「少女セクト」
第2巻の発売を心待ちにしていた方も、少なくはないでしょう。
玄鉄絢氏が綴る珠玉の名作、「少女セクト」のお話です。
舞台は女子校、いわゆる男子禁制の女の園。
だからというわけでもないのでしょうが、登場人物は100%女性のみです。男性は、それこそ影や背景程度の出番しかありません。
そんな箱庭的な世界の中で、様々な想いを抱え、それぞれの背景を背負った女の子達の恋模様が、1話ごとのオムニバスに近い形で描かれています。
第1巻の時点ではそれほど目立っていませんが、全体を通しての主人公が存在していまして、第2巻ではその2人を中心として物語が動いていきます。
同性愛を扱った作品ではありますが、作中のキャラクターにタブー意識は皆無と言っていいほどに無く、まるでそれが自然な事であるかのように描かれています。
有体に言いますと、百合を題材にしたエロ漫画です。
しかし、その範疇を大きく逸脱した、極めて高い質をそなえている作品でもあります。
絵そのものの基本的な巧みさや、全13話をよどみなくまとめきる構成力の高さもさる事ながら、特筆すべきは“場の空気さえも描ききる表現力の高さ”です。
キャラクターの立ち居振る舞い、表情、台詞のひとつひとつや擬音に至るまで。
それらすべてが最大限に活かされ、キャラクターの心情が描かれています。
行間を読ませるが如き漫画は、例えばバガボンドなどをはじめとして幾つか思い至りますが、それを受け手に意図せず行わせる作品は、あまり多くないように思います。
その所為もあってか、人によってはこの漫画をわかりにくいと感じる事もあるようです。
しかし、単行本などでまとめて一気に読んでしまえば、一見するとまるで無関係にも見えるエピソードの一つ一つに、クライマックスへの布石が散りばめられている事がわかってくると思います。
「18禁」、「百合」という2つのワードに抵抗が無ければ、騙されたと思って手を出してみましょう。「騙されてよかった」と思える事受け合いです。
玄鉄絢氏が綴る珠玉の名作、「少女セクト」のお話です。
舞台は女子校、いわゆる男子禁制の女の園。
だからというわけでもないのでしょうが、登場人物は100%女性のみです。男性は、それこそ影や背景程度の出番しかありません。
そんな箱庭的な世界の中で、様々な想いを抱え、それぞれの背景を背負った女の子達の恋模様が、1話ごとのオムニバスに近い形で描かれています。
第1巻の時点ではそれほど目立っていませんが、全体を通しての主人公が存在していまして、第2巻ではその2人を中心として物語が動いていきます。
同性愛を扱った作品ではありますが、作中のキャラクターにタブー意識は皆無と言っていいほどに無く、まるでそれが自然な事であるかのように描かれています。
有体に言いますと、百合を題材にしたエロ漫画です。
しかし、その範疇を大きく逸脱した、極めて高い質をそなえている作品でもあります。
絵そのものの基本的な巧みさや、全13話をよどみなくまとめきる構成力の高さもさる事ながら、特筆すべきは“場の空気さえも描ききる表現力の高さ”です。
キャラクターの立ち居振る舞い、表情、台詞のひとつひとつや擬音に至るまで。
それらすべてが最大限に活かされ、キャラクターの心情が描かれています。
行間を読ませるが如き漫画は、例えばバガボンドなどをはじめとして幾つか思い至りますが、それを受け手に意図せず行わせる作品は、あまり多くないように思います。
その所為もあってか、人によってはこの漫画をわかりにくいと感じる事もあるようです。
しかし、単行本などでまとめて一気に読んでしまえば、一見するとまるで無関係にも見えるエピソードの一つ一つに、クライマックスへの布石が散りばめられている事がわかってくると思います。
「18禁」、「百合」という2つのワードに抵抗が無ければ、騙されたと思って手を出してみましょう。「騙されてよかった」と思える事受け合いです。
コメントの投稿
TBありがとーございました<(_ _)>
ということで、無断でTB返しなんです!w
しかし…ホント少女セクトは秀逸ですよね(・ω・)
と、ざぁーっときだーさんのblogを見ていて気がついたのですが…
ん?Fateに…ひぐらしに…と
も、もしやかなり好みが近しい方なのでは!wと(。。)
今後も時々?えろげと、コミックとライトノベルな話題を
載せていくかもなので、よろしくおねがいしますですー/wave
ということで、無断でTB返しなんです!w
しかし…ホント少女セクトは秀逸ですよね(・ω・)
と、ざぁーっときだーさんのblogを見ていて気がついたのですが…
ん?Fateに…ひぐらしに…と
も、もしやかなり好みが近しい方なのでは!wと(。。)
今後も時々?えろげと、コミックとライトノベルな話題を
載せていくかもなので、よろしくおねがいしますですー/wave
そのうちまた、同じものに対して記事を書く事もありそうですね。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。