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天元突破グレンラガン 第26話 「行くぜダチ公」

ゾーシィ、キッド、アイラック、マッケン、ジョーガン、バリンボー。
そして、キタン。
何一つ愚痴るでもなく、「助けたいから助けるんだ」と、笑いを浮かべて死んでいった仲間達。
その遺志を胸に、いざ反撃開始と相成ります。

超銀河グレンラガンの戦闘能力は実に凄まじく、自身の数倍、地球ほどもある敵巨大戦艦を相手に、互角どころか逆に圧倒する勢いです。グレンブーメランによる超銀河大烈斬によって、まさしく星を薙ぎ払うかの如く、敵戦艦を駆逐していきます。

しかし、敵もさるもの。確率を操る兵装によって、グレンラガンの螺旋フィールドを巧みに突き抜け、攻撃を加えてきます。
そして今度は、螺旋力の真実を語り出し、降伏を迫ってきます。

螺旋力は、宇宙と生命を繋ぐ力であり、銀河の成長は生命の成長と比例します。
生命は、より螺旋の力を得るための形を求めて発達し、進化しました。それが、「人間の形」です。
しかし、その果てには螺旋力を制御しきれなくなり、生命のすべてが銀河となってしまいます。過剰銀河は互いに食い潰しあい、ひとつの巨大なブラックホールとなって、宇宙は無へと返ります。それこそが、「スパイラルネメシス」です。

呆然となるシモンを、「アンチスパイラルのハッタリだ!」と叱咤するヴィラルでしたが、驚くことに、ロージェノムが「真実だ」と肯定します。
今や人類最強の螺旋力の持ち主となったシモンには、アンチスパイラルの言葉が嘘でないことが、直感的に理解できたのです。

ですが、ロージェノムはこうも言います。「真実はもうひとつある」と。

「ニアがお前を待っている。
地球が、螺旋族が滅ぼされぬよう、耐えているのだ」と。

その言葉に、「ああ、そうだ、その通りだとも!」と、力強く応えるシモン。
今の彼には、沢山の仲間がいます。彼が心を折ろうとしても、そうなる前に必ず仲間が支えてくれるのです。

「どっちも守る!
女も、宇宙も、どっちもな!」
決意を新たに、戦いを再開します。

敵は今度は、時空の隙間に姿を隠してきます。
「時間軸の中を揺れながら襲ってくる」というロージェノムの言葉からして、ごく近い過去と未来までの時間と確率を操作して、対象に接近する技術と思われます。匹敵するには、こちらも時間を操る兵装をもって当たらなければなりません。

そして、その兵装が超銀河グレンラガンには搭載されていました。
時間軸を操作し狙いを定め、メイルシュトローム砲、メガボルテックスキャノン、各部砲門を全解放。無量大数の敵艦隊を、根こそぎ駆逐します。

たまらず時空の狭間から姿を現した敵艦隊の旗艦を、お馴染みの必殺技、「超銀河・ギガドリルブレイク」によって粉砕し、シモン達は一時の勝利を得ます。
フェイクが消えたことで、今度こそニアの下へワープできるようになる、そのはずでした。

あるはずのない、しかし確かに存在していた選択肢の名残り。選ばれず、消えて無くなった選択肢の数々が、今ここでシモン達に牙を剥きます。
「もしかするとこうなっていたかもしれない世界」、一度認識してしまえば、思考が続く限り決して抜け出せない魔の螺旋。
敵の精神攻撃です。
人が人の形をしている限り、この攻撃から逃れるすべはありません。

唯一の例外は、人の形から外れたブータとロージェノムのみ。
単身乗り込んできたアンチスパイラルは、自力では動くことさえ出来ないロージェノムへ狙いを定め、攻撃せんとしていました。

それを阻止しようと飛ぶブータ。
これ好機と螺旋力を込め、吼え猛るロージェノム。
アンチスパイラルの攻撃との間で渦巻いた、ロージェノムの螺旋力は、思わぬ変化をブータへもたらします。
第1話冒頭に登場していた副官の姿へと、最終話を目前にしてついに変化させたのです。

いえそれは、もはや変化ではありません。
螺旋の力を最も効率的に操れる形状への、自立的な「進化」です。
常にシモンの隣にあって、傍らで彼を支え続けたブータが、彼の相棒たるに相応しい姿へと、ロージェノムの力を借りて、自ら進化させたのです。

ですがそれは、敵の策中に飛び込むも同然の行いでした。
人の形を得てしまったブータは、自然敵の精神攻撃へとらわれることになります。
まさに万事休す。シモン達が夢の世界で朽ち果てていくのを、もはや待つだけかと思われた、その時。
あの男が、帰ってきます。

シモンが迷った時、彼はいつも道を指し示してくれました。
そのやり方には荒っぽいものもありましたが、いつも的確でした。
シモンは彼を信じ、彼もまたシモンを信じていました。
シモンは彼を「アニキ」と呼び、彼はシモンを「相棒」と呼び、去り際には「ダチ公」と呼んで、逝きました。

カミナ。
グレン団の、かつてのリーダー。
今のシモンを形作らせたあの男が、シモンのピンチに帰ってきました。

カミナは、腑抜けの偽カミナを石ころと断じ、胸元にあったはずのものを手探るシモンに、「お前のドリルはココだ!」と胸の内を指し示します。そして問い掛けるのです。「お前のドリルは何のためにある?」と。

偽カミナを殴り飛ばし、「俺のドリルは天を突くドリルだ! ドリルは俺の魂だ!」と、今や当たり前のこととなった核心へ、再度至るシモン。
もう迷うことはありません。何故なら、カミナがシモンの胸の内に、宇宙でただ一つの真実となって、共に在るからです。

カミナだけではありません。
キタンはじめ、散っていった仲間達。そのすべてがシモンの真実であり、魂であり、死ぬまで共に在り続ける仲間です。
だから、もう決して迷うことはないのです。

とらわれた他のみんなを導く一条の光となり、天を切り裂いてシモンは飛んでいきます。
一路、ニアの下へと。

「待たせたな、ニア!」

次回第27話、「天の光はすべて星」。
最終回です。
語るべき言葉はもはやありません。ただ座して待つのみです。
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テーマ : 天元突破グレンラガン
ジャンル : アニメ・コミック

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