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イスカリオテを読んだ

イスカリオテ (電撃文庫)

著者は三田誠
イラストは岸和田ロビン

特定の都市にのみ強大無比な力を持った怪物が襲来する世界で、それに対抗しうる唯一の武器である断罪衣(イスカリオテ)を使い、主人公たちが戦っていくという話
主人公は、かつて存在した伝説級の英雄とそっくりな顔立ちをしており、今はいなくなったその人物に成りすますことを、突然現れた胡散臭い男に要請される
見返りは、一生を遊んで暮らせるだけの報酬
行方知れずとなっているその人物は、怪物に抗う者すべての希望であり、どんな手段を用いてでも居続けてもらわないと困るらしい
人智を超えた怪物との戦いに、英雄という象徴の存在は不可欠であるがゆえに

といったようなあらすじだ
特徴らしい特徴はないに等しい
十年単位でオタクを続けてるような人なら、本著の設定やキャラクターは、見たことがあるようなものばかりだと思う
話そのものも王道であり、サプライズ的な要素は皆無
予想通りに話が推移していき、予想通りの結末を迎える
そんな物語だ

料理を作るために、何種類かの食材を集めたとしよう
その食材を使って、何人かが同じように料理をしたとしよう
出来上がった料理の味は、すべて同じとなるか
答えは否だ
同じことは、ラノベに関しても──もっといえば、小説、ゲームのシナリオ、漫画、映画、その他すべてのエンターテイメントに関しても──言える
同じような食材を用いても、料理人が違えば、味も見栄えもまったく違ったものになる
その点でいうと、本作の著者である三田誠氏は、凄腕のシェフであると言っていいだろう
たしかに、特徴らしい特徴はない
驚きをともなう展開もない
ただ、全体としてのレベルはかなり高い
おいしい料理を期待してレストランへ入り、注文し、そしてその期待を裏切らない料理が出てくる
これって結構、運のいいことだと私は思う
大手のファミレスなんかであってさえも、調理を担当する人物によって、味や盛り付けは大きく変わる
ならば、そのなかで当たりを引くってのは、実は運がいいと形容してしかるべきことではないだろうか
いうなれば、ありふれた食材で、最高の調理をした結果がこの本だ
王道ってのは、かくあるべきだと思った

あと一点だけ

ノウェムの
ただごとではない
かわいさ

でもあえて言おう、ノウェムは主人公の嫁であると
ヒロイン候補二人なのかーなんて思いつつ読んでいたけど、全然そんなことはなかったぜ
ノウェムつええ、マジつええ
玻璃のほうが余裕でヒロインっぽいスペックなのに、それを圧倒してしまうなんて
恐ろしい子と言わざるを得ない
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テーマ : ライトノベル書評
ジャンル : 本・雑誌

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