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俺の妹がこんなに可愛いわけがないの14話を見た

地上波の放送ではオリジナルの結末を迎えた本作だけど、ネット配信版は原作通りの、つまりは地上波とは別の展開を歩んでいる。
桐乃の留学が分岐点となっており、ネット配信版は「桐乃が留学した場合」の展開だ。

13話でも思ったけど、作りが本当に丁寧。
原作をかなり忠実に再現している。
端折っているところがないわけではないのだが、やり方が上手いので差異が生じるまでにいたっておらず、違和感もない。
これほどの質であれば、原作ファンからも文句はほぼ出ないだろう。

作画もすごくいい。
それも止め絵が綺麗ってだけではなくて、結構動く。
日常のみで構成されたアニメだから動きなんていらないという向きもあるだろうけれど、やっぱり動きのある方が見ていて気持ちいい。
躍動感は動画だからこそ強調できる要素だと思うので、こうした作りの良さは素直に称賛したいものだ。

声優さんの演技も相当極まってる。
花澤さんの「超すごいオナニーを見せつけてやる」宣言を、一語一句改変なしに演じきったのにも感嘆させられたけど、特筆すべきは麻奈実役の佐藤聡美さんだ。
出番は少ししかないのだが、その少しのあいだに声優の技倆というものを見せつけてくれた。

それが何のことであるかを説明するには、原作の設定について書く必要がある。
そう難しい話ではない。原作における麻奈実には、英単語や和製英語をひらがなで読んでしまうという特徴があるというだけだ。
「プレゼン」を「ぷれぜん」、「ゲーム」を「げぇむ」といった具合である。

それを踏まえて14話の麻奈実を見ると、驚くべきことに、本当にひらがなで発音しているように聞こえるのだ。
こんな些細な、機微としか言い表しようのない細かい部分をしっかり再現してみせる職人芸に思わず感嘆したという次第である。
声優さんはやっぱりすごいね。

そして黒猫まじかわいい。
原作の同エピソードでも黒猫のかわいさが炸裂しているのだが、アニメだとそれがさらに強調されている気がする。

その一方で、桐乃はいらない子呼ばわりされることが多くて少し悲しい。
かわいいと思うんだけどなあ桐乃。
あまり好かれないタイプのキャラだとは思うけど…
言動が理不尽に過ぎるから、おそらくはそこが嫌われる要因になっているのだろう。
でも、だからこそ良いというか、むしろそれが良いというか。

有り体に言えば桐乃は、「現実の妹なんてこんなもんだよ」という主張に合致したパーソナリティの持ち主であり、それは多くの二次元妹の対極に位置するものだ。
アンチテーゼなんて大層なことをのたまうつもりはない。むしろ桐乃も、「言動が理不尽で現実の妹的」という要素を抱えた、都合のいい二次キャラのひとりに過ぎない。

ただ、そうしたキャラは受け手に不快感を与えることが多いせいか、目にする機会が多くない。
そんな、数少ない理不尽な妹キャラが桐乃であり、またそれを見られる媒体が本作であるので、メインヒロインである彼女が嫌われるというのは、仕方ないとわかっていても少しく悲しいものがあるのだ。

閑話休題。
と言いつつ余談。

毎時6キロバイトのテキストデータというのは、個人的な感覚から言うと相当にすごい。
先日私が書いたまどマギ11話と12話の感想文が、だいたい5.5kbほどだ。そして私は、それを書くのに2時間半ほどを費やしている。

6kbのテキストデータを文字数に換算した場合はだいたい3,000文字前後であり、400字詰め原稿用紙換算なら8枚から10枚ほどになる。
これを毎時安定して書き続けられるというのは、もはや才能と言っていいレベルの速筆ぶりだ。
文章の質さえともなえば、プロでも十分やっていけると思う。

黒猫はまだ若く、意欲もある。
彼女が折れることなく執念を持ち続けられるなら、桐乃に追いつく日も、きっと遠からず訪れるだろう。


俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈7〉 (電撃文庫)

