Steins;Gateの3話を見た
アニメのまゆしぃは、原作に比べると早口だ。
これは担当声優が演技を忘れているとかそういう理由では恐らくなくて、アニメの尺に収めるためには早口にせざるを得なかったのだと思われる。
でも、個人的には原作のおっとりした口調のまゆしぃが好きなので、それが崩されてしまったことは少なからず残念だ。
もっとほかにやりようはあったのではないかと思わずにはいられない。
まあ、重要度が低いと思われる要素をガシガシ削り、次回予告さえYouTubeに委ねるほどなのだ。それだけ切迫しているなら、キャラの口調が変わるくらいのことは、仕方ないと割り切るべきなのかもしれない。
一方で、ダルはアニメでも己がスタイルを貫いている。
彼をスーパーハカーとオカリンが呼ぶのは厨二病的な意味合いによるところが大なのだが、実は必ずしもそれだけではない。その片鱗が、今回は見え隠れしていた。
今後の活躍への期待も否応なしに高まる。
さて、ここで時系列について少し書きたい。
アニメが始まる前から思っていたことではあったのだが、やはりこの作品は時系列がわかりにくい。
題材が題材なので不可避の問題ではあるのだが、それでもテキストであるなら詳細な説明が可能なため、納得いくまで読み込んで理解することはできたのだ。
しかしこれがアニメとなると、規定の時間内にすべての要素を完結させなければならないため、その都合上説明不足に陥る部分がどうしても出てくる。
この作品の場合は、それが時系列のわかりにくさというかたちでダイレクトに表出しているのだろう。
この事実は、後半になればなるほどマイナスポイントとして響いてくると思う。
あるいは、そのために前半を削れるだけ削り、後半のために尺を残そうとしているのかもしれない。
いずれにせよ推測の域は出ないし、今できるのは、終盤へいたった際に「何が何だかわからない」なんて事態になっていないようにと願うことだけである。
原作を知らない人からすると、このアニメの全体像はいまだおぼろげで、掴みどころのないものとして見えているのではないかと思う。
もしそうだとするなら、その印象はまったく正しい。
なぜなら、今はまだパズルのピースを探している段階に過ぎず、外周さえも埋められていないからだ。
本格的に組み始めるまでには、あとわずかばかりの時間が必要となる。
時系列のわかりにくさもそうだけれど、こうした加速の遅さこそが、この作品最大の弱点と言えるかもしれない。
そして、そんななかでも締めの上手さはあいかわらず。
安定して次回に興味を抱かせられる作りだ。
よく考えられていると思う。
これは担当声優が演技を忘れているとかそういう理由では恐らくなくて、アニメの尺に収めるためには早口にせざるを得なかったのだと思われる。
でも、個人的には原作のおっとりした口調のまゆしぃが好きなので、それが崩されてしまったことは少なからず残念だ。
もっとほかにやりようはあったのではないかと思わずにはいられない。
まあ、重要度が低いと思われる要素をガシガシ削り、次回予告さえYouTubeに委ねるほどなのだ。それだけ切迫しているなら、キャラの口調が変わるくらいのことは、仕方ないと割り切るべきなのかもしれない。
一方で、ダルはアニメでも己がスタイルを貫いている。
彼をスーパーハカーとオカリンが呼ぶのは厨二病的な意味合いによるところが大なのだが、実は必ずしもそれだけではない。その片鱗が、今回は見え隠れしていた。
今後の活躍への期待も否応なしに高まる。
さて、ここで時系列について少し書きたい。
アニメが始まる前から思っていたことではあったのだが、やはりこの作品は時系列がわかりにくい。
題材が題材なので不可避の問題ではあるのだが、それでもテキストであるなら詳細な説明が可能なため、納得いくまで読み込んで理解することはできたのだ。
しかしこれがアニメとなると、規定の時間内にすべての要素を完結させなければならないため、その都合上説明不足に陥る部分がどうしても出てくる。
この作品の場合は、それが時系列のわかりにくさというかたちでダイレクトに表出しているのだろう。
この事実は、後半になればなるほどマイナスポイントとして響いてくると思う。
あるいは、そのために前半を削れるだけ削り、後半のために尺を残そうとしているのかもしれない。
