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『熱血感想ライトノベラー』への投稿

ライトノベル系トラックバック企画『熱血感想ライトノベラー』/ウィンドバードさま

はっきりとは記憶していませんが、総計で恐らく50冊ほど、このBlogで記事にした分だけですと40冊前後と、現時点では決して読んでいるとは言いがたい私ですが、折角の面白そうな企画ですし、思い切って参加してみようと思います。

私がライトノベルを購入する場合、先達の意見を参考にさせてもらうため、ハズレを掴むという事が、そもそも殆どなかったりします。ここ最近に読んだ中では、どれとは申しませんが2~3冊あるかないかといったところです。
むしろ逆に、面白いと思ったり、好きだと感じたりする作品の方が圧倒的に多いので、その中からどれか1冊、ないしは数冊となりますと、かなり悩んでしまいます。
ですが、抜きん出て面白い、好きだという作品はやはりあるもので、今回はそういう「私が特に好きなライトノベル作品」に関して書いてみるつもりです。



「涼宮ハルヒの憂鬱」
著・谷川流 イラスト・いとうのいぢ



話題性で言えば、今年一番の作品となるのではないでしょうか。
私個人にとっても、ライトノベルを好んで読むようになった直接的な原因の1つです。
ご多分に漏れず、私もアニメから入ったクチなのですが、アニメ終了後に原作であるこの作品を読んでみて、予想以上にアニメそのままな内容に感嘆した覚えがあります。

ご存知のように、アニメ版「涼宮ハルヒの憂鬱」は、大変な人気を博しました。それは、京アニの秀逸な仕事があってこそですし、また周到なマーケティングの賜物でもありました。
ですが一番の理由は、「驚くほど原作に忠実に作られていた事」だと思います。

アニメが妙なる出来で、その内容が原作とほぼ同じと言うなら、その面白さは原作の時点で、既に完成されていたという事になります。そうであるなら、余程の改悪を加えない限り、面白くならない方が逆に不自然です。ましてや、アニメ化を担当するのが天下の京都アニメーションであるというなら、名作にならない方が異常とさえ申せましょう。

そのような訳で、この「涼宮ハルヒの憂鬱」が、私にとっての会心の一冊となる事は、言うなれば必然の事でした。「好きなライトノベル」の筆頭に掲げるべき作品と申せましょう。



「狼と香辛料」
著・支倉凍砂 イラスト・文倉十



ライトノベルを好んで読むようになった直接的な原因、そのもう1つがこの作品です。
この作品の、決して一言では語り尽くせないほどの魅力をあえて一言で語るとするなら、「主人公とヒロインの掛け合いが素晴らしい」という具合になります。
確かに、ヒロインのホロは無敵に近い萌え度を誇っていますが、しかし彼女だけでは不十分です。彼女の魅力は、彼女に翻弄されるキャラクターの存在なしには決して完成しないのです。故に、主人公のロレンスは、ホロとは表裏一体の存在と言えます。彼がいるからこそ、ホロはその魅力を最大のレベルで発揮できるのです。

昔、とあるアニメのコーチが言っていました。
「一人一人は単なる『火』でも、二つ合わせれば『炎』となる。『炎』となったキャラクターは、無敵だ」と。少し違ったかもしれませんが、これは至言だと思うのです。ホロとロレンスも、それぞれだけでは脆弱な存在ですが、二人揃えばどの作品の、どんなキャラクターにも負ける事のない、最強クラスの萌えキャラとなります。そうなった二人は、まさしく無敵なのです。



「紅」
著・片山憲太郎 イラスト・山本ヤマト



突然ですが、私は王道な物語が大好きです。そしてこの「紅」は、そうした王道なストーリーを持つ作品です。
主人公がデフォルトでハーレムに近い状況に身を置いていたり、また殺人的なまでの鈍感さだったりと、有体に申しまして非常にエロゲ的な要素が多く登場します。それらを端的に評するならば、「凡庸」です。
王道故に凡庸、ですがそれは、ストーリーが退屈という事とは少しも繋がりません。並外れた構成力をもってまとめ上げられた本作の文章は、退屈とはまったく逆の印象を、読者に対して与えます。作品内全体に張り巡らされた伏線の数々が、クライマックスのただ1点に集束していくさまは圧巻の一言で、その場面での主人公の大立ち回りもあって、これ以上ないほどの燃えを読者に与えてくれるのです。

そうそう、本作品について語るなら、ヒロインについてを忘れるわけにはいきません。
そのヒロインの名前は九鳳院紫、世界を牛耳る大財閥、九鳳院家の末子です。
とある事情により、主人公の真九郎と行動を共にする事になる彼女は、紆余曲折を経て、真九郎をはじめての想い人と慕うようになります。
とは申せ、片や一介の揉め事処理屋でありしかも未だ学生の身、片や大財閥の御令嬢と、二人の間には巨大な障壁が結界のように立ち塞がっています。ですが、障害が大きければ大きいほどに、二人の愛の炎もより強く、より激しく燃え上がるのです。

ただ問題なのが、彼女が僅か7歳の少女に過ぎないという事実です。7歳と申しますれば、小学校の一年生です。光速度の不変性と同じくらい、絶対的に犯罪です。
しかし侮ってはいけません。確かに幼い身ではありますが、彼女はヒロインとしての勤めをしっかりと、献身的なまでにこなしているのです。ヒーローとは、守るべきヒロインのためにこそ全力を、いえ全力すらも超えた力を出せる存在です。その定義で言うなら、間違いなく彼女は本作品のヒロインなのです。



「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」
著・桜庭一樹 イラスト・むー



ほんわかした表紙に騙されてはいけません。その構成要素は、99%の絶望と、1%だけの救いです。読後感も、決して爽やかとは申せません。
にもかかわらず、私がこの作品を「好きなライトノベル」として挙げたのは、それらを踏まえた上でもなお名作と呼ぶに足る逸品だからです。
誰も何も何一つとして救われず、苦い後悔だけを残すこの物語は、人によっては読む事が苦痛とさえなってしまうかもしれません。ですが、それでも読んで欲しいのです。主人公が親友の少女から受け取った、たった1%の、しかしかけがえのない救いがあります故に。



挙げたい作品は、他にも幾つかあるのですが、ひとまずはこのようなところで区切りをつけたいと思います。
読みたい作品の未だ半分程度にしか手を出せていない私ですが、そんな中から特に良いと感じた作品について語ってみました。この熱意がうまく伝わってくれたなら、至上の喜びです。
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