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天元突破グレンラガン 第25話 「お前の遺志は受け取った!」

無いと思っていた展開になってしまいました。裏の裏をかかれた気分です。
たびたび訪れる死亡フラグを、彼はことごとく跳ね除けてきました。それゆえに、彼が死ぬことはないだろうと、何処か安心していたのです。

あまりにもあからさまな展開、あからさまなアイキャッチに、どうかそうはなりませんようにと祈るような気持ちで観続けていました。ですが、その思いは、あっさりと裏切られる形になってしまいました。

かつてカミナが興したグレン団を、その創設期から支えてきた男。
シモンと対等に、常に隣で戦ってきた戦友。
黒の兄弟の長兄、キタンが逝きました。

“仲間のために、自らのドリルで道を切り開く”。
グレン団の柱だったその男に、これ以上ないほど相応しい最後でした。

正直に申しますと、ゾーシィ達が逝った時より、ショックの度合いは余程大きいです。彼だけは死なないだろうとタカをくくっていたことも、ショックを深める要因となっているように思います。

「戦いたいから戦う。助けたいから助ける。俺達はやりてぇからやってんだ」
キタンの最後は、その言葉通りに行動した結果です。
未練が無かったわけではないでしょう。ヨーコへ想いが届き、その直後には死地へ向かう。生への渇望がなかったはずはありません。
ただ、そんな感情よりもっと強く、もっと大きく、胸に抱くものが彼にはあった。それだけのことなのです。

土壇場で螺旋力に目覚めたブータと共に、シモンは静かに、しかし宇宙の果てまで届けとばかりに咆哮を上げます。

キタン、お前の遺志は受け取った!

超高密度に圧縮されていた宇宙が、そうさせていたデススパイラルマシンの破壊と同時に、螺旋エネルギーへと変化を始めます。その莫大な螺旋エネルギーを吸収し、超銀河ダイグレンは、ついに『超銀河グレンラガン』へと変形を遂げます。

次回第26話、「行くぜ、ダチ公」。
恐らくは、ブータへ向けて放たれた言葉であると思われます。
散っていった仲間達の想いを螺旋の力に変えて、いよいよ反撃の狼煙を上げる時です。

テーマ : 天元突破グレンラガン
ジャンル : アニメ・コミック

天元突破グレンラガン 一目でわかる外人4コマ

★一目で分かる(?)グレンラガン外人4コマVerUp/ねたミシュランさま

グレンラガンを観ている人限定ではありますが、本当に一目で、各話の要点が分かります。作者氏のセンスが光る作品です。

1枚の写真で説明できるということは、それだけ主題がシンプルかつ明確ということであり、この画像はグレンラガンの「分かりやすさ」を象徴するネタと言えるかもしれません。
第24話以降の分にも期待できそうです。

テーマ : 天元突破グレンラガン
ジャンル : アニメ・コミック

ニコニコ動画の「天元突破グレンラガン」MAD 6回目

6回目です。

過去回→1回目2回目3回目4回目5回目


【MAD】グレンラガンdeホットペッパー1-5まとめ
思いっきり笑わせてもらいました。
こういうMADは、イレギュラーな組み合わせであればあるほど面白いですね。

天元突破グレンラガン (+パワプロ8)
パワプロ8のオープニング曲と合わせたMADです。
終盤の一気にカメラを引いていく所が熱いです。

[MAD] 天元突破グレンラガン 「RASEN戦士 裸顔童」
とりあえず、自演乙。
前半は低調ですが、後半の盛り上がりはかなりのものです。

天元突破グレンラガン Days 【MAD】
エウレカセブンの第1期オープニング曲と合わせたMADです。
ストーリー性を持たせてあることが、いい感じにアクセントとなっています。

【MAD】天元突破グレンラガン 1000%SPARKING! & 天罰!エンジェルラビィ
作者には、十分にセンスがあると思うのです。
特に、曲と動画を合わせる編集の妙は、素晴らしいの一言です。

【MAD】天元突破グレンラガン 真赤な誓い
第15話、テッペリン攻略戦までの素材で作られたMADです。
評価されている理由が曲の熱さだけでないことは、ご覧になればお分かりいただけるかと思います。