いずれにせよ推測の域は出ないし、今できるのは、終盤へいたった際に「何が何だかわからない」なんて事態になっていないようにと願うことだけである。
原作を知らない人からすると、このアニメの全体像はいまだおぼろげで、掴みどころのないものとして見えているのではないかと思う。
もしそうだとするなら、その印象はまったく正しい。
なぜなら、今はまだパズルのピースを探している段階に過ぎず、外周さえも埋められていないからだ。
本格的に組み始めるまでには、あとわずかばかりの時間が必要となる。
時系列のわかりにくさもそうだけれど、こうした加速の遅さこそが、この作品最大の弱点と言えるかもしれない。
そして、そんななかでも締めの上手さはあいかわらず。
安定して次回に興味を抱かせられる作りだ。
よく考えられていると思う。

- 関連記事
-
- 俺の妹がこんなに可愛いわけがないの14話を見た
- 日常の4話を見た
- Steins;Gateの3話を見た
- アスタロッテのおもちゃ!の2話を見た
- 電波女と青春男の第1話を見た
テーマ : Steins;Gate
ジャンル : アニメ・コミック
trackback
◎Steins;Gate#03「並列過程のパラノイア」
クリスが、家にやってくる。橋田が教えたらしい。リンタロウが、シュタインゲートいう。橋田は、リンタロウの脳内設定だ、特に意味のない言葉だいう。クリスは私がさされたのは事実...
Steins;Gate 3話 「並列過程のパラノイア」 感想。
牧瀬紅莉栖ラボメン加入により、加速する探求×底の見えない謎がテンション上がってきますね!!
研究所SERNというバックボーンがまた厨二心を擽りやがるです!(実在する研究所はCERN
>>ということで、STEINS;GATE #03 並列過程のパラノイア 感想です.+゚*。:゚
[アニメ]Steins;Gate -シュタインズ・ゲート- 第3話「並列過程のパラノイア」
紅莉栖ならセクハラしても反応が良いので、色々と言ってみたい衝動はわかる。だけど、まとめて訴えられたおしまいだなw。
シュタインズ・ゲート 第03話「並列過程のパラノイア」
紅莉栖をもうちょっとかわいく書いてくれ!
Steins;Gate 3話「並列過程のパラノイア」
電子レンジ(仮)って、タイムマシンだったのか(^^;
Steins;Gate(限定版) 特典 電話レンジ(仮)マスコット付ストラップ付き(2011/06/23)Sony PSP商品詳細を見る
第3話 『並列過程のパラノイア』
本文はネタばれを含みます。ご注意ください。画像はクリックで拡大されます。 え、ミニブラックホール?確か、ドラえもんでそんな道具があったような…。 っていう考えしか思い浮かばなかった私は、もうダメなんだろうなとw情報量が多すぎて、だんだん処理出来なくなっ...
STEINS;GATE 第3話「並列過程のパラノイア」
OP「Hacking to the Gate」【初回限定盤】電子レンジでタイムマシーンって、現実に昔誰かが発表してましたね。
あれは、電磁波で時計が壊れただけだという反論でFAしたと思いましたけど。
(感想)Steins;Gate -シュタインズ・ゲート- 第3話「並列過程のパラノイア」
(感想)Steins;Gate -シュタインズ・ゲート-
第3話 「並列過程のパラノイア」
今回の話は直接キーとなるのではなく、次回以降への序章な気がする。
そして天才ハカー(w)に天才少女、このラボメンは最強なんじゃないか?
推測に関しては『ドラえもん』で聞いた話まで...
Steins;Gate(シュタインズ・ゲート) 第3話『並列過程のパラノイア』感想
結構おもしろくなってきました。場所が動かないのに、テンポも良くて見やすかったです。
ただ、話の流れがビジュアルノベルをプレイしてるようでした(ゲーム原作ですけどね)。
3話にして、やっと話...
STEINS;GATE 第3話の感想
それよりも。Steins;Gate 第3話 「並列過程のパラノイア」の感想です。
ゲルバナになるのも過去にメールが飛ぶのも電話レンジ(彼)がタイムマシンだということとオカリンは結論付けました。それなら説明で...
