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「涼宮ハルヒの退屈」の雑感 後編

後半の2つについての雑感です。



・「ミステリックサイン」

非常に今更ではあるのですが、アニメ版第7話の雑感において書き連ねた推察は、今読み返してみますと素晴らしく間違いだらけとなっておりました。
長門さんと朝比奈さんがキョンの知らないところで通じているか、もしくは朝比奈さんに察知されないように喜緑さんを生徒として潜伏させておいたか、そのどちらかの条件が満たされていれば、すべてのつじつまは合う事になります。

喜緑さんは、長門さんと同じヒューマノイド・インターフェイスであり、長門さんの描いたシナリオの通りに、朝比奈さんとコンタクトを取る事になります。この時、朝比奈さんは喜緑さんの正体を知っていた可能性が高いという風に、私は考えています。喜緑さんを伴い、部室を訪れた時の視線の動きが、その事を雄弁に証言しているからです。

原作では、「長門さんの視線に気付き、たじろいだように後ずさった」とあり、長門さんを苦手としている朝比奈さんの反応としては、特におかしいところもないように思えます。
喜緑さんについても、「合同授業の時に顔を見る」という朝比奈さんの言葉から、一般の生徒として溶け込んでいる事がわかります。
そうであるなら、朝比奈さんが喜緑さんの正体を知らなかったとしても、何ら不思議はないのかもしれません。しかし、長門さんや古泉君の正体を予めわかっていたであろう朝比奈さんが、喜緑さんの正体だけを把握していなかったとなりますと、逆に不自然にも思えます。そうした理由から、朝比奈さんは喜緑さんの正体を、事前に知っていたのではないかと考えられるのです。

ふと思ったのですが、長門さんが「消失」で引き起こした極端な事態へ至る一因に、このエピソードもなっているのかもしれません。ですが、だからといってそれが要らないものという風には、私は思いません。あの「消失」での出来事さえも、朝比奈さん(大)風に言うなら規定事項であり、未来へ繋げるためには必要な事だったと考えるからです。
長門さんは、今は感情をエラーと認識するようシステム的に強要させられていますが、いずれはその枷から解き放たれる時が来るのかもしれません。仮に来ないとしても、その時はキョンが黙ってはいないでしょう。統合思念体の親玉を締め上げようと、挑み掛かるに相違ありません。



・「孤島症候群」

ハルヒが朝比奈さんに命じてキョンの寝顔を撮らせた意図については、言及するまでもないでしょう。自分が欲しかったからに他なりません。

原作とアニメ版とで、描写の仕方や筋書きの異なる場面があるのは毎度の事ですが、この「孤島症候群」ではその比率が若干高めに設定されています。具体的には…

1, 合宿にキョンの妹が着いてきた事がまず1点
2, 事件発生後にクルーザーの有無を確認しに外へ出たハルヒが、崖下で視認した「怪しい影」の存在がもう1点
3, そして、一緒に出たキョンと崖下へ転落して云々のエピソードが1点
4, 事件の真相を明らかにする役割を、キョンに代わってハルヒが、逆転裁判に似せたアクションのおまけ付きで行っているというのが最後の1点

上記の部分は原作には元々存在せず、アニメ版にのみ追加された場面です。
アニメ版前編のアバンタイトルで登場した白尽くめの女性や、エピローグ部分でキョンの首筋のほくろを注視する古泉君の描写などもありますが、ストーリーには関係がないと思われるので、数には入れない方がいいでしょう。

逆に、アニメ化される際に削られたエピソードも、ごく僅かですが存在します。水上に浮く船を不思議がる朝比奈さんや、エピローグ部分で「今度は冬の山荘よ!」と息巻くハルヒの描写がそれにあたります。

上記のエピソードにより、朝比奈さんが元居た時代には、少なくとも浮力によって浮かぶ船は存在しないという事になります。どのような原理なのかは想像も付きませんが、何らかのカラクリによって、重力に反して浮かぶ船というようなモノが、朝比奈さんの時代ではごく一般的な乗り物と化しているものと思われます。

そして、「冬の山荘」というハルヒの宣言は、「暴走」に収録された「冬山症候群」への伏線となるのでしょう。そちらはまだ未読ですので、詳しい事はわかりかねますが、近いうちに書く事にはなると思います。
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