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「レジンキャストミルク2」

そう遠くないうちに、続巻へ手を出す事となりました。
著者は藤原祐さん、イラストは椋本夏夜さんです。
シリーズ第2巻となります。



特設ページ・レジンキャストミルク



衝撃の第1巻に引き続き、撃滅の第2巻です。
内容の方は、リンク先の特設ページによって何となくお分かりいただけるかと思いますので、割愛させていただきます。

本巻では、巻頭に漫画が掲載されています。
作品内の日常を綴ったショートストーリーなのですが、こういった試みはあまり見られないため、新鮮に感じられました。前巻では名前だけが出ていながらも、明確な活躍はなかった速見殊子と佐伯ネア両氏の登場もあります。
描いているのは、第1巻に続いて美麗なイラストで表紙を飾る椋本夏夜さんです。勿論、「原案協力」として作品作りに携わっているのも変わりません。

さて、この第2巻に至り、キャラクターの能力の詳細に加え、キャラクターの相関関係も、ある程度が明らかになってまいりました。
中心にあるのは主人公の城島晶ですが、各キャラクターはそれぞれの思惑に従って行動しており、主人公こそが絶対という訳ではないようです。
主人公にとって、倒すべき絶対の敵である「無限回廊エターナル・アイドル」も、他のキャラクターにとっては、必ずしもそうではないようなのです。接触を果たした柿原里緒の反応が特殊なものであった可能性も高いのですが、例えば速見殊子や佐伯ネアは、どちらかと言えば一歩引いた視点から舞台を眺めているようなところがあり、それ故に状況如何によっては、柿原里緒と同じように、無限回廊への協力を拒まないというような事もあるかもしれません。

そして、本巻に至って更に明白となったキャラクター達の能力ですが、その強さを絶対評価で見てみますと、やはり柿原里緒の最強は揺らがないようです。
前巻で見せた、「虚軸キャスト」である猫の小町が無限に増殖するという「有識分体分裂病」の能力や、「固定剤リターダ」である里緒自身がその恩恵によって得た条件付きの不死性、「世界系インスト」へのアクセス権に加え、なんと更なる奥の手まで隠し持っていました。
虚軸であるとはいえ、身体能力は1匹の猫のそれに過ぎない小町ですが、その能力を如何なく発揮した際には、その恐ろしさは想像を絶するものとなります。「無限に増える」という小町の能力は、何の比喩でもなく、事実をそのまま表しています。つまり、やろうと思えば地球上の陸地のすべてを、溢れるほどの白猫の姿で覆い尽くす事さえ可能なのです。敵として相対したなら、この「無限」と真正面から戦わなければならない訳です。
更に、本巻で明らかになったその切り札は、ただでさえ厄介極まる有識分体のその能力を、抵抗が不可能な域にまで高めてしまいます。現時点での最強は、間違いなく彼女達1人と1匹になるでしょう。

そして、最強である彼女達と戦い、痛み分けにまで持ち込んだ「無限回廊」も、戦闘能力においては一歩抜きん出ています。少なくとも、今の晶と硝子では、互角に持ち込む事さえ困難を極めるでしょう。仲間である里緒達の助力があって、初めて互角以上の戦いが可能となりそうです。

さて、絶対評価で見た戦闘能力においては、柿原里緒と「無限回廊」が一歩抜きん出ていると書きましたが、これが相対的な強さとなってきますと、いささかながら話は変わってきます。
現状知られている能力が直接攻撃系に俗する舞鶴蜜では、単純に力勝負となりますうえ、嵌められた枷の存在故に、勝ち目は殆どなくなってしまいます。
ですが、間接的に作用する能力を持つ佐伯ネアや、武器を生み出しその武器へ特殊な効果を付属させる事が可能な晶と硝子、そして強力な催眠により相手のすべてを支配可能な速見殊子ならば、拮抗しうる可能性も増大します。
特に速見殊子は、催眠が通じさえすれば、如何に強大な力を持つ里緒や「無限回廊」相手と言えども、完全に無力化する事が可能となるでしょう。
逆に、里緒と「無限回廊」が殊子の催眠さえ無効化してしまうのなら、彼女らと互角以上に相対できる可能性を持つ存在は、現時点ではお互いのみに限られる事となります。

以上の事から、2巻完結時点においての強さの順位は、柿原里緒と「無限回廊」が並び、その下に速見殊子、舞鶴蜜、城島硝子、佐伯ネアが、ほぼ一列に並ぶ感じになると思われます。第1巻のそれとは、殆ど変わっていません。
佐伯ネアは、条件付きであらゆる傷を完治可能という強力な能力を持っていますが、戦闘向けとはとても言いがたく、仮に戦闘において使用したとしても、非常に使いにくいものとなる事が明白です。使い方次第では戦闘にも有効なのかもしれませんが、現時点ではそれを推察する事は困難です。今後、続巻にて彼女の戦う様子が描写される事もあると思われますから、真価はそこで判明するでしょう。

第1巻の時と同じく、この第2巻も特に面白いという印象は抱かなかったのですが、しかし続きが気になってしまうという時点で、それなり以上に面白いと評価しているのかもしれません。
イラスト担当の椋本夏夜さん曰く、「5巻から話が大きく動く」そうで、その5巻に至るには、早急に第3、第4巻を読んでしまわなければなりません。3巻と4巻は合わせて一話という形式になっているそうですから、読み始めたなら一気に読了に至る事が望ましいと申せましょう。時間と体力と精神力のある時に、挑戦したいと思います。
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