Steins;Gate 第3話 「並列過程のパラノイア」
「この電話レンジ(仮)は・・・・タイムマシンだッ!!」
特筆すべき部分はないかもしれないけど、ジワジワ面白くなってきている「Steins;Gate」第3話の感想。
原作にないシーンも違和感なく盛り込んでいる点は大いに評価したい。
オカリンはH
※画像は後ほど追...
STEINS;GATE 第3話「並列過程のパラノイア」
ゲルバナナは時間跳躍をしたのか?
騒然とするラボに現れた紅莉栖。
倫太郎に自分が死んでるって言われたことを気にして来たようです。
すぐにバナナと電話レンジ(仮)に興味を持つのが探求者らしいですね。...
STEINS;GATE 03話『並列過程のパラノイア』 感想
徐々に明らかに……(´・ω・`)?
STEINS;GATE 03話『並列過程のパラノイア』
紅莉栖はダルに聞いてここに来たのだと言う。
Steins;Gate 第03話
[関連リンク]http://steinsgate.tv/第3話 並列過程のパラノイアラボに現れた紅莉栖果たしてどうしてここに現れたのか!?紅莉栖はどうやら倫太郎が言っていた自分が死んでいるという言葉が...
STEINS;GATE 第3話 「並列過程のパラノイア」 感想
セクハラだぞ、お前ら(笑)
「変態のバナナなんか食べるもんですか」って悔しそうな顔で言ってってwww
【関連サイト】
http://steinsgate.tv/index.html
Steins;Gate 第3話「並列過程のパラノイア」
『未来ガジェット研究所にて、「電話レンジ(仮)」の実験を行う岡部とダル。レンジ内にあったはずのバナナはゲル状と化し、レンジから離れた場所にある房に戻るという驚くべき結果となった。その実験を偶然目...
STEINS;GATE 第3話 並列過程のパラノイア
紅莉栖のラボへの来訪理由は、岡部が自分が刺されたのを見たというのが事実なのか、セクハラ行為への言い訳なのかを確認しに来たようですが、ゲルバナに興味を持つ辺りは研究者で ...
Steins;Gate #03「並列過程のパラノイア」 感想
あらすじ
未来ガジェット研究所にて、「電話レンジ(仮)」の実験を行う岡部とダル。レンジ内にあったはずのバナナはゲル状と化し、レンジから離れた場所にある房に戻るという驚くべき結果となった。その実...
シュタインズゲート第3話『並列過程のパラノイア』の感想レビュー
電話レンジ(仮)はタイムマシンだったんだ!な、なんだってー!?回だと思ったら、ダルがSERNにハッキング完了ですと!?尚且つ人体実験まで行っていたとか、なにそれコワい!回でした。
一体どういう事なんだってばよ、ポールw
※富士見ドラゴンブックの小説版全2巻
【Steins;Gate(シュタインズゲート) 第三話 並列過程のパラノイア -Parallel World Paranoia- 感想】
どんなアニメも三話まで見てみないとわからないとは言いますが、三話見てもわかりません(内容的な意味で
でも自然と引き寄せられるキャラと深まる謎がボクを締め付ける(えー
置いてけぼりを食らっても、それでもついていこうと思えるのはシュタゲだと思います。
...
Steins;Gate 第3話「並列過程のパラノイア」
STEINS;GATE Original Soundtrack+Radio CD(仮)(2010/02/03)いとうかなこ商品詳細を見る
紅莉栖が未来ガジェット研究所に訪れてきました。ゲルバナに興味を抱くのは理解できますけど、よく口に含む気になり...
Steins;Gate(シュタインズ・ゲート) 第3話 感想「並列過程のパラノイア」
Steins;Gate(シュタインズ・ゲート)ですが、牧瀬紅莉栖が未来ガジェット研究所に入隊します。岡部倫太郎とは相性も悪いですが、橋田至ともよくはありません。オカリンは牧瀬を「クリスティーヌ」と呼び、ダルは「牧瀬氏」と呼びます。一通り誰が変態かなすりつけ合いが
STEINS;GATE 3話
貴重な唐揚げが…
というわけで、
「STEINS;GATE」3話
人が死んでんねんでの巻。
僕らのラボに天才美少女がやってきた!
ゲルバナぺろぺろ紅莉栖さん。どこの露伴先生だよ。
アホ二人の子供じみた...