テーマ : 俺の妹がこんなに可愛いわけがない
ジャンル : アニメ・コミック

日常の4話を見た

感想を書きにくいアニメなので、この先も殊更に書くことはないつもりでいたのだけど、ちょっと思うところあって筆を取る。
思うところというのは、この4話のBパートのことだ。
そこで使われたあるネタが、私のハートに大打撃だったのである。

説明には、それほどの言葉を必要としない。
まず、私は百合が好きだ。
大好きだ。
もし女性同士で子供を残し何の問題もなく子孫繁栄していける体制が確立され、平行して地球上の男だけを皆殺しにする兵器が生み出されて、その始動ボタンを押す権利が私に与えられたなら、迷わず押す。ためらいなく押す。誰が止めようとも振り切って押す。
冗談交じりにでもそういうことを言ってしまえる程度には百合が好きだ。

それを踏まえた上での日常第4話Bパート。

すばらしかった。
スーパーすばらしかった!

うんネタだってことはわかってるんだ。
あれを本気にするのは間違いだって知ってるんだ。
でもいいんだ!
麻衣ちゃんの恥じらいとゆっこの狼狽ぶりが見られたから。
身もだえするほどの百合を味わわせてくれたから。
だからネタであっても何の不満もないんだ。

普段アニメをそれほど見ないこともあって、ストライクな百合描写に出くわす機会というのはあまりないのだけれど、今回ばかりは完全にやられた。
予想だにしていなかったせいで、余計にインパクトが増したのかもしれない。
公園のベンチに座っていたら、いきなり金属バットで頭を殴られたイメージと言えば、私の味わった唐突さ加減がわかってもらえるだろうか。そのくらいの衝撃だったのである。

余談だけど、「ぬかしおる」の元ネタも見ることができた。
というか本来はこういったネタを感想のメインに持ってくるべきなんだろうけど、言っても今さらなので気にしない。

さらに余談だけど、このアニメの手の描き方が好きだ。
麻衣ちゃんが黒板の絵と指を突き合わせるシーンとか、やわらかそうでついさわってみたくなる。
そんなところも布石となって、Bパートの衝撃に結実しているのかも。
とりあえず何でもそこに結びつけたくなる程度には心を揺さぶられております。

日常いいよ。
思っていたのと全然別方向のよさだったけど、でもいいよ。
見てない人は見るといいよ。この4話だけでもいいよ。
ニコニコで公式配信もやっているよ。





日常特装版 第2巻
日常特装版 第2巻

テーマ : 日常
ジャンル : アニメ・コミック

Steins;Gateの3話を見た

アニメのまゆしぃは、原作に比べると早口だ。
これは担当声優が演技を忘れているとかそういう理由では恐らくなくて、アニメの尺に収めるためには早口にせざるを得なかったのだと思われる。

でも、個人的には原作のおっとりした口調のまゆしぃが好きなので、それが崩されてしまったことは少なからず残念だ。
もっとほかにやりようはあったのではないかと思わずにはいられない。

まあ、重要度が低いと思われる要素をガシガシ削り、次回予告さえYouTubeに委ねるほどなのだ。それだけ切迫しているなら、キャラの口調が変わるくらいのことは、仕方ないと割り切るべきなのかもしれない。

一方で、ダルはアニメでも己がスタイルを貫いている。
彼をスーパーハカーとオカリンが呼ぶのは厨二病的な意味合いによるところが大なのだが、実は必ずしもそれだけではない。その片鱗が、今回は見え隠れしていた。
今後の活躍への期待も否応なしに高まる。

さて、ここで時系列について少し書きたい。
アニメが始まる前から思っていたことではあったのだが、やはりこの作品は時系列がわかりにくい。
題材が題材なので不可避の問題ではあるのだが、それでもテキストであるなら詳細な説明が可能なため、納得いくまで読み込んで理解することはできたのだ。

しかしこれがアニメとなると、規定の時間内にすべての要素を完結させなければならないため、その都合上説明不足に陥る部分がどうしても出てくる。
この作品の場合は、それが時系列のわかりにくさというかたちでダイレクトに表出しているのだろう。

この事実は、後半になればなるほどマイナスポイントとして響いてくると思う。
あるいは、そのために前半を削れるだけ削り、後半のために尺を残そうとしているのかもしれない。
いずれにせよ推測の域は出ないし、今できるのは、終盤へいたった際に「何が何だかわからない」なんて事態になっていないようにと願うことだけである。