テーマ : 天元突破グレンラガン
ジャンル : アニメ・コミック

天元突破グレンラガン 第24話 「忘れるものかこの一分一秒を」

危惧していた通りの展開になってしまいました。
ゾーシィは、第23話の予告でそれっぽい雰囲気を漂わせていたので、そういうこともあるかもしれないと思ってはいました。

ゾーシィ、キッド、アイラック、マッケン、ジョーガン、バリンボー。
アンチスパイラルとの戦いで、命を落とした者達です。まさか、こんなにも多くの命が、1話にして散ってしまうとは思っていませんでした。
皆、個性的で良いキャラクターばかりでした。でも、本編ではもう二度と、目にすることはできません。

アンチスパイラルの戦力は、予想を遥かに超えていました。
月と同じくらいの巨大さを誇る超銀河ダイグレンと、レイテによって改修を受け、アークグレンラガン並に巨大化されたガンメン達、そしてグラパール隊。シモン達の戦力も、決して低くはありません。ですが、アンチスパイラルの戦力は、その更に上をいっていたのです。

不気味な顔を艦首に据えた、超銀河ダイグレンさえ上回る巨大戦艦を中心に、人間の手足を模した高機動のメカを多数擁し、その数なんと無量大数。
考えてみれば、アンチスパイラルの母星は、彼らが作り出した宇宙の中にあるのです。その宇宙のすべてが意のままに操れるとなれば、物理的な限界などあってないようなものと言えます。シモン達は、機先を制したつもりが、逆に敵の罠にはめられてしまった形になります。

最後の戦いへいざ赴かんと、螺旋界認識転移システムを作動させ、ニアの指輪のある座標へと飛んだ超銀河ダイグレンでしたが、その場所にあったのは、拘束されたニアの、巨大なホログラム映像でした。
あるはずのアンチスパイラルの本星はそこに無く、再度の転移を試みても、出る場所は同じです。ロージェノム曰く、ニアの巨大映像に何らかの強制力が働いているとのことで、それを何とかしない限り、アンチスパイラルの本星へは行くことができない仕組みになっていました。つまり、この時点で既に、シモン達は罠にはまっていたわけです。

そして、またも絶望を謳う声が響き渡ります。今度はニアではなく、これまで聞いたことのない男性の声です。恐らくは、彼こそがアンチスパイラルの中心人物なのでしょう。

絶望せよと、厳かに命じる彼の声に倣うかのように、空間を割って這い出てくる敵の巨大戦艦と、そこから吐き出される無量大数もの高機動メカ。アンチスパイラルとの前哨戦が、今ここに幕を上げます。

そうして散っていく、幾つもの命。
ある者は仲間を庇い、ある者は仲間を助け、壮絶な最後を遂げました。
超銀河ダイグレンを人型へ、“超銀河グレンラガン”へと変形させるため、螺旋力のジェネレーターとなっていたシモンは、誰に言うでもない独白を漏らします。

「忘れるものか、この一分一秒を!」

彼らが死んだのは、現状を打開するためです。
生き残った者達へ人類の行く末を託し、この先に進ませるためです。彼らの犠牲が無ければ、超銀河ダイグレンをもたせることはできませんでした。

彼らの死は、必要でした。しかしそれは、シモンの信条に反します。
「守れる者はすべて守り、救えるものはすべて救う」のがシモンの信条であり、彼の螺旋力はその信念があったがゆえに、ロージェノムを超えるまでに至ったのです。
でも、それでも死ななければならなかった彼らのことを、彼らに対して何もできなかった自分を、忘れない、忘れるものかとシモンは誓ったのです。

ようやく螺旋力が臨界に達し、変形可能になった超銀河ダイグレンでしたが、ここで異変が起こります。艦体が、突然“波”に飲まれ始めたのです。

宇宙空間で“波”。
ロージェノムが、ここでようやく気付きます。「罠だ」と。
超銀河ダイグレン、いえカテドラル・テラは、かつてアンチスパイラルの手中にありました。その時に、何らかの細工を施されていたのでしょう。

