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「ボクのセカイをまもるヒト」

涼宮ハルヒの詰合」ですが、やはりと言いますか、「God knows...」が良過ぎます。
歌の持つ力は凄まじいです。到底侮れるものではありません。(挨拶)


閑話休題。
タイトルは、谷川流氏の著作です。



感想を簡潔に述べますと、私は「涼宮ハルヒの憂鬱」の原作を読んだ事がなく、いずれ手に取ろうと考えていたのですが、それを再考すべきかと迷いを抱かされるような内容でした。
端的に言いまして、面白くはありません。

実際には、谷川流氏の代表作と呼んで差し支えないだろう「涼宮ハルヒの憂鬱」と、この「ボクのセカイをまもるヒト」とでは、面白さに明確な差が見られるようですので、心配する必要はないと言っていいようです。
とは申せ、それならそれで、何故この作品がこのようにつまらないものとなってしまったのかという点に、疑問を抱かずにはいられません。

ストーリーは、ごく平凡な高校生である主人公のもとへ、ある日突然、自らを異世界からの来訪者であり、主人公を守護する者と称する2人の少女が訪れるところから始まります。
その2人の少女によって巻き起こされる騒動を発端に、この世界も含めて8つ存在する並列世界すべての存亡を賭けた、一大決戦の叙事詩が幕を開けるのです。

私が読了した第1巻は、設定の説明に終始しており、物語はその幕を開けたばかりのところで一旦の終わりを迎えます。ペース的に、少なくとも全5、6巻程度の作品にはなると思われ、長ければそれが10巻を超える事もあるかもしれません。

この第1巻、個人的に不味いと感じられた点がありまして、それは作品の前半に時折差し挟まれていた、作者視点での解説の数々です。これが作者の視点ではなく、たとえば物語を裏から操るゲームマスターの視点だったりするのであれば、最終的に面白いギミックとして機能しそうではありますが、今の段階ではそれを思わせる描写も登場せず、必然的に「作者の視点」と認識する事になります。

それが何故不味いのかと申しますと、作品への感情移入を阻害されてしまうからです。人並み以下の集中力しか持たない私にとっては、この「ノイズ」とでも言うべき作者視点の解説の数々が、どうにも気になって仕方ありませんでした。
これがまた前半に集中しておりまして、後半にはまったく姿を見せません。ですので、後半は普通に楽しんで読む事ができたのですが、ならば何故全体からそれを無くせなかったのかという疑念を抱かずにはいられないわけです。

材料はなかなかに面白いものが揃っていると思うのですが、残念な事に、その調理方法を間違えているという印象が拭えません。
巻が進めば評価もまた変わってくるとは思いますが、本巻のような構成がこの後も続いていくのであれば、個人的には駄作と断じる事になりそうです。
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