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電波女と青春男2を読んだ

電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)


著者は入間人間。
イラストはブリキ。

前巻に比べ、文章はだいぶ読みやすくなったような気がするけど、これはたぶん私が慣れたってだけだ。良く言えば独創的、悪く言えば回りくどい比喩は、2巻に至れど変わっていない。
手に取る際には注意をはらう必要があると思う。最初の数ページを読んで無理なら、途中で投げ出してしまう可能性は少なからずあると言える。
この文章の独特さだけは、これからどれだけ巻を重ねようとも許容できそうにない。
それでも、キャラやストーリーがいいので読み続けることにはなると思う。

そのキャラについて少し。
前巻は布団のスマキ女こと藤和エリオに社会復帰を決心させるまでの話だったが、2巻では彼女を実際に社会復帰させるまでの過程が描かれている。
…と思わせておいて、実は叔母さんが主人公だった。
なにを言っているのかわからないと思うが、私もなにをされたのかわからない。
あとがきでわざわざ「叔母はヒロインではありません」と明言してはいるけれど、本編を読んでみればそれが嘘としか思えないような叔母さんの活躍ぶり。
それも主人公と比較的近しい女性という意味でのヒロインであると同時に、彼女自身が物語の中心となって動いていく、いわゆる主人公にもなっている。
終盤は、本当の主人公が空気のようですらあった。

ではそれがだめだったのかというと、そうじゃないのだ。
むしろよかった。私が年増園を好ましく思っていることを差し引いても、主人公でありヒロインでもある叔母さんは輝いており、そして物語を盛り上げてくれていた。
年上は好みじゃないと言いつつ、モノローグではときどき誘惑に屈してしまう主人公だが、叔母さんの魅力の前では、それも無理からぬことと思える。
ラノベ界隈では非常に稀な年増ヒロインという役どころを、これ以上ないほど完璧に演じきってくれていた。

でも著者氏的には、先述の通り叔母さんはヒロインじゃないらしいので、次巻以降は出番も減ってしまうと思われる。のちのち思い返してみた際には、恐らくこの2巻が、彼女がもっとも活躍を見せたエピソードとなるのではないだろうか。
はなはだ残念ではあるが、仕方がない。
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テーマ : ライトノベル書評
ジャンル : 本・雑誌

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