原作を知らない人からすると、このアニメの全体像はいまだおぼろげで、掴みどころのないものとして見えているのではないかと思う。
もしそうだとするなら、その印象はまったく正しい。
なぜなら、今はまだパズルのピースを探している段階に過ぎず、外周さえも埋められていないからだ。

本格的に組み始めるまでには、あとわずかばかりの時間が必要となる。
時系列のわかりにくさもそうだけれど、こうした加速の遅さこそが、この作品最大の弱点と言えるかもしれない。

そして、そんななかでも締めの上手さはあいかわらず。
安定して次回に興味を抱かせられる作りだ。
よく考えられていると思う。


STEINS;GATE

テーマ : Steins;Gate
ジャンル : アニメ・コミック

アスタロッテのおもちゃ!の2話を見た

概ね原作通り。
だけど幾つかの箇所で改変が見られた。
ロッテ姫がトラウマを植え付けられる経緯とか、夜伽を申しつけられた直哉がとる策などがそれにあたる。

いずれもストーリーのなかでは重要と言える箇所なので、改変が加えられたことについては賛否あるだろう。
ただ個人的にはよかったと思う。
原作のストーリーを崩すことなく、よりよい方向へと導いていたからだ。

例を挙げると、原作でのトラウマシーンは、「メルチェリーダ女王とロッテ姫が寝ているところに後宮の男が夜這いをかけてきて、“ロッテ姫がその場にいるにもかかわらず”事に及んでしまった」という流れになっている。
アニメと比べると、トラウマのレベルが数段上なのである。

その原作の展開が悪いというわけではないのだが、原作通りの流れだと、メルチェリーダの性格が奔放を通り越していい加減なものにも見えてしまう。
前提として、彼女がサキュバスであり吸精なしでは命を保てないという事実があるとはいえ、サキュバスにあらざる我ら人類は、そうした事情に共感しづらい。
このように歴然と存在する、作中キャラと読者との常識の齟齬を解消する上で、アニメでのシナリオ改変は意味あるものだった。
よって「賛」と主張する次第である。

そして作画は今回も崩れない。
素晴らしいまでに安定している。
特筆すべきはやはり最後のロッテ姫だ。
どう再現してくれるかと期待していた。
結果は、その期待を上回るかわいさだった。
ありがとうございましたと言うほかない。


ロッテのおもちゃ! 2 (電撃コミックス)

テーマ : ロッテのおもちゃ!
ジャンル : アニメ・コミック

電波女と青春男の第1話を見た

公式サイト
http://www.tbs.co.jp/anime/denpa/


独白が多い。
ラノベ的な言い回しも多い。
しかしあれで概ね原作通り。
そういう意味ではかなり質の高いアニメ化と言える。

だからこそ、思い切ったなという感想が口を突いて出てくる。
原作を書いている入間人間という人物は、ラノベ作家のなかでもとりわけ癖の強い文章を綴ることで知られている。
その文章をそのままアニメに落とし込めば、ああいう内容になることは必然だったわけで、わかっていてやるのは相当に勇気がいったはずだ。

文章だけじゃない。
構成も、さまざまな小ネタも、可能なかぎり原作を再現するように作られている。
それなりにラノベを読んでいる人間でさえついていくのが大変な台詞とネタの数々を、遠慮会釈なくアニメに落とし込んでいるのである。

視聴者を篩いにかけているとしか思えない。
ついてこられる奴だけついてこい。そんな感じに。

ただそのおかげで、主人公をして「髪から粒子出てる」とまで言わしめるほどの宇宙人じみたエリオの美少女っぷりが、より際立っていたようにも思う。
コンビニの前で布団外すシーンの作画の全力っぷりは、見ていて大変に気持ちよかった。
どう再現してくれるのか懸念していたシーンの筆頭だったので、あれだけの質でやってくれたことには称賛を送りたい。

あと言うべきなのは、女々さんがかわいかったということ。
個人的にはこれだけで万事OK。文句はない。
第1話だけ見てるとエキセントリックなキャラに思えてしまうかもしれないが、安心してほしい。この先ずっとあんな感じです。
ただ1点だけ大きく変わる部分があるけど、それは見てのお楽しみということで。

