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天元突破グレンラガン 第12話 「ヨーコさん、お願いがあります」

第11話をシモン復活の回だったとするなら、この第12話は、ヨーコが一歩前へ進んだ回でした。きっかけは、やはりニアです。

実際の年齢以上に大人びた外見と考え方を持つヨーコですが、ライフル片手に幾多の死線をくぐり抜けてきたとはいえ、結局はまだ14歳の少女に過ぎません。好きな相手と想いが通じ合った途端に先立たれてしまい、内心ではシモンと同じくらいの絶望を抱えていたと思います。

皆の前では気丈に振舞おうとしていましたが、1人の時には涙を流し、ニアの正論過ぎる意見には、思わず激昂もしていました。シモンにとってそうであったように、ヨーコにとってもカミナの死は、途轍もなく重いものだったのではないでしょうか。

ですが、彼女が本当の笑顔を取り戻すのも、そう遠い日のことではないように思うのです。そのきっかけを、ニアとの掛け合いの中で得ているように感じられました。

「根拠はないけどシモンを信じる」というニアのスタンスは、まさしくカミナのそれと同一のものです。カミナとニアは、お互い面識こそありませんでしたが、物言わぬ彼の背中が信じるに足るものだという事を、2人共が誰よりもよく知っていました。
そして実際に、シモンはニアの期待へ見事なまでに応えてみせます。自らの足で立ち上がり、前へ進み始めた今のシモンには、山であろうと海であろうと、たとえ空であろうとも、敵は無いに違いありません。

では、ヨーコはどうでしょう。
ニアにとってヨーコは、信じるに足る存在だったのでしょうか。

恐らくは、ヨーコ自身でさえニアに信じてもらっているとは思っていなかったのでしょう。だからこそ、ニアが騒ぎ立てたりなどせずに、静かに目を閉じたことを疑問に思ったのです。

しかし、ニアはヨーコを信じました。シモンさえ疑ったのにもかかわらずです。
そしてヨーコは、図らずもそれに応えました。意図したものではないとはいえ、2人の間には、既に信頼関係が築かれていたわけです。

前半こそニアを疎ましく思っていたヨーコでしたが、こちらの敵意に気付かない者ほど敵視し甲斐のない相手もおりません。ましてや、相手が自分を無条件で信じているとなれば、敵視などすること自体がバカらしくなるでしょう。

そうしてヨーコの一人相撲は終わりを告げ、同時に友人を手に入れることになります。自分を信じ、自分が信じるニアという名の得がたい友人を。

・オマケ
【グレンラガンMAD】ニア姫様から大切なお知らせとお願いです。
【MAD】天元突破グレンラガン True My Heart (きしめん)
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テーマ : 天元突破グレンラガン
ジャンル : アニメ・コミック

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