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イスカリオテ2を読んだ

イスカリオテ〈2〉 (電撃文庫)


著者は三田誠
イラストは岸和田ロビン
オビにコメントを寄せているのは空気ヒロインと名高きインデックスさんでした
というかさりげなく設定のネタバレしてやがる!
手に取る大半は1巻を読んだ人だろうから別にいいのかな・・・

主人公はかつて在った英雄にクリソツな外見をしており、それを見込まれて英雄の身代わりを演じることを要請される
期間は一年
見返りは一生を遊んで暮らせるほどの巨額の報酬と、自由の身の上
乱行三昧がすぎて留置所へ放り込まれていた主人公は、一も二もなくその要請を受けることに
しかし行った先は銃も爆弾もミサイルさえも通じない、正真正銘の化け物が襲い来る都市だった
というような物語である

1巻ではヒロインキャラの一人であるノウェムばかりが重視されていてそういう話なのかと思ったが、2巻ではもう一人のヒロインである玻璃へとスポットが当てられていた
やはりヒロインは二人ということで間違いないようである
ノウェムは身体の大半を機械化されたいわゆるサイボーグに近い存在であり、しかも生身の部分もクローンから摘出されたものが使われているという割にダークな設定を持っている
そのせいなのかどうなのか、ロボットじみた無口無表情さだ
しかし完全にロボットなのかといえばそうではなく、むしろ並の人間より人間らしいところもある
そういったところのギャップが主人公にとって、また読者にとっても魅力になっているように思う

一方玻璃は、外見はとびきりの美少女であるうえ大財閥の令嬢という身の上だが、中身はごく普通の中学生だ
しかし彼女もまた、余人には明かせぬ暗い部分を身の内に抱えている
その身の内の暗黒があるゆえに、都市へと襲い来る凶暴にして強大な怪物たちに対して心の底からの憎悪をたぎらせている
それは少女の身には重すぎるものとも思えるが、それでも彼女は退かないし曲がらない
彼女のそうしたいくつもの表情が主人公を、そして読者をも惹きつけるのかもしれない

この二人はヒロインであると共に、物語のキーパーソンとしての役割も果たしているようである
玻璃は比較的わかりやすいが、ノウェムは今のところはっきりとそう示唆されているわけではない
でも本来機械として作られたはずの彼女に感情らしきものがあり、もともと設定されたのとは違う優先順位の元に動いているっぽいあたりに、何らかの裏があることを予感させられる
ノウェムやほかのキャラクターたちが着て戦う断罪衣(イスカリオテ)という戦闘服にして武器であるアイテムにもいまだ明かされていない謎があるようだし、現時点で裏が何枚あろうとも驚くには値しないと言えるだろう

さしあたっては玻璃へ主人公の正体がバレるあたりで物語が大きく動きそうな感じである
早ければ次巻、次々巻あたりでそうなるのではないだろうか
読み終わって早々に言うのも何ではあるが、続きが楽しみだ
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テーマ : ライトノベル書評
ジャンル : 本・雑誌

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