ARMORED CORE Vのクローズドβテスト その3
オンラインによる対戦や協働が高確率で失敗するという不具合を抱えていたアーマードコア5のCBTだが、7月11日と12日に2度のわたって行なわれたサーバーメンテナンスにより、それがほぼ解消された。
【終了-システムアップデート・メンテナンス情報】
一部システムの動作改善、臨時サーバーメンテナンス終了のお知らせ(PlayStation3版)
https://www2.fromsoftware.jp/p/acv-cbt/News/PS3_0712_04/
依然として成功率100%には届かないものの、それでも普通に遊ぶことができるまでには改善された。
これまでは失敗することの多かった傭兵の雇用も、現在では問題なく行えている。これにより、最大人数での対戦も比較的よく見るようになってきた。
このゲームでは出撃メンバーとして4人、オペレーターを含むと計5人でミッションに挑むことができる。
よって最大では5vs5、直接戦闘要員としては計8人の敵味方が入り乱れて戦うかたちになる。
戦闘要員が最大8人というのは前作であるACfAでも変わらなかったが、今回はそれぞれのチームにオペレーターが加わるので実質的には5vs5だ。
ACVには兵装としてのレーダーが存在せず、画面上にミニマップも表示されないので、戦場を一望しながら戦況報告および作戦の指示を行えるオペレーターの存在は、かなり重要な要素になってくる。
その指示如何によって戦局が大きく左右されると言っても過言ではないだろう。
ACVではチャットやマクロによって会話することが現状できないため、ボイスチャットやゲーム外の連絡手段を使うでもしないと、示し合わせて4人で戦場へというのは結構難しい。
そこで有用となるのが傭兵のシステムで、これを使えば安い賃金で出撃メンバーの頭数を揃えることができる。
この安さたるや並のものではなく、傭兵として雇われた際には一切被弾せず無駄弾も撃たないというくらいの勢いでなければ修理費と弾代で普通に赤字になる。
撃墜されれば-20万近い出費を強いられることもあるほどだ。これはストーリーミッションで稼げる額の約半分に相当する。
このように雇われる側には金銭的なメリットがないに等しい傭兵システムだが、自分以外の面子が簡単に揃うというのはお金に換えがたい魅力であるため、なろうとする者は後を絶たない。
かくいう私も傭兵稼業に身を染めているひとりだ。ミッションを無事達成し、雇用主に勝利をもたらしたときの快感は、赤字になることを勘定に入れても狙うだけの価値がある。
赤字をよしとしないのであれば、被弾しない外さないという戦い方を心がければいいだけのことである。
とはいっても簡単にはいかないのが対AC戦だ。高速で飛来するライフル弾を、人間の反応速度で避け続けるのは不可能にも近い。
そしてそういった場面で役に立つかもしれない手段が、このACVには存在している。ネット上で「ドリフト」と呼ばれているテクニックがそれである。
ドリフトとは、ブーストをオフにした状態で地面を滑りながら旋回したとき、その旋回速度が急激に増す現象に対してつけられた名だ。
公式サイトの操作方法にも載っておらず、正式名称を何というのかすら現時点ではわからない。
性質は、4系でいうところのクイックターンに酷似している。
地面を滑る際の速度によって急旋回できる角度が決まるため、鈍重で速度の出ない重2やタンクでは90度以下がせいぜいだが、軽2ならばほぼ180度旋回することも可能だ。
この技術の発見により、4系で軽2が得意としていた「急速で正面突撃しながら敵に攻撃を加え、そのまま抜き去って急旋回し背後から再度急襲する」という戦術が、5でもある程度再現できることになった。
使用の際に接地していなければならないという条件があるので、クイックターンを完全に代替するまでには至らない。
操作感も同じというわけにはいかないだろう。
だが、防御が薄い代わりに速度性能に秀でた軽2というアセンブルを、より活かせるテクニックではあるはずだ。
中2や重2でもある程度は回れるので、製品版ではおそらく必須に近い技術になるのではないだろうか。