人型への変形は適わず、蓄積した螺旋力もすべて失われてしまいます。
艦体は無防備に水に浮かび、上空にはその隙を突かんと敵の巨大戦艦が迫ってきます。まさに、絶体絶命のピンチです。

次回第25話、「お前の意志は受け取った!」。
誰かの犠牲は、まだ続くようです。今度は誰が、どのような形で死ぬのでしょう。
今まで、絶望的な危機を幾つも乗り越えてきたシモンとグレン団ですが、今度ばかりは本当の絶望を味わうことになるのかもしれません。

テーマ : 天元突破グレンラガン
ジャンル : アニメ・コミック

「天元突破グレンラガン1」を読みました

著者は砂山蔵澄さん、イラストは品川宏樹さんです。
アニメの方の脚本を手掛ける中島かずきさんが監修しています。

天元突破グレンラガン 1

TVアニメのノベライズ版であり、第1話から第8話までが綴られています。表紙には何故かニアの姿がありますが、本著には登場しません。

キャラクターもストーリー展開も、良くも悪くもアニメそのままの構成で、オリジナルの要素は僅かしかありません。そのため、意外性を期待して読むと、がっかりすることになると思われます。

かといって、ノベルとして特に優れているわけでも面白いわけでもなく、やはり原作アニメのファン向けのアイテムという印象です。
原作アニメでは無かった説明や、登場しなかった単語がちらほら出てきますので、アニメを補完するという意味では、読む価値があると思います。

逆にそれ以外、アニメのグレンラガンを知らないけど小説を読んでみようという場合、面白いと感じるかはちょっと疑問です。
あえて言います。第8話における例の名シーンですが、本著のそれは、アニメと比して圧倒的に低レベルです。

元々、面白さという点においては、活字がアニメの上を行くことは、そう多くありません。しかし絶対というわけではありませんし、並ぶくらいに面白くなることも少なくないのです。
このグレンラガンのシナリオそのものは抜群に面白いのですから、料理の仕方次第でもっとずっと面白くできたはずです。

そうして考えますと、本著はちょっとダメかな、という感じです。
とはいえ、著者氏にとっては、これが小説初挑戦とのことですので、ある程度のダメさは仕方がないのかもしれません。むしろ、伸びしろがまだ沢山残っていると、ポジティブに考えることもできます。

そのようなわけで、第2巻以降に期待したいと思います。

テーマ : 天元突破グレンラガン
ジャンル : アニメ・コミック

天元突破グレンラガン 第23話放送終了時点での疑問

書いてみます。
無駄に長いです。


・聖典について

ロシウがその生まれ育った村を出る際、司祭より託された聖典。第23話において、その内容が地上に存在しない文字で書かれていたことが明らかとなります。
ロシウはそれを、「誰かの悪ふざけだった」と考えているようですが、本当にそうでしょうか。

現実にも、例えばヴォイニッチ手稿のように、今なお解読されておらず、デタラメではないかとも言われている本が残っています。同じように聖典も、大昔の誰かによる悪ふざけだったとしても、不思議はないでしょう。

ただ、「地上にない文字」であるのなら、「地上以外」にはあってもおかしくありません。
「螺旋族」には解読できなくとも、「それ以外」になら読めるかもしれないのです。
もしかすると聖典は、過去のアンチスパイラルが、何らかの理由により地上へ残した物なのかもしれません。もしそうなら、アンチスパイラルとの決戦において、勝敗を左右するような重要な情報が記されている可能性もあります。

聖典の中身は、古代人の悪戯か、それともアンチスパイラルの遺物なのか、果たして。



・ブータの秘密

ブータは、ブタモグラと呼ばれる動物の子供とされています。
ブタモグラは、ジーハ村で主に飼われていた家畜であり、村人達はブタモグラの肉を主食としていました。そのため、ブタモグラは長くとも2~3年で成体になると考えられます。
成体のブタモグラは、人間の大人と比較しても巨大であり、人を乗せて走ることも可能です。

ここで疑問となるのが、「ブータが成長しないこと」です。
恐らくは数年で成体となるだろうブタモグラであるにもかかわらず、7年あまりの年月を越えてなお成長が見られないというのは、さすがに異常と言わざるを得ず、何らかの理由があるものと思われます。