リュウシさんや、私の前川さんの出番は顔見せのみ。
本格的な登場は次回以降になるのだろう。
楽しみ。


電波女と青春男 (電撃文庫)

テーマ : 電波女と青春男
ジャンル : アニメ・コミック

Steins;Gateの2話を見た

オカリンが変態にしか見えない。
行動そのものはゲームと変わっていないどころか若干マイルドにさえなっているのだが、動画になることでキャラの存在感がより強調されているせいか、危険度が倍増して見える。
あれだけ怪しいのに警察に突き出さない紅莉栖の優しさに、オカリンは感謝すべきだろう。

その紅莉栖の講義は、アニメでは大幅カット。
ここではオカリンが紅莉栖に論破され、「タイムマシン実現の可能性が否定される」という結果が重要なので、こういう端折り方は悪くないと思う。

そうして否定されたはずのタイムマシンに乗って、2010年の世界へやってきたと主張するジョン・タイターさんについてだけど、ここは少しわかりにくかった。
要約すると、オカリンの主観だと10年前、西暦2000年に起こったはずの出来事が、2010年現在では無かったことになっているという話だ。
ジョン・タイターについては既知の方も多いだろう。現実世界のアメリカで10年前に、未来からやってきたと主張したネット上の人物の名だ。つまりこの作品は、現実に起きた事件をガジェットとして組み込んでいるということになる。

この作品でのジョン・タイターは、2000年のアメリカの掲示板ではなく、2010年の日本の掲示板に降臨している。@ちゃんねると言われているものがその舞台だ。
@ちゃんねるの元ネタは言わずもがな。元よりインターフェイスがずっとグラフィカルになってておもしろそうだけど、同時に重そうだなとも思ってしまった。権利などの関係で、そのままの見た目で描くわけにはいかなかったのかもしれない。

そういった謎の提示と平行して、主要登場人物の顔見せもあった。
紅莉栖については言及するまでもないとして、ルカ子、萌郁、フェイリスといった面々だ。
ルカ子とフェイリスには何の文句もないのだが、萌郁との出会いは少し不自然に感じた。

萌郁は元来コミュニケーションを不得手とするキャラなので、表面上変に見えてしまうのは別段不思議ではない。
だが、オカリンが写真を撮られたことを嫌がる理由が明言されなかったために、ふたりの接触に必然性を見出すことができず、それが違和感に繋がっているのだと思う。

そういったテンポの悪さというか、要素と要素の接続が、1話に比べると今回は悪かった。
1話もそうだが、作品の主たる要素を可能なかぎり序盤に詰め込もうとすると、唐突さを覚えてしまうような構成にならざるを得ないのかもしれない。

ただし、終盤の畳み掛け方に関してだけは、1話と同じく非常によかったと思う。
見ている人に、「続きはどうなるんだ?」と思わせることは、視聴を続けさせる上でとても大切なことだからだ。
謎を提示し、興味を持ってもらう。このシンプルな構図が型にはまったときの強力さは、まどかマギカを例に挙げるまでもなく、周知のことだろう。
全話でなくてもかまわない。序盤数話だけでもこれを徹底していけるなら、一定以上の視聴者を逃さず抱き込んでいけるのではないかと思うんだけど、はてさて。


STEINS;GATE

テーマ : Steins;Gate
ジャンル : アニメ・コミック

アスタロッテのおもちゃ!を見た

公式サイト
http://www.rotte-omocha.com/


葉賀ユイ先生の手になる同名マンガのアニメ化作品。
正確には同名ではなく改題されており、原作のタイトルは「ロッテのおもちゃ!」となる。
おそらくは、お口の恋人な某社と権利関係で揉めかねないということでの改題なのだろう。語呂の悪さが気にはなるけど仕方がない。

お口の恋人といえば、この作品もそれに類する結構過激なキーワードがぽんぽん出てくる。
主人公がサキュバスの王女なので、生きていくのに吸精行為が必須であり、そのことが過激になってしまう原因だ。