今回はこのようなところで。
【終了-システムアップデート・メンテナンス情報】
一部システムの動作改善、臨時サーバーメンテナンス終了のお知らせ(PlayStation3版)
https://www2.fromsoftware.jp/p/acv-cbt/News/PS3_0712_04/
依然として成功率100%には届かないものの、それでも普通に遊ぶことができるまでには改善された。
これまでは失敗することの多かった傭兵の雇用も、現在では問題なく行えている。これにより、最大人数での対戦も比較的よく見るようになってきた。
このゲームでは出撃メンバーとして4人、オペレーターを含むと計5人でミッションに挑むことができる。
よって最大では5vs5、直接戦闘要員としては計8人の敵味方が入り乱れて戦うかたちになる。
戦闘要員が最大8人というのは前作であるACfAでも変わらなかったが、今回はそれぞれのチームにオペレーターが加わるので実質的には5vs5だ。
ACVには兵装としてのレーダーが存在せず、画面上にミニマップも表示されないので、戦場を一望しながら戦況報告および作戦の指示を行えるオペレーターの存在は、かなり重要な要素になってくる。
その指示如何によって戦局が大きく左右されると言っても過言ではないだろう。
ACVではチャットやマクロによって会話することが現状できないため、ボイスチャットやゲーム外の連絡手段を使うでもしないと、示し合わせて4人で戦場へというのは結構難しい。
そこで有用となるのが傭兵のシステムで、これを使えば安い賃金で出撃メンバーの頭数を揃えることができる。
この安さたるや並のものではなく、傭兵として雇われた際には一切被弾せず無駄弾も撃たないというくらいの勢いでなければ修理費と弾代で普通に赤字になる。
撃墜されれば-20万近い出費を強いられることもあるほどだ。これはストーリーミッションで稼げる額の約半分に相当する。
このように雇われる側には金銭的なメリットがないに等しい傭兵システムだが、自分以外の面子が簡単に揃うというのはお金に換えがたい魅力であるため、なろうとする者は後を絶たない。
かくいう私も傭兵稼業に身を染めているひとりだ。ミッションを無事達成し、雇用主に勝利をもたらしたときの快感は、赤字になることを勘定に入れても狙うだけの価値がある。
赤字をよしとしないのであれば、被弾しない外さないという戦い方を心がければいいだけのことである。
とはいっても簡単にはいかないのが対AC戦だ。高速で飛来するライフル弾を、人間の反応速度で避け続けるのは不可能にも近い。
そしてそういった場面で役に立つかもしれない手段が、このACVには存在している。ネット上で「ドリフト」と呼ばれているテクニックがそれである。
ドリフトとは、ブーストをオフにした状態で地面を滑りながら旋回したとき、その旋回速度が急激に増す現象に対してつけられた名だ。
公式サイトの操作方法にも載っておらず、正式名称を何というのかすら現時点ではわからない。
性質は、4系でいうところのクイックターンに酷似している。
地面を滑る際の速度によって急旋回できる角度が決まるため、鈍重で速度の出ない重2やタンクでは90度以下がせいぜいだが、軽2ならばほぼ180度旋回することも可能だ。
この技術の発見により、4系で軽2が得意としていた「急速で正面突撃しながら敵に攻撃を加え、そのまま抜き去って急旋回し背後から再度急襲する」という戦術が、5でもある程度再現できることになった。
使用の際に接地していなければならないという条件があるので、クイックターンを完全に代替するまでには至らない。
操作感も同じというわけにはいかないだろう。
だが、防御が薄い代わりに速度性能に秀でた軽2というアセンブルを、より活かせるテクニックではあるはずだ。
中2や重2でもある程度は回れるので、製品版ではおそらく必須に近い技術になるのではないだろうか。
今回はこのようなところで。

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テーマ : ARMORED CORE V
ジャンル : ゲーム