著者は伏見つかささん、イラストはかんざきひろさんです。

オビに「乃木坂春香さんも大絶賛!!」とありますが、なるほど本著とかの作品は似ているようです。
厳密にどの程度似ているのかは、「乃木坂春香の秘密」を読んだことがなく、アニメを観たこともない私には考察のしようもありませんが、基本設定だけを考えると、似ていると言っても差し支えのないレベルであるように思えます。
というわけで、微妙な年頃に差し掛かった妹と疎遠になっていた兄が、ひょんなことから妹の秘密を知ってしまい、騒動に巻き込まれていく…といった感じのお話です。
序盤は割かしハイテンションに進んでいき、インターネット上のサイトが実名で登場したり、とあるモノについての説明がやたらと具体的だったりと、よりオタクであるほど共感して楽しめる雰囲気になっています。
この感覚は、割と最近に味わった覚えがあります。これは、アニメの「らき☆すた」や、「さよなら絶望先生」を観ている時であったり、ニコニコ動画を見ている時に味わったのと、同じものです。
オタクの持つ知識へ訴えかけ、世界観へ一気に引きずり込む──
というのが、本著の前半部分になります。
後半に入りますと、そういった部分はすっかり影をひそめ、一転してシリアスな雰囲気となっていきますが、その時には既に、物語に引き込まれてしまった後です。
そんな感じで、一気に読み終えてしまいました。
「十三番目のアリス」は、ひたすらにつまらないとしか思わず、1巻を読んだ時点で切った覚えがあったのですが、いやはや化けたものです。随分と読みやすくなっていました。
しかも、面白いです。
型にはまったキャラ設定やシナリオではあるのですが、丁寧に書かれているので読みやすく、かつ楽しめます。
魔法や超能力といった非現実の要素が一切出てこないことや、“妹”が主人公に対し、まったくと言っていいほど媚びないところも、個人的には好感触でした。
だからこそ、あのオチが活きてくるわけです。
この話の流れ的に、オチはああなる以外に無いとさえ言っていいと思うのですが、そのあたりも含めて本著は極めて王道的で、予定調和で、そして安心して読める物語でした。
エロゲーに出てくるような兄妹も悪くはありませんが、兄妹で萌えというなら、やはりこのようにあるべきだと私は思います。

オビに「乃木坂春香さんも大絶賛!!」とありますが、なるほど本著とかの作品は似ているようです。
厳密にどの程度似ているのかは、「乃木坂春香の秘密」を読んだことがなく、アニメを観たこともない私には考察のしようもありませんが、基本設定だけを考えると、似ていると言っても差し支えのないレベルであるように思えます。
というわけで、微妙な年頃に差し掛かった妹と疎遠になっていた兄が、ひょんなことから妹の秘密を知ってしまい、騒動に巻き込まれていく…といった感じのお話です。
序盤は割かしハイテンションに進んでいき、インターネット上のサイトが実名で登場したり、とあるモノについての説明がやたらと具体的だったりと、よりオタクであるほど共感して楽しめる雰囲気になっています。
この感覚は、割と最近に味わった覚えがあります。これは、アニメの「らき☆すた」や、「さよなら絶望先生」を観ている時であったり、ニコニコ動画を見ている時に味わったのと、同じものです。
オタクの持つ知識へ訴えかけ、世界観へ一気に引きずり込む──
というのが、本著の前半部分になります。
後半に入りますと、そういった部分はすっかり影をひそめ、一転してシリアスな雰囲気となっていきますが、その時には既に、物語に引き込まれてしまった後です。
そんな感じで、一気に読み終えてしまいました。
「十三番目のアリス」は、ひたすらにつまらないとしか思わず、1巻を読んだ時点で切った覚えがあったのですが、いやはや化けたものです。随分と読みやすくなっていました。
しかも、面白いです。
型にはまったキャラ設定やシナリオではあるのですが、丁寧に書かれているので読みやすく、かつ楽しめます。
魔法や超能力といった非現実の要素が一切出てこないことや、“妹”が主人公に対し、まったくと言っていいほど媚びないところも、個人的には好感触でした。
だからこそ、あのオチが活きてくるわけです。
この話の流れ的に、オチはああなる以外に無いとさえ言っていいと思うのですが、そのあたりも含めて本著は極めて王道的で、予定調和で、そして安心して読める物語でした。
エロゲーに出てくるような兄妹も悪くはありませんが、兄妹で萌えというなら、やはりこのようにあるべきだと私は思います。