疾病によるものという可能性もありますが、ストーリー上の必然性がないため、理由としては弱いです。
成長しないということは、つまり経年による肉体的変化をしないということです。そのような特性を持つ者が、ブータの他にも存在しています。

螺旋王ロージェノムと、その配下の獣人達です。
ロージェノム自身は1,000年もの時を生き、四天王など一部の獣人も、数百年にわたって姿を変えず、生き続けることができました。
ヴィラルもまた、螺旋王によって老いない身体を与えられました。

獣人と獣の境目が大きなものでないならば、ロージェノムやヴィラルと同じように、ブータもまた不老不死になれるのかもしれません。
理由は不明ですが、ブータが不老の身体になっていたとすると、成長しないことへの一応の説明になります。その理由は、恐らく物語の核心に触れるものになるでしょう。



・最後の敵

今のところはアンチスパイラルであるように思えますが、本当にそうなのでしょうか。
アンチスパイラルは、かつて螺旋族に勝利し、母星へと追い落とした種族です。相応の戦力を持っていると考えられます。

しかし、アンチスパイラルも元は螺旋族だったと言います。螺旋の力を否定したということは、つまり遺伝子の2重螺旋を捨て去ったということだと思われ、恐らくは獣人のような存在であると考えられます。
ですが、どれだけ優秀な種族であったとしても、起源が螺旋族と同じである以上、そう大きな差は出ないと思われます。螺旋族に対して、幾らか優位という程度の域を出ないでしょう。

第1話冒頭において、シモン達が相対する敵艦隊は、「無量大数」です。アンチスパイラルが如何に強大だとしても、この域に達することが、果たして可能でしょうか。

無量大数とは、10の68乗を指す単位であり、一般に知られている中では最大のものでもあります。
1の後に0が68個。実際に書くと、このような感じです。

100,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,
000,000,000,000,000,000,000,000,000

こんな途方もない数の艦艇を、人と起源を同じにする種族が、本当に作り上げられるでしょうか。
作れたとして、制御できるのでしょうか。現在の地球上の人口など、遥かに超越した数なのです。艦内は無人で、無線による操作を行うにしても、そのシステムのキャパシティも無限ではないでしょうし、そもそもそのシステムを管理する存在が絶対に必要になります。
およそ常識の範疇で考えるなら、アンチスパイラルが無量大数もの大艦隊を作り上げられるとは、ちょっと思えないのです。

可能性として考えられるのは、超銀河ダイグレンの索敵システムにおいて、『計測不能』を示す単語が『無量大数』であるということ、そして第1話冒頭の敵艦隊はアンチスパイラルではないということの2つです。

冒頭の敵艦隊が、仮にアンチスパイラルでないとするなら、では一体何なのでしょう。
アンチスパイラルのメッセンジャーとなったニアが発した言葉の中に、「スパイラルネメシス」というものがありました。リーロンは、それを宇宙壊滅を指す言葉ではないかと推察します。

2人の言葉を聞く限り、「スパイラルネメシス」とは、例えば「増大し過ぎた螺旋力による宇宙崩壊」のような、結果としての現象というイメージを持たされます。
ですが、もしかするとこの言葉は、まったく別の何かを指しているのかもしれません。

アンチスパイラルさえもが恐れる宇宙の壊滅、スパイラルネメシス。
それほど強大で凶悪な存在であるのなら、無量大数の艦艇を引き連れていたとしても、無理はないと言えるかもしれません。
真なる最後の戦いの相手は、ひょっとすると、ニアを取り戻したその先にこそいるのかもしれません。

逆に、「無量大数」が超銀河ダイグレンの索敵システムにおいての計測不能を示す単語だったり、あるいはアンチスパイラルが本当に無量大数もの大艦隊を抱けるほど強大な勢力であった場合、「スパイラルネメシス」に相当するのは、例の「次元大瀑布」になるのではないでしょうか。

