのだけれど、たかだか14歳の子供に耐えろと言うのも無茶な話である。
悲劇に更なる悲劇が重なり、立ったと思ったら足元をすくわれ、出る杭は打つとでも言うかのように、あらゆる事柄に攻撃され続ける。
その過大なストレスは、心を閉ざしてしまうに十分な理由であったはずだ。

それが、新劇には受け継がれなかった。
レイも、アスカも、ミサトさんも、ゲンドウも、そしてシンジ自身も。
旧劇と同じキャラとは思えないほど変わった。
それは欠点でもある。その変化を受け入れがたいという人もいるはずだからだ。
手放しに褒められることではない。「破」の文字を冠している以上、破壊が織り込み済みであったとしてもだ。

しかし、それでも言う。
あえて言う。
この変化が絶賛されて然るべきものであると。
なぜなら、キャラがより人間らしくなったこの変化こそが、新劇によってもたらされた救いだからだ。
過去を肯定し、今立つ地を踏みしめ、未来への展望に希望を抱く。
旧劇には欠けていて、新劇が獲得したもの。
それがあるゆえに、新劇は「良い」。
「救いがあって良かった」と、心から言えるのだ。

おもしろさよりも、世界観の安定に対する安心感のほうが勝るだなんて、妙なアニメもあったものだと思う。
そんな特徴こそが、あるいはおもしろいとも言えるかもしれない。


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.【初回限定版】 [Blu-ray]
関連記事

テーマ : ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破
ジャンル : アニメ・コミック

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリー
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

ブログ内検索
最近の記事
リンク
おすすめ品

少女セクト 1
少女セクト 1
感想

少女セクト 2
少女セクト 2
感想

君が僕を
君が僕を
感想

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
感想

劇場版 「空の境界」Blu-ray Disc BOX(通常版)
劇場版 「空の境界」Blu-ray Disc BOX(通常版)
感想

リトルバスターズ!エクスタシー 初回限定版
リトルバスターズ!エクスタシー 初回限定版
感想

円環少女
円環少女
感想

ALL YOU NEED IS KILL
ALL YOU NEED IS KILL
感想

RSSリンクの表示
ランキング

FC2Blog Ranking

人気ブログランキングへ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。