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俺の妹がこんなに可愛いわけがない3を読んだ

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈3〉 (電撃文庫)

著者は伏見つかさ
イラストはかんざきひろ
オビにコメントを寄せているのはベイビー・プリンセスの七女立夏ちゃんでした
聞くところによると、同日に発売されたベイビープリンセスの小説のほうでは、本作ヒロイン兼妹の桐乃がオビにコメントを寄せているそうだ
それだけじゃなく、どうも二作品でコラボした企画をやってもいたらしい
桐乃は、自身も妹なくせに妹萌えの属性を持ってるというおかしなキャラなので、このコラボは割と自然だと思った

そのサイト

桐乃の文章がやたらケータイ小説っぽいけど、そういうキャラなのでこれで正しいのだ
むしろここは、再現度の高さを評価するべきだと思う
しっかしベイビープリンセス侮りがたし
まさか鉄オタまでいるとは思わなかった
そして4月4日の日記に吹く
ケータイ小説以前に日本語になってねーよ!
ちなみに4月30日までの期間限定公開だそうだ

ケータイ小説といえば、本著にはそれにまつわるエピソードが出てくるのだが、これがなんというか、かなり痛い
中二病的な痛さもあるんだけど、それ以上に駄文書きとして身につまされる痛さなのだ
ぶっちゃけると、とある出版社に小説の原稿を持ち込む話があるのだが、ここがかなりきつい
自分の書いた文章を酷評された経験のある人だと、ひょっとすると正視に耐えないんじゃないかってくらいにきっついのだ

文章書きを商業でやるなら、端的に言えば「受けるもの」を書いた人が勝つ
その「受けるもの」を書くには、努力やら経験やら才能やら、いろいろなものが必要になる
それらを備えた人が勝ち、なかでも運まで味方につけた人が大勝ちする
おおよそはそういう認識で間違ってないと思う
それらの和が一定ラインを超えたときに本が出せたり大ヒットにいたるのだとして
では努力や経験が突出していて、でも一定ラインを超えられない作家がいた場合
彼あるいは彼女は、才能や運との総和で軽々と飛び越えていく者を横目に見て、胸の内で何を思うのだろう
本著の痛さというのは、そういう類のものである
私は努力すら大してしていないうえ、ろくに経験も積んでいないので、こうしたことを語るのすらおこがましい身の上なのだが
しかし報われないことがどれほど辛いことなのか、察するくらいはできる
そういう意味で、本著の内容は興味深いものだったし、身につまされるところもあった

一点同意できたのが、ヒロインである桐乃のとあるセリフ
「読まないヤツに作品を叩く資格はない」という旨の一言
私はケータイ小説を読んだことは、これまで一度もない
恐らくこれからもないままだろう
読まないうちは、その端だけを見て叩くようなことはするべきじゃないと考えて、それを実行してきた
当然といえば当然のことではある
しかし、印象から語ってしまうことも多いのが人間って生き物だ
ケータイ小説に限らず、中身を見ないうちに叩くことだけはすまいと改めて思った次第
ちなみに桐乃嬢は、ゴミだカスだとぼこぼこにけなす作品でも、必ずすべてに目を通した上でそうしているらしい
持論というより、そうでなければ文句を言う資格がないと無意識レベルで考えてるようだ

一巻の時点では、ネタを優先しただけのまぐれ当たりかも、なんて思いも正直に言うとあった
真価を問うていいのは続巻が出てからではないだろうかと
ではその続巻が二冊出た今の状況でこそ、本シリーズのヒットがまぐれだったのかどうかを問うべきだろう
そして、その答えは否だ
当たるべくして当たったんだということが、この三巻までを読めばわかるのだ
「受けるもの」を書いた者が勝つ世の中である
これだけ面白ければ受けるのは当然であり、ならば売れるのも必然だったということ
今なら素直にそう思える
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テーマ : ライトノベル書評
ジャンル : 本・雑誌

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