そう考えると、第1話冒頭での三つ巴の構図が成り立つため、上での推察よりも説得力が出てきます。前提さえ何とかなるなら、こちらの方が可能性は大きそうです。

ただ、いずれの場合も「最後の敵」に相当するだろう存在は、スパイラルネメシスであると考えられます。
かつて敗退したアンチスパイラルだけでなく、宇宙を壊滅させるほどの化け物とも戦う羽目になるだろうシモンは、生きて地上に戻ることが、果たしてできるのでしょうか。

テーマ : 天元突破グレンラガン
ジャンル : アニメ・コミック

天元突破グレンラガン 第23話 「行くぞ最後の戦いだ」

第3部では、打つ手の悉くが裏目に出てしまい、結果として人類を滅亡の危機に晒してしまったロシウ。それは彼だけの責任ではなく、むしろ彼はシモンと同じくらいに人類の未来を案じ、それゆえに打った策の数々であったわけで、周囲もそれを理解しており、そのことで彼を責める者などいませんでした。

ですが、周囲の者が納得しても、それで本人も納得できるというわけではありません。責任感の強いロシウは、生まれ故郷の村で1人、自らの失策の罪を贖おうとしていました。

その気持ちは、かつて自分を導いてくれた司祭様と再会し、言葉を交わしても揺らぐことがないほど、強く固められていました。
ロシウの様子がおかしいことを察知していたキノンと共に、グレンラガンを駆ってロシウを探し回るシモンでしたが、地上はあまりに広大であり、アダイ村にいるだろうことを察した時には、既にグレンラガンのスピードをもってしても、間に合わなくなっていました。

そこで、カテドラル・テラに異変が起こります。大螺旋コンピューターやメインエンジンを含む、すべての螺旋システムが、システム構築の前だというのに、突如としてフル稼働を始めたのです。
それは、「ロシウの元へ!」と強く願う、シモンとキノンの想いが、時空に風穴を開けようとしたがゆえに起こったことでした。
ロージェノムの言うところの『螺旋界認識転移システム』を知らず利用し、時間を超え空間を超え、グレンラガンごとロシウの眼前に飛び出したシモンは、拳を固く強く握りしめ、力一杯ロシウをぶん殴ります。

それはかつて、シモンが受けた拳でもありました。
シモンが迷った時、その拳は強く頬を打ち、迷いも不安も一度に吹き飛ばしてくれたのです。そして、吹き飛ばすのはそれだけではありませんでした。

シモンは言います。
「人はみんな、間違いを犯す。当たり前だ。
でもな、間違ったら誰かに、ぶん殴られりゃいいんだ。
自分で自分を罰する必要なんかないんだ」と。
過ちを罪と思うのはいい、でもそれで自分を罰するようなことはするな、お前が間違えたら、俺が殴ってやると、そう言ってロシウを説き伏せます。

そして、「来い、ロシウ。お前が必要だ」と、手を差し伸べます。ロシウはそれを、戸惑いながらもしっかりと、掴み返すのでした。

ロシウは、旅立ちの前にただ1人、キノンにだけ言葉を送っていました。

「自分1人でやれると思うな。周りと一緒に仕事をしていってほしい。君ならできる。僕から言えるのはそれだけだ。今まで、ありがとう。
キノン、君の友情に感謝する」

友情。
聡明なロシウのことです。キノンが自分に対して抱いている感情に、気付かなかったはずはありません。
だからこそ、あえてそう書いたのでしょう。未練を持たせないために。

ですがそれは、受ける側のことをまるで無視した考え方です。キノンが負った心の傷がどれほど深かったかは、想像に難くありません。
辛うじて間に合い、生きているロシウを目の当たりにしたキノンは、それまでの冷徹さをかなぐり捨てるかのように、泣きながらロシウにぶつかっていきます。そしてロシウはそれを受けとめ、自らの短慮を悔いたのです。

救える限りのみを救い、残りは見捨てざるを得ないとしたロシウは、グレンの座席でキノンを膝に抱き、人1人の重みを改めて感じていました。
彼が間違うことは、もう二度とありません。
仮にあったとしても、その時はグレン団の不撓不屈の鬼リーダーが、必ず殴りに来て、それを正してくれるでしょう。