サキュバスが国を治めていると聞くと、少し意外に思えてしまうかもしれないが、この作品に出てくるサキュバスは、古妖魔に属する種族で高い魔力を持っているという設定だ。
王にはなるべくしてなっているというわけである。

さて、アニメ本編は原作からの改変が結構ある。
マンガだと、ユーディットさんはわりとあっさり人間界へ行き、直哉(黒髪の青年)を連れてすぐに帰ってきている。
アニメでは、そのあたりをかなり引き延ばして描いていることになる。

改変が加えられた理由だが、おそらくは尺を保たせるためであると考えられる。
マンガは話がサクサク進むので、そのペースに合わせてアニメを作ると、原作をあっという間に消化してしまうことになりかねないのだ。
改変のせいで、アニメはやや単調な仕上がりになってしまっているけれど、これに関しては必要悪と割り切るしかないだろう。1クールでも12~3話、時間にして6時間前後を保たせなければならないのだから、原作のストックが少ない以上は何らかの対策が必要だ。
むしろ、あれだけ引き延ばしても原作のテイストを失っていないことを称賛すべきだと思う。

このアニメの一番の美点は、まさにそこだ。
葉賀ユイ先生の描いたキャラクターたちを、アニメという別フォーマットに魅力を損なうことなく移植している。その点だけで、このアニメには作られた意味がある。存在する意義がある。
おそらくは、作っている側もそのことを承知しているのだろう。作画の崩れが驚くほどにまったくなく、全編にわたり素晴らしい質を保っていた。

声優陣も、経験に秀でたベテランばかりなので安心して見ていられる。
直哉だけはどうだろうと思っていたのだが、いざ聞いてみたら、予想よりも違和感がなかった。
女顔で総受け気質な彼には、かえってああいう声質の方が合っているのかもしれない。

そんなわけで、原作読者としては満足のいく第1回だった。
話が間延びしてしまうのはやむなきことと織り込むとして、気になるのは作画だ。
今回のレベルを、どれだけ維持できるか。
そこに、このアニメの評価もかかってくるのじゃないだろうか。


ロッテのおもちゃ! 5 (電撃コミックス)

テーマ : ロッテのおもちゃ!
ジャンル : アニメ・コミック

よんでますよ、アザゼルさん。を見た

公式サイト
http://kc.kodansha.co.jp/azazel/


想像してたよりはるかにおもしろかった。
ここ最近に見たギャグアニメのなかでもトップクラスじゃないかってくらい。

なによりテンポがいい。緩急でいうところの急で押すタイプなんだけど、緩めるべきところでしっかり緩めて急をより強調させてもいる。
間の取り方がとにかく鮮やか。おもしろいと思うのと同時に、ギャグアニメとしての間の絶妙さに感動すら覚えるレベル。もはや職人芸の域だ。

監督がハレグゥの人だと聞いて納得。思い返せばあれもテンポのいいアニメだった。

わざとらしいくらいにべた褒めになってしまったけど、嘘や誇張は入れてないつもり。それほどに濃密な15分間だった。
テンポのいいギャグアニメが好きな人は、騙されたと思って見てみるといい。きっと損はしないはずだ。


よんでますよ、アザゼルさん。(1) (イブニングKC)

テーマ : よんでますよ、アザゼルさん。
ジャンル : アニメ・コミック

Steins;Gateの第1話を見た

公式サイト
http://steinsgate.tv/


すげー駆け足だな、という印象。
たぶん、原作未プレイだと情報量が多すぎて処理が追いつかないんじゃないだろうか。

それも、ただ情報量過多というだけではなくて、ほんの一瞬チラ見させるというようなパターンが多い。
しかもそのなかには、後々に響く重大な伏線までもが含まれている有様だ。
ああいう見せ方だと、「あれが伏線だったのか!」という驚きよりも、「これ伏線張ってあったっけ?」という疑問の方を、視聴者に与えてしまう気がするのだ。

まあ、そのあたりは後で改めて描写することで、より着実な伏線として定着させるのだろうとは思う。
1話はあくまで“つかみ”の回だから、どういうアニメなのかを知ってもらうことが第一義であり、伏線云々は二の次でもかまわない。個人的にはそう思う。
初っ端からあれだけ“転”が続くとさすがに圧倒されてしまうけれど、これから4、5話くらいは平坦な流れが続くだろうし、最初はあのくらいの方が逆にいいのかもしれない。

