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「狼と香辛料3」

著者は支倉凍砂さん、イラストは文倉十さんです。
ファン待望の、シリーズ第3巻となります。
ネタバレ分が多めですので、未読の方はご注意を。



行商人のロレンスと、狼のホロとの旅の物語も、3巻目を数える事となりました。ですが、その勢いは衰えるどころか、更なる加速の様相を見せています。

何が凄いって、燃えるような戦闘シーンがある訳でもないのに、読んでいてここまで熱くなれるのが凄いです。口上を剣とし、資金力を盾とし、信用を最後の切り札とする商人達の世界も、騎士達のそれと何ら変わらない、戦いの世界という事なのでしょう。

何が萌えるって、主人公ロレンスと狼ホロの掛け合いにです。
ロレンスも大分成長してきましたが、それでもホロの手の平の上で転がされるのは相変わらずです。その様子がまた、転がり回りたくなるくらいに萌えるのです。
特に、「終幕」において、ホロが重大な秘密をロレンスに告げ、ロレンスが極大の過失に気付くシーン、「あっ!」という悲鳴に近い声を上げたロレンスに、もう(・∀・)ニヤニヤしっぱなしです。確かにホロは、半分くらいは悪魔だと思います。

ただ、その「終幕」の部分によくわからない記述があった事は、問題だと思います。
中盤のとある部分を思い返しつつ会話をするロレンスとホロという構図なのですが、そこに私の記憶にない事を回想するかのような一文がありまして、すわ読み落としたかとその中盤部分を読み返してみたのですが、該当しそうな部分は何処にも見当たりません。恐らくは、記述の誤りであると思われます。
その事だけは問題点と言えると思いますが、逆を申しますとそれくらいしか問題視できるような部分は見当たりませんでした。第1巻の時点で完成度の高い作品ではありましたが、巻が進むに従って、なお良質さを増しているように感じられます。

第2巻を読了してから今に至るまで、決して多いとは言えないまでも、それなりの数のライトノベルを読んできたと自負しています。他を知らぬが故に良く見えていただけなのではないかと思う事もありましたが、杞憂に過ぎなかったようです。
他の何をどれだけ知ろうと、ホロが最強クラスのヒロインである事は揺るぎない事実でしたし、それに翻弄される主人公ロレンスは、少し可哀想ではありますが、三国一の果報者です。
そして、その2人の掛け合いが最高に面白いという事も、他の名作と呼ばれる作品と比較したところで何ら霞むものではありませんでした。

100点満点で評すとしますと、95点は固いです。
減点の理由は、上記の記述の誤りなのですが、それさえなければ100点をつける事にもためらいはありません。
文章が良く、ストーリーが面白く、何よりヒロインが可愛いライトノベルをお探しであれば、本著を手に取りますればその需要を一挙に満たせる事と思います。

改めて申しましょう、この「狼と香辛料」は、名作であると。
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嗚呼
もう3巻が出ているんですね

逃げていく訳じゃなし、のんびり読めばいいと思いますよ。
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