さて、アンチスパイラルの本星へと召喚されたニアでしたが、連れて行かれたのはニアだけではありませんでした。その指輪も一緒に、本星へと転移していたのです。
これが何を意味するのかと申しますと、「観測するまでは不確定」という量子論において、確定へと促す鍵となるのです。

アンチスパイラルも、元は螺旋族でした。
しかし彼らは、増大を続ける螺旋力に恐れを抱き、いずれは宇宙を滅ぼし『スパイラルネメシス』へと誘うだろうその力を、反逆という形で攻め滅ぼそうとしたのです。
彼らは、その母星を巧妙に隠すことで、螺旋族の攻撃から守り通していました。その結果、螺旋族は攻勢に出ることができず、敗退するに至ったのです。

その隠された本星への扉が、ニアの指輪を鍵として、ついに開こうとしています。
次回第24話、「忘れるものかこの一分一秒を」。
カテドラル・テラ改め超銀河ダイグレンを駆り、地球を守るため、そしてニアを救い出すために、皆でアンチスパイラル本星へと向かいます。

全員服装も新たになりましたが、特にシモンは、第1話冒頭の姿へとついに至りました。口調がまだ変わっていないようですので、そのきっかけはこれから訪れるのでしょう。
苛烈を極めることが予想されるこの戦い、心根の優しいシモンをやさぐれさせてしまうほどの、一体どんなことが起こるのでしょう。楽しみな反面、ひどく不安でもあります。

テーマ : 天元突破グレンラガン
ジャンル : アニメ・コミック

「天元突破グレンラガン」のMAD~ニコニコ動画編 5回目

過去回→1回目2回目3回目4回目


【MAD】天元突破グレンラガン 或る街の群青 完成版
以前貼った作品の完成版です。
更に洗練されて、もはや非の打ち所のない名作となっています。

【MAD】天元突破グレンラガン シール
とにかく編集が素晴らしいです。面白すぎます。

グレンラガン 声優すごすぎワロタ1【修正版】
以前貼った作品の、キャラ追加と台詞差し替えを行った修正版です。
カミナ、ロシウ、レイテの中の人が、特に凄いです。

グレンラガン 声優すごすぎワロタ2
上記MADの第2弾です。キタンの中の人が特に凄いです。
アーテンボロー=オボロと知った時には、普通に驚きました。

MAD 祭りだグレンラガン
ありそうで無かったこの組み合わせ。
曲の熱さは折り紙付きです。

【MAD】 天元突破グレンラガン -アゲハ蝶-
ニアとシモンのMAD。
歌詞との合わせ方が秀逸です。

組曲 『天元突破グレンラガン』
少し前に流行ったニコニコ組曲のグレンラガン版です。
ネタに終わらず、しっかりと作品になっているのが素晴らしいです。

テーマ : 天元突破グレンラガン
ジャンル : アニメ・コミック

天元突破グレンラガン 第22話 「それが僕の最後の義務だ」

かつてはリットナー村の一村民に過ぎなかったリーロンは、シモン達との冒険の数々を経て、ついにはアークグレンのように巨大なメカを、自在に調整できるまでになりました。
それは、シモンが螺旋力の上昇によって、天井知らずに力を増していくこととよく似ています。

「螺旋力とは進化の力だ」と、ロージェノムは言っていました。そうであるなら、戦う力だけでなく、“戦うための力”、すなわちオーバーテクノロジーの遺産を完全に掌握できるほどの知識と技術もまた、螺旋力によって手に入れるに至ったと言えるのかもしれません。

さて、前回の予告にて、そうなることは明かされていましたが、実際の合体シーンの迫力は、予想を遥かに上回っていました。
合体の合言葉は、「スピンオン」。第1話冒頭にて、やさぐれ風味のシモンが発していたのと同じ言葉です。どうやらこの「スピンオン」という言葉は、グレンラガンと他のメカを合体させるキーワードであるようです。

小型ムガンの大半を、口上の余波のみでなぎ払った、圧倒的強さのグレンラガンに対し、なお苦戦を強いた巨大ムガンでしたが、アークグレンラガンの力の前には、手も足も出ないようでした。
その必殺技に打たれ、巨大ムガンは次空間の彼方へと吹き飛ばされていきました。

