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電波女と青春男を読んだ

電波女と青春男 (電撃文庫)


著者は入間人間
イラストはブリキ

去年出た「AURA~魔竜院光牙最後の戦い~」というタイトルの田中ロミオ作品と少し似ている
主人公が電波女と出会って、なんだかんだで引きずり回されるという話の流れだ
ただ、言葉を飾らず率直に言わせてもらえば、こちらの方が一段劣って見える

理由は、文章が独特で読みづらいこと
これに尽きる
普通の人間なら絶対に使わないだろう言葉の組み合わせでもって、辛うじて意味が伝わるような文章で書かれているのだ
ここはこういう意味の文章だと具体的に理解できるんじゃなく、こういうニュアンスなのかなと、なんとなく把握できる
そんな感じの文章
下手なわけじゃないと思う
文章を音の連なりとして見たときの違和感のなさは大したものだと思うし、それで辛うじてでも意味が通るようにするのは容易なことではなかっただろう
けれど文章として上手かろうと、読みにくいことには何の違いもないわけで、正直に言うと序盤の方で読み続けるのを断念しかけました
というか、一度投げ出したのだ
読むものがなくなってきたのでまた手に取ったけど
そうでなければ、その辺に放置したまま埃を被っていたかもしれない

前置きはこのくらいにして本題に入る
上記のような事情があるので、私はこの作品に対して好意的な印象を抱いていない
失礼ながら言わせてもらえば、駄作である
と、普通だったら言うだろう
でも言わない
読みかけの本を投げ出すことなど滅多にしない私がそうしてしまうほど読みづらいこの本には、それを凌駕するほどの美点があったからである

「主人公がヒロインの母親とフラグを立ててたこと」

それがこの読みにくい作品をして良作だと私に断言させる理由だ

どういう理由によるものかははっきりしないが、ラノベにおいて20代以上のキャラがヒロインとして扱われていることは、極めて稀である
読者層を若年層と見込んでのことかもしれないし、私が知らないだけでそれなりにあったりするのかもしれないが、少なくとも滅多に見かけないことは確かだ
私は年増園もわりといけるクチというか、むしろご褒美なタチなのだが、上記の理由からラノベに年増キャラを期待することはまずなかった
そこにきて、実の叔母とフラグを立てる主人公が出てくるこの作品である
歓喜しないわけがない
メインヒロインがその叔母さんの娘である表紙の子なのは確かなのだが、そういう位置付けを無視すれば、主人公に精神的にも性的にも一番近しいのは叔母さん自身だ
その展開にいたる後半まで読み進めたとき、投げ出さなくてよかったと心底思いました
2巻も出ており既に入手済みなので、そちらも近々読む予定です
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テーマ : ライトノベル書評
ジャンル : 本・雑誌

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