ARMORED CORE Vのクローズドβテスト その2
アーマードコア5の所感の続き。
その速度性能と回避能力の高さから軽量2脚を愛用しているレイヴン/リンクスは、少なからず存在していることだろう。
しかしながら彼らはACVにおいて、少しばかり苦労を強いられるかもしれない。
その理由はごくシンプルなものである。
装甲が紙だからだ。
それも生半可な紙具合ではなく、たとえば中量2脚との正面からの撃ち合いを行なった場合、10回中9回はおそらく軽2が負ける。
これはACVに「防御力の高さに応じて攻撃を弾く」というシステムがあるからだ。
実弾防御の高い相手にガトリング砲を斉射したとするなら、その大半が弾かれてダメージがまともに通らない。
ミサイルや榴弾などの燃焼効果をもたらす弾でも同様だし、エネルギー兵器もその例から外れない。
だからある程度以上の防御力を持つACは、攻撃を弾きまくってその数値以上にダメージを軽減することができる。
だが周知の通り軽2の装甲は脆弱であり、このシステムの恩恵をまるで受けることができない。
それもただ脆弱なだけならいいが、相手が中量級以上の装甲を持っているなら、「軽2の攻撃は通らないが相手の攻撃は痛烈に効く」というような極めて不利な状況となってしまう。
軽2の側はノーガード状態で矢面に立っているのに、敵は常に盾に身を隠しながら戦っているようなものだ。アンバランスなことこの上ない。
付け加えるなら、軽量2脚は重量制限もかなり厳しい。
その制限の厳しさゆえに、携行火器を充実させて汎用性を持たせたり、高威力の重火器を搭載して力押しでの勝利を狙ったりというようなことも難しくなっている。
これらの理由があるがために、ACVにおいては軽2乗りが苦労することになるかもしれないという推測が成り立つわけである。
相手が中量2脚ならまだいい方で、重2やタンクとでは勝負にすらならないだろう。
軽2が背負う紙装甲という業は、それほどに如何ともしがたいものなのである。
だからこそ、ACVにおける軽2乗りは発想の転換を迫られることになる。
攻撃要員としても防衛要員としても脆弱すぎるがために活躍の難しい軽2だが、その速度性能の高さはいまだ健在だ。
ならばその速さを活かしての、強襲偵察要員としての働きが軽2には期待されることになるだろう。
あるいは高威力のブレードを装備して敵陣深くに潜り込み、重要施設を一刀のもとに破壊する暗殺要員としての働きも可能であるかもしれない。
ACVではミニマップが表示されず、その代わりにACの索敵能力が強化されているのだが、相手が高速であれば当然ながら補足は難しくなる。
速いということは、それだけで代わりの効かない能力だ。
脆弱であっても、代償として得ている速度を活かしての活躍ができるのなら、その可能性があるのであれば、産廃と断じてしまうのは早計だと言えるだろう。
話は変わってオンラインでの対人戦について。
先日の日記にも書いたのだが、対人ミッションを選択したにもかかわらず、それが成立せずに待機画面へ戻されるというようなことが、このβテストでは頻発している。
フロムソフトウェアの方から告知も出されているのだが、その後音沙汰がないところを見るに、原因はいまだ不明のままであるようだ。
【障害・不具合情報】 一部システムが正常に動作しない状態について(PlayStation®3版)
https://www2.fromsoftware.jp/p/acv-cbt/News/PS3_0708_01/
またこの件にとどまらず、βテスト用クライアントには挙動に怪しいところが結構ある。
グラフィックが目に見えておかしくなったり、画面がフリーズしたりといったようなことがたびたび起こるのだ。
見た目の印象では既にかなりの完成度なのだが、それでもやはりテスト用のクライアント。不具合は切っても切り離せないということだろうか。
これらの問題点については、こうやって表出させることこそがβテストの本義であると理解しているので、個人的に思うことは特にはない。
製品版ではきっちり修正してほしいと願うばかりである。