第1話冒頭の言葉が、ここでも出てきています。
アンチスパイラルの本隊は、銀河系の外から襲来するようですし、この物語が銀河の規模、光の速さで数万年かかる領域を舞台に戦う物語であることは、間違いないでしょう。
今のところ、亜光速航法すら登場してはいませんが、例の“次空間”は、もしかすると超光速航法に関連した要素なのかもしれません。

さて、巨大ムガンを倒しはしましたが、今度は落ちてくる月を何とかしなければなりません。むしろ、ここからが本番です。

アクシズを押し返そうとするνガンダムさながらに、月を押し返そうとするアークグレンラガンでしたが、直径だけでも数百倍はあろうかという巨大なその物体は、アークグレンラガンの力をもってしても、落下の勢いを弱める気配すらありませんでした。

そこで、気絶状態から覚醒したロージェノムが、グレンラガンのギガドリルによって、月が操作可能になることを明かします。
アークグレンラガンの操縦をギミーとダリーの2人に任せ、シモンとヴィラルは、月のコントロールを奪うために、一路掘り進んで行くのです。

果たして、その場所はありました。シモンが、いざドリルで貫かんとしたその時、あの人物が現れます。

その人物は、シモンの愛する女性の姿をして、絶望を謳い上げます。
貴方達に未来は無いと、あるのは絶対的絶望のみであると、繰り返し告げ続けます。
発端となった小型ムガンの来襲も、落ちてくる月も、宇宙で待ち受けていたムガンの大軍勢も、すべてはシモン達螺旋族に絶対的絶望を味わわせ、そのうえで全滅させるためだったと、そう言うのです。

ですが、それをシモンは否定します。ニア自身がそう言っているのにもかかわらず、違うと断言します。
思えばニアは、いつもシモンに決断を迫っていました。「戦って私を倒すか、それとも私に倒されるか」と。シモンはそれに応えられないかのように見えていましたが、違ったのです。

シモンだけが気付いていました。左手に光る、指輪の存在に。ニアの発していた、「私を助けて」という第3の選択肢に。
その事実を突き付けることで、ついにニアの心を溶かすのです。
月はシモン達によって掌握され、かつてロージェノムが駆った超巨大戦艦、カテドラル・テラへと姿を変えました。月の激突は、回避されたのです。

しかし、ニアの身体はアンチスパイラルに捕らわれたままです。
人類殲滅作戦が失敗に終わったことにより、今度はアンチスパイラルの本隊が、銀河系の彼方にあるその本星より進軍してくると、ニアは告げます。そしてニア自身は、地球の螺旋族のデータを得るために、本星へ召喚されると言うのです。

「アンチスパイラルを倒せば、お前は元に戻るのか」というシモンの問いに、「可能性は限りなくゼロに等しい」と応えるニア。
ですが、我らがグレン団のリーダーは、絶対に諦めず、最後の最後まで踏ん張ることで、勝利を得てきた男です。

「可能性が少しでもあるのなら、俺にとってそれは100%と同じことだ。俺を誰だと思ってる」

こんな自信に満ち溢れた台詞で、必ず助けに行くと告げるのです。格好良いことこの上ありません。
そりゃあ、ニアの心の闇も晴れようというものです。

かくして、アンチスパイラルの人類殲滅作戦、月の激突、ムガンによる大攻勢は失敗に終わり、地球は束の間の平和を得ることとなりました。
この物語の第3部もこれにて終了し、次回からはいよいよ第4部へと入っていきます。

次回、「行くぞ最後の戦いだ」。タイトルコールは、勿論あの人です。
ロシウの救済と、そしてシモンが変貌していく過程が描かれることになるようです。
そういえば、月が変形した超巨大戦艦カテドラル・テラは、第1話冒頭のあの戦艦と酷似していました。幾つかのキーワードの登場もありましたし、第1話冒頭と重なる時が、刻一刻と近付いているようです。

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天元突破グレンラガン 第21話 「あなたは生き残るべき人だ」

