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つぼみvol.11を読んだ

知らない人は知らないが、知ってる人は知っている。
そんな百合アンソロの11冊目。
表紙を描くのは先日最終回を迎えたテレビアニメ「フラクタル」のキャラクターデザインでお馴染みの左氏。

例によって目に留まった作品の感想などを書いてゆく。


 ◇


・カラーイラスト - 箸井地図
作品のタイトルではなく、純粋なカラーイラスト。
お姉さん同士の百合も大好きなので全然あり。
むしろバッチコイ。


・星川銀座四丁目 - 玄鉄絢
新キャラ登場。クールっぽい外見の眼鏡の塾講師と、その塾に通う生徒さん。めがねめがね。
この後の流れはだいたい予想がつく…と思っていたら、終盤でその予想の三倍ほどに加速してった感じ。
次回どうなるのか非常に気になる。


・ひみつのレシピ - 森永みるく
ここ数回で私のなかでの高値更新中な本作。アクセル踏み込んでからの飛ばしっぷりが半端ない。
今回もまた素晴らしい仕上がりを見せてくれている。
若槻がもう少し賢ければ意外とあっさり片のついている問題だと思うんだけど、そうであるがゆえに現状のもやもやした関係を楽しむことができるのであり、ここは若槻がバカであることに感謝しなければならないだろう。


・ネガ⇔ポジ - 天王寺キツネ
異様にフェティッシュな写真ばかりを撮る女の子の話。
新聞部所属ということで卒業アルバムに使う写真の撮影を頼まれるのだが、撮る写真の悉くがどうしてこうなったと言わんばかりに偏愛的なのだ。
尻だの太ももだのにフォーカスするコマがほんと無駄に多くて吹く。
前後編の前編なので、ストーリーの真価は次々号に掲載されるという後編を読んでみるまでわからない。


・prism - 東山翔
連載第2話。というか連載だったのか。
今回は光ちゃんの心情にも強めのスポットライトが当てられていて、前回うやむやだったふたりの関係に決着がつけられている。
東山先生の作品はエロマンガでありながら心情描写をしっかりしてくれるので、百合を描いてもうまいだろうと思ってはいたけれど、その期待に見事応えてもらえたかたちである。
次回も楽しみだ。


・花と星 - 鈴菌カリオ
あいかわらずテンションたけえ。
…のはいいんだけど、そのテンションにキャラの心情が追いついていない感じ。唐突さを覚える場面が散見される。
もう少し緩やかにした方が、ストーリーにも深みが出るんじゃないかなあ。


・苺カーディガン - モロやん
学校の先生と引っ込み思案な生徒の話。ふたりとも眼鏡装備なあたりが私によし。
後半は台詞がなくなって完全に絵だけで話が進行していく。こういう作品もあっていいと思う。


・とりどりの花 - 塚井ヨウ
主人公が初っ端に男と付き合い始めるというなかなかチャレンジャブルな作品。
四コママンガの体をなしているというところもこの雑誌にしては珍しい。
一見するとそのように奇をてらった部分ばかりが目につくのだが、質の方もかなりいい。
キャラの性格のよさがそう思わせてくれる要因なのだろう。


・魚の見る夢 - 小川麻衣子
姉妹百合。そう一言で書くとほんわかした雰囲気を想像されるかもしれないが、この作品はやや病的。
束縛も依存も、恋愛を語る上では切り離せない命題だ。百合もまた然り。
連載第1回なので、続きがあるということになる。好きなタイプのストーリーなのでかなりうれしい。


・レンアイマンガ - コダマナオコ
最終回。
展開が、ほんの少し性急すぎたかなという気がする。あと1話くらい使ってじっくり描いてもよかったんじゃないかな。
でも、オチは素直にいいと思った。ああいうかたちで繋がりの深さを描写するのはとてもいい。


・キャンディ - 鈴木有布子
連載第5話。
結ばれたあとも、一筋縄ではいかないねぇというお話。
相手がモテると大変だ。


・べことてくてく - 三谷知子
田舎に住む女の子と、その田舎に越してきた美少女の話。
主人公がイケメンすぎて惚れそう。
今回だけでも十分いい話だけど、続きがあるならぜひ読みたい。


・恋するシュガーコットン - 天童きりん
百合と見なすかどうかで物議を醸しそうな作品。主人公の体の性別が男であることがその理由だ。
心は女の子なので精神性に重きを置くなら百合と呼んで差し支えないだろうけど、遺伝子がXYであるというのはそれだけで百合好きの拒否反応を誘発しかねない事柄だ。
個人的には、こういう作品の存在が許容されてもいいのではと思う。
端的に言うなら「これはこれで」。


・わんらぶ - 杉浦次郎
連載第3話。
主人公が自らの変態性をようやくにして自覚するという展開。
平行して作品内の空気も重くなってきているけれど、主人公の妹だけは全力全開で変態のままです。


・トランスフォーム・ガール - かずといずみ
設定は悪くないのに、ページ数の少なさがそれを殺してしまっている感じ。
せめてもう5、6ページあれば…


・プライベートレッスン - ナヲコ
やっと決着がつきそう。
と思わせておいて次回に続くという。
待ち遠しい…


・しまいずむ - 吉富昭仁
花粉症は。
つらいよね。


 ◇


こんなところで。
今回は比較的当たりが多かった。初登場の作家さんも多く、そのことが新鮮味を引き出す要因にもなっていたと思う。
ひとつひとつは短いながら、掲載作全部の感想を書いていることからも、それを察していただけるのではないだろうか。

予告がないので次回作家陣についてはわからず。
予告の通りになるかわからないという不確実さゆえに載せるのをやめてしまったのだろうか。
ともあれ次号にも期待したい。


つぼみ VOL.11 (まんがタイムKRコミックス GLシリーズ)
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ジャンル : アニメ・コミック

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