らき☆すた 第18話 「十人十色」

新キャラ達の出番が多い回でした。その中には、初登場である田村ひより嬢も含まれています。

田村ひよりは、こなたに勝るとも劣らないオタクとして描かれており、こなたがエロゲーなどにも積極的に手を出す男性的なオタクであるのに対し、ひよりはボーイズラブや百合までを範疇に含める女性的なオタク、いわゆる腐女子として描かれています。

こなたは絵を苦手としており、二次創作にも手を出していないようですが、ひよりは卓越した画才を持っており、同人誌も作っているようです。
ただ、ゆたかやみなみら友人達を、腐った目で見てしまう自分に、若干のコンプレックスを抱いているようでもあります。この点は、オタクである自分に微塵の疑いも抱かないこなたとは、対照的です。

あと、メガネを装備しています。ここ重要です。

他には、学校でのパトリシアが、意外と言っては失礼ですが、良キャラとして描かれていて、少し驚かされました。
こなたと同じコスプレ喫茶でアルバイトをしているだけあって、オタクとしてのレベルはかなりのものであるようです。上記のひよりとも、同じ話題を共有できているようでした。

このパトリシアといい、絶望先生の木村カエレといい、最近のアニメには、面白い外国人キャラが多いですね。

さて、今回のらっきー☆ちゃんねるは、珍しくまともな入りから始まりました。
その後は白石みのる氏が前に出、あきら様が機嫌を損ねるというお決まりの展開でしたが、終盤に白石みのる氏の携帯へメールの着信があり、収録中にもかかわらず、必死に返信しようとしていました。
それが更にあきら様の追及を加速させることとなったのですが、結局番組内で明かされることはありませんでした。あれは一体、何だったのでしょう。

エンディングは、また白石稔氏かと思わせておいて、まったく別の人が登場していました。
純白のウエディングドレスに身を包んだあの女性は、つかさの中の人こと福原香織さんだそうです。エンディングに登場するのは、白石氏とあきら様の中の人くらいと勝手に思っていましたので、今回のこれは、率直に驚かされました。

ちなみに、BGMはいつも通り、作詞作曲白石稔、歌うのも白石稔でした。
今回は割と真面目に歌っており、本気でやればそれなり以上の歌唱力であることが明かされました。
また、曲と歌詞も普通に良く、氏の多芸さを披露する結果となりました。

でも、もうそろそろ実写エンディングはお仕舞いにした方がいいと思います。