ヨーコ大活躍の回でした。
前回の終盤、シモンとニアの前に再び姿を現したヨーコは、名を変え姿を変え、辺境の島で先生として生きていました。
それは、かつてのカミナが夢見た世界そのものです。ヨーコはヨマコとして、1人静かにそれを守っていこうとしていました。

しかし、アンチスパイラルの人類殲滅計画は、都市も辺境も、大人も子供も関係なく、すべてを粛清するものです。ヨーコの守ろうとした世界が、大きな危機に晒されていました。

そして襲い来る、お尋ね者達の駆るガンメン。人類同士で争っている時ではないというのに、自棄になった彼らは、子供を盾に食料を要求してきます。
辺境の小さな島です。ガンメンに対する防備など、あろうはずもありません。なす術もなく暴力に屈するしかないと思われた、その時。ついにヨーコも、覚悟を決めます。

青い軌跡を残して縦横無尽に動く、トビダマの光。
中空に爆ぜる、ライフルの炎。
ヨーコにとって、そこらのガンメンなど、もはや敵ではありません。ただ一方的に蹂躙するはずだった彼らは、子供達の「ヨマコ先生」から、少しばかり手痛い授業を受ける羽目になりました。

取り戻した青い空が、再び奪われようとしています。それは、その島も例外ではありませんでした。
それならば。
かつてのグレン団の一員として、カミナと共にあった者として、それを守らなければなりません。そうしてヨーコは、再びカミナシティへと向かうことになったのです。

ニアを追い払った後、シモンとヴィラルを救い出し、キタン達と合流します。
キタンは、もしかしたら死んでしまうのではないかと心配していたのですが、死亡フラグは無事撥ね退けられましたようで、一安心です。

レイテから引き渡されたのは、廃棄処分となるはずだったグレンラガンでした。リーロンが気を利かせてくれたようです。
出力も増大しており、単独での大気圏外への離脱まで可能となっていました。さすがはリーロン、このアニメの屋台骨。やること成すことすべてがクールです。

「まったくしぶとい奴だな、お前もコイツも」と呟きを漏らすヴィラルに、「乗ってみるか?」とシモン。それも一興と返すヴィラル。
こんなことも、いつかはあるのではと思ってはいましたが、本当にあるとは考えていませんでしたので、ちょっと驚きました。

一方、成層圏外へ離脱したアークグレンは、アンチスパイラルの猛攻に晒されていました。
グラパール隊の損耗は著しく、アークグレン自身も被弾を免れず、更には螺旋エネルギーが低下してしまいます。人々の不安な心が、螺旋エネルギーの低下を招いているのです。

これが僕の限界なのか、僕達はここまでなのかと心を折りそうになるロシウ。誰もが、この先にある絶望を、もはや疑っていませんでした。
そこで、7年前のあの時、絶対的な絶望を前にしたロシウを勇気付けた、あの声が響き渡ります。

「諦めるな、ロシウ!
諦めたらそこで終わりだ!
忘れたのか、このドリルが、天を衝くドリルだってことを!」

最高のタイミングでの登場です。そして、ヴィラルと共に“アレ”をやるのです。

「人と獣の二つの道が、螺子って交わる螺旋道!」
「昨日の敵で運命を砕く! 明日の道をこの手で掴む!」
「「宿命合体グレンラガン! 俺を誰だと思ってやがる!!」」


なんてアニメでしょう。
本当に、なんというアニメなんでしょう。
あまりにも熱過ぎです。あまりにも面白過ぎます。
誰も彼もが魅力に溢れていて、痺れるくらいに格好良いです。
あえて申しましょう、「神アニメである」と。

そして次回第22話、「それが僕の最後の義務だ」。
人類最後の希望とされるそれの名は、“アークグレンラガン”。どのようなものであるのかは、恐らく私達の想像通りだと思われます。

また、グレンラガンがニアにドリルを向けている場面も見られました。
ニアの左手には、未だ指輪がはめられたままです。それだけはないと思いたいですが、さてどうなりますでしょうか。

テーマ : 天元突破グレンラガン
ジャンル : アニメ・コミック

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