らき☆すた 第22話 「ここにある彼方」

みゆきさんの出番がほんの少ししかありませんでしたが、その絵が非常に可愛かったので、とりあえずは満足です。

ときに、作中キャラがことあるごとに「臭いねー」、「臭いよねー」という風に言っているのは何なのかについて、今回少しだけヒントがありました。
「あいつ割と臭いわよねー、たまにはいいと思うんだけどさぁ」というかがみの台詞から察するに、人間を含む動物の一種であると推察できます。
人間に対しての言葉にしては、礼を失している感がありますので、犬や猫などの比較的人間の身近にいる動物のことなのではないでしょうか。

まぁ結局のところ、何も考えずに使っている言葉なのだろうとは思います。

「○ッキーポッ○ー」は覚えがありますが、「パン工場♪」は未経験です。それどころか、どうしてパン工場なのかさえ完全完璧に理解不能です。
でも、照れるかがみんと追い討ちをかけるみさおの絵が可愛かったので、深く考えないことにします。

「私語が多いって言われるよ、でもそんなの関係ねぇ」
熱湯風呂でちょっと話題になったあの人ですね。つかさの中の人にしては珍しく、ネタが新しめです。
同じネタでも、声とキャラ次第で受ける印象はまったく違ってきます。つかさが言うと、別の意味で破壊力抜群ですね。

スナック菓子の袋は、時に驚くほど頑強だったりします。
そういう時に意地を張って無理矢理開けようとするのは、短慮であると言わざるを得ません。何故なら、それこそはぶちまけへのフラグだからです。
それはともかく、こなたが必死になる場面は殆ど見られないため、貴重なシーンでした。

さて、今回のBパートの後半は、こなたの母である泉かなたさんの、実質的な初登場でありました。声は、声優の中でも今や大御所の域に達しつつあり、「ルパン三世 カリオストロの城」のクラリス役や、「めぞん一刻」の音無響子役で名を馳せる名優、島本須美さんです。

在りし日のかなたとそうじろうが共に過ごした日々が、こなたとそうじろうの思い出話という形で、いつもとは違う雰囲気の中、語られていきます。
狙っているのが丸わかりなのですが、普通にいい話過ぎてちょっとキました。そうじろうのかなたへの告白は、今もってなお過去形にはなっていないんですね。かといって引きずるのではなく、まさに「共に生きる」という感じで、初めてそうじろうを格好良いと思いました。

なんて思っていたらあのオチです。
消去とか御焚き上げとか、知らないとはいえ憐れすぎます。

なんて思っていたら、更にあのオチです。「溜まってる」とか、いつにも増して生々しいです。
無理にオトす必要はないと思うのですが、これが京アニらしさであり、らき☆すたらしさでもあるのでしょう。良いシーンもおかしなオチもひっくるめて、まとめて楽しんでくれ、ということですね。

次回第23話、「微妙なライン」。
って、大御所になんつーことをさせてますか。あまりにもそのまんま、あまりにも予想外で、唖然としてしまいましたよ。