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Steins;Gateの12話を見た

サブタイトルは「静止限界のドグマ」。

タイムリープマシンの革新性は、ふたつのマイクロブラックホールを利用することにある。
より正確に言うなら、「2箇所」のMBHだ。

前回ダルと紅莉栖が話していたが、ラボとSERNとのあいだは直通と呼べる回線状況にいつのまにかなっており、これによってLHCの直接操作さえも可能という驚くべき環境が出来上がっている。
この環境がどのようにして形作られたのか、それについて語る言葉はない。
ここで大事なのは、オカリンたちが任意にLHCを使用できるようになったという事実だ。

アニメでは明言されていないが、ラボとSERNとのあいだには専用回線が敷かれているという設定になっている。
これについての説明はアニメでは省かれており、次週以降も恐らくされないままだろう。
さて、この専用というのは文字通りの意味であり、あいだにはほかの経路を一切挟んでいない。完全なる直通回線であるというわけだ。
さらにこの回線は、通常一系統で十分事足りるはずの光ケーブルを少なくとも数十系統は束ねていると予想される構造になっており、凄まじい通信速度を実測値にて叩き出している。理論値に至っては推測すら不可能という冗談のような有様だ。

誰が何のためにこのような回線をしつらえたのかはわからない。
わからないがしかし、前述の通り重要なのは、それをオカリンたちが利用できるという事実だ。

ダルによるLHCの掌握。
専用回線による計測不可能なほどの超高速通信。
以上2点をもって、タイムリープマシンが現実のものとなるお膳立てが整ったことになる。

それほどの超高速回線であれば、テラバイト級のデータであっても、20ms以内というごく短い時間で送信することができる。
戻ってきたときにはマイクロブラックホールによる圧縮を行なったあとだから、受信にかかる時間は実質ゼロのようなものだ。
LHCのMBHを通過した記憶データは自動的に解凍を始めてしまうが、その前に電話レンジ(仮)により生成されたカー・ブラックホールを36バイト以下の情報量のまま通過することができるなら、記憶を過去に送ることも可能となる。
これが、タイムリープマシンの理屈である。

「ブラックホールによる情報の圧縮」。
そんなことが本当に可能なのかと疑問を抱く人もあるだろう。
結論を先に言えば、答えは「わからない」。なぜなら誰も試したことがないからだ。

納得しようと試みる上でまず障害となるのが、情報というある種概念的な存在を、ブラックホールという物理現象によって圧縮するという行程だ。
ここに違和感を持つ人は多いのではないかと思う。

周知の通りにデータの圧縮には一定の限界がある。3.24テラバイトのデータを圧縮したからといって36バイト以内に収めるのは容易ならざるどころか不可能に近いし、そもそもデジタルデータをアナログな物理現象を介して圧縮するという流れそのものをおかしいと見る人もいるだろう。

そういった場合は、見方を変えると案外すっきりするかもしれない。
たとえば、圧縮されるのは「情報」ではなく、それを含んだ「電波」であると考えるのだ。

電波とは電磁波である。
電磁波とはこの世界に普遍的に存在し、宇宙を構成する物理的な要素だ。
PCの上であれこれすべきものではなく、現実世界に存在するアナログな現象なのだ。
であるならば、同じく物理的でアナログな存在であるブラックホールによって“小さく”できない道理はない。
こう考えると違和感をある程度払拭できるかもしれない。

まあ何のかんのと理屈をこねても、実際に作中で理論として提唱されている以上、「可能性はある」と見るしかないだろう。
実際に可能であるかどうかは、文字通り神のみぞ知る。次週をお楽しみにするしかないというわけだ。

小難しい話はこのあたりで切り上げるとして、今回の大きな見どころについて触れておきたいと思う。
該当する箇所はふたつあるけれど、まずは助手から。

めっちゃかわいかった!
助手がめっちゃかわいかった!!

大事なことなので(略
もうねほんとびっくりした。
あまりのかわいさに死ぬかと思った。
あのかわいらしさは動きがあって初めて生じるものだ。ゲームだけでは絶対に表現しきれなかっただろう部分だ。
しかもそれを素晴らしく良い作画でやってくれた。止め絵だけでなく動きも完璧だった。

アニメスタッフまじグッジョブと絶賛せざるを得ない。
いやほんと、よくやってくれました。正直感動したよ。

そんなサプライズがありつつも、展開は予定通りに進んでしまうわけで。
まゆりがああなってしまうことは、原作プレイヤーにとっては既知の事実であったわけだけれど、だからといって衝撃を受けないなんてことはない。あの展開を見ることには応分の傷みが伴ってしまう。恐らくファンの皆がそうだろうと思う。

その上でこの先の展開にどのような感情を抱いているか。それについては今は語らない。
ただ、最後まで見続けようという覚悟は既に固めている。それだけは明言しておきたい。


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テーマ : Steins;Gate/シュタインズゲート
ジャンル : アニメ・コミック

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