その速度性能と回避能力の高さから軽量2脚を愛用しているレイヴン/リンクスは、少なからず存在していることだろう。
しかしながら彼らはACVにおいて、少しばかり苦労を強いられるかもしれない。
その理由はごくシンプルなものである。
装甲が紙だからだ。
それも生半可な紙具合ではなく、たとえば中量2脚との正面からの撃ち合いを行なった場合、10回中9回はおそらく軽2が負ける。
これはACVに「防御力の高さに応じて攻撃を弾く」というシステムがあるからだ。
実弾防御の高い相手にガトリング砲を斉射したとするなら、その大半が弾かれてダメージがまともに通らない。
ミサイルや榴弾などの燃焼効果をもたらす弾でも同様だし、エネルギー兵器もその例から外れない。
だからある程度以上の防御力を持つACは、攻撃を弾きまくってその数値以上にダメージを軽減することができる。
だが周知の通り軽2の装甲は脆弱であり、このシステムの恩恵をまるで受けることができない。
それもただ脆弱なだけならいいが、相手が中量級以上の装甲を持っているなら、「軽2の攻撃は通らないが相手の攻撃は痛烈に効く」というような極めて不利な状況となってしまう。
軽2の側はノーガード状態で矢面に立っているのに、敵は常に盾に身を隠しながら戦っているようなものだ。アンバランスなことこの上ない。
付け加えるなら、軽量2脚は重量制限もかなり厳しい。
その制限の厳しさゆえに、携行火器を充実させて汎用性を持たせたり、高威力の重火器を搭載して力押しでの勝利を狙ったりというようなことも難しくなっている。
これらの理由があるがために、ACVにおいては軽2乗りが苦労することになるかもしれないという推測が成り立つわけである。
相手が中量2脚ならまだいい方で、重2やタンクとでは勝負にすらならないだろう。
軽2が背負う紙装甲という業は、それほどに如何ともしがたいものなのである。
だからこそ、ACVにおける軽2乗りは発想の転換を迫られることになる。
攻撃要員としても防衛要員としても脆弱すぎるがために活躍の難しい軽2だが、その速度性能の高さはいまだ健在だ。
ならばその速さを活かしての、強襲偵察要員としての働きが軽2には期待されることになるだろう。
あるいは高威力のブレードを装備して敵陣深くに潜り込み、重要施設を一刀のもとに破壊する暗殺要員としての働きも可能であるかもしれない。
ACVではミニマップが表示されず、その代わりにACの索敵能力が強化されているのだが、相手が高速であれば当然ながら補足は難しくなる。
速いということは、それだけで代わりの効かない能力だ。
脆弱であっても、代償として得ている速度を活かしての活躍ができるのなら、その可能性があるのであれば、産廃と断じてしまうのは早計だと言えるだろう。
話は変わってオンラインでの対人戦について。
先日の日記にも書いたのだが、対人ミッションを選択したにもかかわらず、それが成立せずに待機画面へ戻されるというようなことが、このβテストでは頻発している。
フロムソフトウェアの方から告知も出されているのだが、その後音沙汰がないところを見るに、原因はいまだ不明のままであるようだ。
【障害・不具合情報】 一部システムが正常に動作しない状態について(PlayStation®3版)
https://www2.fromsoftware.jp/p/acv-cbt/News/PS3_0708_01/
またこの件にとどまらず、βテスト用クライアントには挙動に怪しいところが結構ある。
グラフィックが目に見えておかしくなったり、画面がフリーズしたりといったようなことがたびたび起こるのだ。
見た目の印象では既にかなりの完成度なのだが、それでもやはりテスト用のクライアント。不具合は切っても切り離せないということだろうか。
これらの問題点については、こうやって表出させることこそがβテストの本義であると理解しているので、個人的に思うことは特にはない。
製品版ではきっちり修正してほしいと願うばかりである。

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テーマ : ARMORED CORE V
ジャンル : ゲーム