スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

とらドラスピンオフ2!を読んだ

とらドラ・スピンオフ〈2!〉虎、肥ゆる秋 (電撃文庫)


著者は竹宮ゆゆこ。
イラストはヤス。
サブタイトルは「虎、肥ゆる秋」。

私の読み方に問題があったと言わざるを得ない。
何の話かというと、このスピンオフ2は実は10巻より先に発売されていたのだ。
大河と竜児の話は本編10巻で既に完結しているので、それを読んだ後で時系列的にその前にあたる本著を読んでしまうと、頭のなかで完成していた図式に狂いが出てしまう。
発売元が想定していた順番を私が破ってしまったことで、生じるはずのなかった違和感にさいなまれる羽目になったのである。
順番通りに読んでいたなら、こんなことも恐らくはなかっただろう。

そんなスピンオフ2だが、悪いことばかりだったかといえば、案外そうでもない。主役ふたり以外、すなわち春田とその彼女さんや、独神こと恋ヶ窪ゆり先生のサイドストーリーが読めたことは、大きな収穫だったと言える。
特に、春田の話はかなりよかった。
彼は普段、どうして竜児や北村と同じ高校に合格できたのかと思えるくらいにバカなのだが、そんな彼が本編にも登場していた彼女さんを、いかにしてゲットしたのかという話。
竹宮ゆゆこは、もっと修羅場を書くべきだと思った。ドロドロした人間関係をさらっと描写できることこそ、この人の持ち味じゃないだろうか。
次あたり、そんな物語を書いてくれないかな。

そしてゆりちゃん先生の話。
10巻で個人的に、のみならず世間的にも大きく株を上げたであろう彼女。大河の母親と正面切って言葉をぶつけ合い、己が生徒を信じて一歩も退かなかった彼女の姿は、本当に格好良かった。1巻2巻の頃の情けなさは遠い過去のものとなり、成長したのは竜児たちだけではなかったのだと思い知らされたものである。
そんな彼女の八年前、新卒で赴任したての頃の話が収録されている。
話としてはそんなに好きな内容ではなかったのだが、ゆりちゃん先生のサイドエピソードが読めたという意味では価値があった。やはり彼女はいい先生だと思う。

ところで気になるのが今後の展開。
短編集がまだ出るとかいう話も聞くけれど、確かめたわけではないのではっきりとはわからない。
私としては新作を読ませてほしいところだけど、さてどうなりますやら。
関連記事

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリー
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

ブログ内検索
最近の記事
リンク
おすすめ品

少女セクト 1
少女セクト 1
感想

少女セクト 2
少女セクト 2
感想

君が僕を
君が僕を
感想

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
感想

劇場版 「空の境界」Blu-ray Disc BOX(通常版)
劇場版 「空の境界」Blu-ray Disc BOX(通常版)
感想

リトルバスターズ!エクスタシー 初回限定版
リトルバスターズ!エクスタシー 初回限定版
感想

円環少女
円環少女
感想

ALL YOU NEED IS KILL
ALL YOU NEED IS KILL
感想

RSSリンクの表示
ランキング

FC2Blog Ranking

人気ブログランキングへ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。