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バカとテストと召喚獣6.5を読んだ

バカとテストと召喚獣 6.5 (ファミ通文庫)


著者はリアル秀吉との噂もある井上堅二。
イラストは葉賀ユイ。
ちなみに秀吉というのは戦国時代のあの人ではなく、本シリーズに登場するキャラクターのことだ。ラノベ雑誌の人気投票の女性キャラ部門で、毎回のように上位入賞を果たす「男の子」である。
アニメ版では加藤英美里氏が演じることになるそうだ。

さて内容の方だが、今回は短編集となっている。タイトルに6.5という半端な数字がついているのはそのためだ。
四本構成となっているのだが、これが少々くせ者だった。
なんの話かというと、四本中の三本に女装ネタがあったのだ。
3/4。実に75%である。これが担当氏より好きに書いていいと言われた結果というのだから、著者氏の業の深さには恐れ入るばかりである。

そんな女装ネタの多さが私によしな本著であるが、今回は別のところに注目させられた。
女装ネタを用いたエピソードを除く、残りの1/4。それに少しばかり思うところがあったのだ。

本シリーズには主人公の悪友ポジションとして、主人公並に活躍するキャラが登場する。
彼は万年落ちこぼれのF組におけるクラス代表であり、頭の悪い子ばかりなクラス内で、知略に長けた唯一に近い人物だ。
また腕っぷしが非常に強く、少々短気な方々数名に囲まれようとも涼しい顔でこれを退ける。
名実共にFクラスの中心人物なのだが、そんな彼と、彼に思いを寄せる幼馴染の少女が出会ったばかりの頃の話が、本著四番目のエピソードとして綴られているのだ。

悪友君は、幼い頃は神童と騒がれるくらいの天才少年であり、小学生の頃には高校入試レベルの問題ならばスラスラ解いていたそうだ。
そんな彼が、高校に上がる際に学力レベルにおいて最下な者だけが振り分けられるFクラスに編入されるまでに学力を落としていたのには、いったいどのような理由があったのか。
そのあたりについてが語られている。
神童もおとなになればただの人、というような単純な話でもなかったりする。
この辺、本編では今まで書かれることがなかったので、知ることができたのは幸いだった。
思うところというのは、このことだ。

短編集なので気楽に読める話が多いのだが、最後のエピソードだけは少し重かった。
しかし読後感は悪くない。
良質な作品であるなら本編だけでも十分に面白いが、巻を重ねたシリーズの裏話的な物語を読むのもまた、いいものである。
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テーマ : ライトノベル書評
ジャンル : 本・雑誌

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