と、ここまでが客観的な感想。
ここからは一転して主観的な感想。
一言で言うなら、この第1話は「理想的」だった。

なにがいいって、締めくくりがいい。
揺らぐ余地のない絶対的な現実を主人公目線で視聴者へ見せたあとに、それを真っ向から否定する状況を見せつけて、そして締めるという流れ。
うまい。見ていてニヤニヤしてしまうほどにうまい。

第1話はどういう感じにしてくるのだろうといろいろ予想していたけど、あれほど上手にまとめてくるとは思っていなかった。
正直舐めていたと白状せざるを得ない。

主人公を含む登場人物たちもしっかりキャラが立っていたし、特にまゆしぃは伏線もきちんと張られていて好印象だった。
紅莉栖は出番の少なさゆえにいまいちぱっとしていなかったが、彼女はのちのち嫌でも目立つことになるから最初はあの程度でも問題はないだろう。

キャラが好ましいかどうかは物語の質を決める重要な要素なので、そこに手を抜かない姿勢には好感が持てる。
とはいえ主人公であるオカリンのアクの強さには多くの人が閉口するところだろうけれど、これに関しては言えることがひとつ。

「見ていればそのうち慣れる」。

原作を通しての体験談である。

以上をまとめて一言にすると、「理想的」となるわけだ。
おそらく2クールであるこの作品の第1話、全体の質を論ずるには早すぎるけれど、最初の1歩目としての評価なら今でも下せる。

文句なし、とはさすがにいかない。先述の通り、原作を知らない人には詰め込みすぎに見えてしまうのではという危惧があるためだ。
ただ、原作を一通り遊んだ者ゆえの傲岸さであえて言わせてもらうなら、期待に十分応えてくれた第1話だった。

原作が高く評価されている作品であるだけに、アニメ版に寄せられている期待も並大抵のものではないらしい。
製作者側に掛かっているプレッシャーも並ならぬものがあるだろう。
どうにかそれを押しのけて、スタッフ諸氏には今の質を維持してほしいと思う。


STEINS;GATE

テーマ : Steins;Gate
ジャンル : アニメ・コミック

GOSICK-ゴシック-の3話を見た

予想していたよりずっとおもしろかった。
1巻の内容を3回で消化すると聞いていたので、無理があるのではと正直思っていたのだ。
テンポをよくするためにはそちらの方がいいのだろうけど、削りすぎて説明不足になりはしないかと、そこを懸念していた。

なのだけれども、終わってみれば懸念は懸念。
心配するほどのことはなにもないという仕上がりだった。

なによりよかったのは、一弥を格好良く描いていたこと。
視聴者の主人公に対する印象は、作品そのものの評価を左右する要因にもなるので、そこを重視する姿勢には素直に好感が持てた。

作画も実によかった。気合いの入った仕事というのは見ていて気持ちのいいものだ。

ヴィクトリカについては、もはや言葉を費やすまでもないだろう。
限られたリソースのなかでなにを重視すべきかを、作り手の側が十分承知していることが、これまでの3話でよくわかった。

これほどの出来なら、原作のディープなファンにも受け入れられるのではないかと思う。

ただ、次回は原作と異なる展開を迎えそうなので、そこがどう影響するかがやや心配ではある。
予告で新キャラとして紹介されていたアブリル嬢だが、原作では1巻の序盤から、つまりアニメでいうところの第1話から登場しているのだ。

この変更にどういった意味があるのか、今の時点で判断することは難しい。
「なにをおいてもまずヴィクトリカと一弥のふたりを視聴者に印象づけたかったから」というような憶測ならば成り立つけれど、真偽のほどは当然ながら不明である。
これが意味のある変更であることに、そして質を落とさず保ち続けてくれることに期待したい。


TVアニメ「GOSICK-ゴシック-」オープニング・テーマ:Destin Histoire

テーマ : GOSICK-ゴシック-
ジャンル : アニメ・コミック

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